新しい富山の発見ブログ

とやま暮らし

富山のイベント ノウハウ

住民運動会で感じた「自治会・町内会に必要なもの」

2016/11/17

住民運動会

居住地区の住民運動会が開かれた。

住民運動会
町内ごとにチームを作り、他の町内と競い合う運動会。競技種目などは地区ごとに異なる。新興住宅ができ、若い世代が多いところが必然的に強くなる。

あなたの住む地域には、住民運動会があるだろうか?

僕の住む富山県富山市では毎年開催される。都会にいた時は、住民運動会の「じゅ」も聞かなかったので、もしかすると田舎独特の文化なのかもしれない

住民運動会2

でも写真のように、こんなに自転車が並ぶほど多くの人が参加している行事である。

久しぶりに住民運動会に参加してみて、考えさせられたことがあったのでまとめてみた。

住民運動会

僕の住む地区の住民運動会は、17の町内で競い合う。ここ3〜4年は、事故や雨で中止が続いたが今年は最後まで行われた。

僕は1種目のみに参加した。高校以来の運動会なので、もう十数年振りの運動会だ。

町内ごとにテントが建てられ、その中で競技を見守る。競技参加者はもちろんだが、競技には参加できない高齢者も見守りにだけ来ていたりする

テントで競技を見ていると、ちょうど自分の町内がムカデレース(数人で足をロープで繋げて走る競技)で劇的な逆転を見せた。

テント内は沸きに沸く!大盛り上がり。出場選手が戻ってくるとまるで金メダル選手をとった選手を出迎えるように、ハイタッチの嵐が起こる。僕もその興奮に当てられて、出場選手がカッコよく見えた。

でも住民運動会で、得られるものってなんなのだろうか?

住民運動会のメリット

同じ町内に住む人の顔がわかる。

富山暮らしと東京暮らしをして感じた「11個の富山の特徴」』でも書いているが、富山という田舎だからといって近所付き合いが密なわけではない。

0歳の時からこの町内で育った僕でも、顔も名前も知らない人が余裕で半分以上いる。

そのような状態なので、住民運動会に出ることで少し町内の人の顔がわかるようになる

町内の団結が生まれる

町内でチームを組むことで、みんなで協力して勝とうという意思が生まれる。個人競技よりもチーム競技が多いので必然的に協力が必要になる。

競技に勝ったときは嬉しいし、負けたときは悔しい。

そのような共通の体験をすることで、町内の仲間意識は高まる

友達に会える

jyuminundokai3

住民運動会は地区の範囲で開かれるので、懐かしい友達に会うことができる

小学生なんかは、運動会に来るというよりは友達と遊びに来るような感じだ。遊びの合間に競技に出るような。

自分が小さかった頃を思い出してみても、普段は遠くて遊びに行きにくい友達と遊べることが楽しかった。

でも30前半の僕の友人はほんの数人しか参加していなかった。これは、わざわざ運動会に出てくる意味がないからだと思う。「せっかくの休みになぜわざわざ知り合いの少ない場所に来て疲れることをしないといけないのか?」これがいわゆる若者のリアルな意見だと思う。

でもここに、自治会・町内会の課題を解決するヒントがある気がする

自治会・町内会の課題

僕の町内は、かなり高齢化が進み町内会に若者が関わらなくなっている

その状態を高齢者は「今の若者は、なぜ参加しないんだ!」と怒っている人もいる。

僕の考えでは、高齢者側と若者側の思いは次のような感じですれ違っている。

高齢者
年をとってできないことが増えてその部分を若者になんとかして欲しい。自分達は今まで無償でやってきたのに、なぜ今の若者はやらないんだ。

若者
仕事も忙しいのにどうして高齢者のためにお金にもならないことをしないといけないのか。

要するに若者は、現在の町内の状況に何も困っていない。だから町内会・自治会に参加する意味が全くない

こんな風に言うと町内会・自治会に参加することにメリットはある。という意見は出そうだが、もし何かメリットがあったとしてもそれはなかなか目に見えないし、どうしても必要なものではない。

自治会・町内会の課題解決のヒント

では、どうすれば良いのか?

何のメリットもないと思っているのであれば、何かメリットがあると思わせるしかない。

もちろんそのメリットが「お金」でもいいのだが、「お金」が前面にですぎては本来の意味の人間関係はできない。

そこで、僕が考えた考えは「楽しさ」だ。

若者は楽しいイベントにはお金を払っても行く。

今の町内会・自治会に若者が来ないのは、要するに「楽しくない」のだ必要性がなければ、楽しくないことなんてしたくないというのは、人間の正常な考えだと思う。

「楽しさ」をどう演出していくか?方法は町内毎に無限にあると思う。僕は、今回の住民運動会で「友達」がキーワードになるのではないかと思った。

友達と遊ぶ小学生が本当に楽しそうだったから。

例えば、住民運動会の後は同窓会。みたいな感じでも良いかもしれない。

まとめ

久しぶりの運動会。勝ちに熱くなるとか、負けて悔しいとか、そういった感情と向き合ったり、チームの一体感を感じたり、とても楽しい経験だった。

世代が違うと基本的な考え方も違うように、時代は常に動いている。

現代はネットが整い、リアルに顔を合わさなくても多くのことが完結するようになっている。どんなに強制しても人は動かない時代になってきている。

そんな中で、町内会・自治会というリアルな世界での問題を解決するには、「自分」という決まった視点からだけ考えていてはいけない

相手はどう思っているのか?どんなことを求めているのか?など冷静に「相手目線」で考えることがとても重要になってくる。

問題を整理して、それをわかりやすく伝える「人を動かすデザイン」のようなモノが必要な気がする。

アドセンス

-富山のイベント, ノウハウ

少しでも発見があったら、ポチッ!とお願いします。

最新情報をGET!

「フォローする」「いいね!」ボタンを押すと最新情報をすぐに確認できるようになります。