【スーパームーン2021】ブルームーンと皆既月食の奇跡の共演!富山ではいつ見られるの?

【2021年5月26日追記】
2021年度のスーパームーンは5月26日に見られるようです。

 

【2020年4月6日追記】
2020年度のスーパームーンは4月7日~8日に見られるようです。

 

めえ助
あとの記事は2018年度のブルームーンと皆既月食が重なった日の記事なので、参考までにどうぞ

2018年1月31日ブルームーンと皆既月食が同時見られる奇跡的な日。

一部の記事では「スーパームーンとブルームーンと皆既月食が見られる」なんてことも書かれていたりする。

〇〇ムーンが出すぎてよく分かんない。

「ブルームーン 富山」で検索かけたら射水市のラブホテル出てくるし…w

歴史的にすごいイベントっぽいので、1月31日に起こるブルームーンと皆既月食と観測時間帯についてちょっとまとめてみた。

 

目次

スーパームーン、ブルームーン、皆既月食とは?

スーパームーンとブルームーン

スーパームーンとかブルームーンって一体なんなんだろうか?

それぞれ整理してみた。

 

スーパームーンとは?

スーパームーンは、地球に一番近づいて大きく見える満月もしくは新月。

しかし国立天文台によると、スーパームーンは天文学の正式な用語ではなく、明確な定義も決まっていないそうだ。

月と地球の平均距離は、38万4400キロメートル。一番離れる時で約40万キロ、一番近づく時で36万キロほどだそう。近くのものは大きく見えるので、一般的にスーパームーンと呼ばれる月は、実際よりも大きく見えるのだ。

ちなみにそのスーパームーンが見られる周期は、1年に1回らしい(満月の場合)。

思っていたよりも、意外と珍しい月ではないんだな。

月の大きさの比較

満月の大きさの比較2020

画像引用:国立天文台HP

大きさの差は約10%。このように比べると「大きさ」の差を感じるが、実際の肉眼ではこのように明確に比較できるわけではないので、そこまで大きさの差は感じないらしい。

ちなみに僕は「めっちゃ月でかいな」って思ったことがあったのだが、それは地平線に近かったかららしい。地平線に近いと比較物があるから、大きく見えるんだってさ。

ちなみに国立天文台HPには、2018年で最も大きく見える満月は1/2だと明記してある。

1/31も満月だが、1/2の満月よりは小さく見えるようだ。

ということは、
1/31の月は「スーパームーン」とはいえない。

そもそも「スーパームーン」に明確な定義がないのだが、「とりあえず大きい月はスーパームーンにしとけ」ってのは、ちょっとダメでしょ。どこかの誰かが無理やり煽ってる感強すぎじゃんw

 

ブルームーンとは?

2018年の皆既月食

画像引用:国立天文台HP

ブルームーンは、青い月というわけではなく、ひと月に満月が2回ある場合の2回目の満月のこと。

月の周期は29.5日なので、2~3年に1回、19年に7回ほどの頻度で、ひと月に満月が2回現れる場合がある。

前述のスーパームーンよりは、かなり珍しい月。

 

皆既月食とは?

月食は、太陽と地球と月が一直線になることで、地球の影が月に落ちて、月が欠けたように見える現象だ。ブラッドムーンとも呼ばれているらしい。

一部が欠けるのを「部分日食」、全てが欠けるのを「皆既月食」。

その周期は、約3年に2回ほどだが、日本で見られる確率はそれよりもっと低くなる。

2つの奇跡が重なる奇跡の天文現象

ブルームーン、皆既月食、スーパームーン(今回は惜しかったが厳密にはスーパームーンではない)。

それぞれが珍しい天文現象であるのに、これらが同時に発生する奇跡のような確率の日がある。

それが
2018年1月31日

もし上記の3つが全て1/31に重なっていたら、152年前の1866年3月以来の奇跡だったのだけど、今回は惜しくもスーパームーンの条件が×だった…。

それでも、ブルームーンと皆既月食だけでも十分珍しい天文学的イベント。

そんなレア現象なわりにそこまで騒がれてない気がするのは、僕だけだろうか?

皆既月食はいつ見られるの?

部分食の始め 1/31,20時48.1分
皆既食の始め 21時51.4分
食の最大(食分) 22時29.8分
皆既食の終わり 23時08.3分
部分食の終わり 2/1,0時11.5分

国立天文台の情報を読んでいると、日本中どこでも見られる時間は変わらないそうだ。

ということは、わが富山県でも上記の時間に見られる。

1時間以上かけて様々に変わる月の姿が見られるので、写真を撮るにも滅多にないチャンス!

ブルームーンは何時頃?

「ブルームーンは、ひと月に満月が2回ある場合の2回目の満月のこと」だったので、1/31の月は全てブルームーンだといえる。

この日の月の出は、16時57分頃のようだ。

月食が起こる前のブルームーンも十分レアなので、しっかりと観測しておこう。

双眼鏡でお手軽観測

これだけ珍しい天体現象。

肉眼でも十分確認できるらしいのだが、どうせならもっとしっかりと見たい!

と思って、富山市天文台を調べてみた。

この日は休館日らしい…。マジか!!w

立派な天体望遠鏡なんてこの日のためだけに買えない。でも、ちょっとは特別感を出して綺麗な月を観たい!

そんな人には、Vixes(ビクセン)の双眼鏡をオススメする。

TVの宙ガールの番組で紹介していて、思わず購入した商品。1万円以内で買えて、コンパクトなので持ち運びにも便利。

山に行くときにはいつも携帯していて、昨年は西穂山荘でも星や月を観てきた。

この値段でこれだけコンパクトで、結構ハッキリと月や星の天体が観られるのでコスパ的には十分。

今回の天体イベントでも、こいつを使って自宅から観察する予定だ。

まとめ

2018年1月31日の月がスーパームーンなのかどうかはよく分かんないけど、ブルームーンと皆既月食が重なることは確実。

そんな珍しい天体現象の日、是非とも晴れわたって、快適に天体観測をしたい。

Yahoo!天気をチェックしてみると、富山の天気は今のところ曇りのち雪。降水確率60%。

こういう天体系のイベントをしっかり観たことないので、是非とも晴れて欲しいもんだ!

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