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「月影ベイベ」ってなんけ?八尾「おわら風の盆」が舞台の漫画やちゃ!

月影ベイベ

月影ベイベとは

おわら風の盆は全国的に有名だと思うが、そのおわら風の盆の八尾町を舞台にした漫画「月影ベイベ」を知っているだろうか?

富山に関係のある漫画といえば、個人的に一番に思い浮かぶのが、氷見市を舞台にした「ほしのふるまち」。他にも「orange-オレンジ」や「おおかみこどもの雨と雪」(これはアニメかな?)などがある。

で、意外と知られていないのが「月影ベイベ」。

僕も県外の漫画好きの友達に教えられて知った。そして「どうせ大したことない漫画やろ?」なんて思っていたw

しかしなんと!「月影ベイベ」は、2014年度このマンガがすごい!オンナ編第3位に入った漫画らしい。いい機会だし読んでみるかと思って読んでみた。

1ページ目の主人公光の最初の言葉が、「こないだゆうとったCD、焼いてくれたがけ?」

しかも「言うとった」に「ゆうとった」とふりがながついている。

富山弁満載すぎやろ!w

月影ベイベのあらすじ

富山県八尾町、伝統芸能「越中おわら節」のある、人口2万人ほどの町。

そこで毎年行われる「おわら風の盆」という祭りには、全国、海外から20万人以上の人が訪れる。

おわらの町八尾に、東京から転校してきた女子高校生、峰岸蛍子。風邪でしばらく休んでいた地元のおわら大好きな男子高校生、佐伯光は、教室で蛍子を見かける。

体育祭に向けた「おわら」の全体練習で、「興味ないから」と蛍子は練習もせずにすぐに教室に戻る。だが忘れ物をした光が教室へ戻ると、蛍子は一人で美しいおわら踊りをしていた。

東京からの転校生、蛍子はなぜおわらを踊れるのか?それには、どうやら光のおじさんの円(まどか)が関係しているらしい。

富山県八尾町、おわら、おわら風の盆、高校生、伝統芸能。それらがうまく絡みあって展開していく物語。

月影ベイベの感想

絵は、シンプルな線で描かれとる。独特な雰囲気を持っとる絵で、読んどるうちにどんどん惹かれていく。

背景は、実際の八尾の町とほぼ同じ風景が描かれている。「おわら風の盆」などで八尾の町を歩いたことある人やったら、「あー、あそこやな!」って感じで大体わかんがじゃないかと思う。

上から目線で申し訳ないがやけど、最初は「よくある富山弁だけ出てきて内容ないやつやろーなー」と何の期待もせんと読み始めた。しかしストーリーも結構しっかりしとって読み応えがある。

まだ3巻までしか読んでないがやけど、続きが結構気になっとるw

そしてやっぱ富山県民として一番気になるんは、富山弁!

漫画の富山弁方言指導として、「新川早織さん」という人が記載されとんがやけど、結構こてこての富山弁。富山でも地域によってかなり言葉が違っとるから、それも実感できる。

ドラマとかやったら発音のちょっとした違和感が気になって、「頑張って富山弁話しとるなー」って思ってしまう。でも漫画だからなんか、指導がしっかりしとるからながか、あんまり違和感なく読める。

姪っ子は、富山弁だということを特に意識せずに読んどって、それがちょっと面白かった。それくらい日常的に使われとる富山弁に近い。

月影ベイベの作者

月影ベイベの作者は、「小玉ユキ」さん。漫画のプロフィールには、次のように記載してある。

小玉ユキ
9月26日生まれのA型。長崎県出身。2000年「CUTiE comic」(宝島社)にてデビュー。2005年より「月刊flowers」(小学館)にて数々の作品を発表し始め、2007年に「光の海」でコミックスデビュー。2012年「坂道のアポロン」で第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞

八尾のおわらを舞台にするくらいだから、富山出身なのかと思いきやそうではないようだ。

八尾で育っていないにも関わらず、「取材によってここまでリアルっぽく漫画にできるものなんだなぁ」とちょっと感心した。漫画を読んでみても分かると思うが、表面をさらっとなぞっただけではなく、しっかり取材されていることが分かる。

でも個人的に、「なんで富山のおわら」だったのかが、すごく気になる。

やはり富山の面白さって県外の人の方が、分かっていたりするんやろうなぁ。でも本当なんで日本各地に伝統芸能がある中で、「富山県八尾町のおわら」だったのだろう?気になる...。

おわら風の盆とは

おわら風の盆

富山県八尾町で9月に行われる祭り。人口2万人の八尾町に全国から20万人以上が訪れる。海外からの観光客も多い。

八尾の町自体もとても雰囲気があって歩きがいがあるのだが、おわら風の盆のときは、綺麗なぼんぼりなどでさらに風情のある風景になる。

おわらは、踊り、唄、三味線、胡弓、太鼓、囃子(はやし)で成り立っている。

僕は、大勢が歩きながら踊る町流しの踊りがお気に入りだ。男女の踊りの絡み合いと、胡弓、唄、囃子がしっかりと胸の奥に届いてくる感じがなんとも言えない。

富山生まれ富山育ちなのだが、20代後半になって初めて見に行った。「富山にこんないい所があったのか」とあらためて思い、それからは毎年行っている。

実はこのブログを始めるきっかけにもなったのが、「おわら風の盆」なのだ。

まとめ

八尾のおわらが舞台の「月影ベイベ」。

想像以上によくできた作品で、読んでも損はないだろう。特に富山県民なのであれば、ここまでこてこての富山弁が文字として描かれている漫画というだけで、楽しめるのではないかと思う。

この漫画がきっかけで、富山に来る人、おわら風の盆に来る人が増えて、富山の魅力がもっと伝わるといいなぁ。

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