堀江貴文氏の「健康の結論」を読みました。
「今までは別に長生きしなくても、コロッと死ねればいいや」くらいに思っていましたが、どうもそう楽に最期を迎えるのは難しそうですね…。
趣味をするにも仕事をするにも健康に動けることが大前提。
ホリエモンの著書「健康の結論」を読んで分かったことを感想レビューとしてまとめてみました!
健康の結論|治療から予防へ
健康の結論の一番初めに次のようなことが書かれています。
生き続けるために、最も重要で確実な「結論」はたった一つ。
それは、「防げる死を防ぐ」ことだ。
引用:堀江貴文著「健康の結論」
この本を読むと「病気になってから治療するよりも、予防に力を入れた方が経済的にも身体的にも良い」ということを実感します。
長く健康で人生を楽しみたい人であれば、この考え方は役に立ちます。
健康の結論|購入した理由
僕が堀江貴文著「健康の結論」を読もうと思ったキッカケは次の通りです。
- 30代後半になって健康面の不安が出てきた
- 家族の病気を目にすることも増えた
- 将来病気になってしまった時の経済面も不安
健康についての情報はネットやTVでも得ることができますが、何を信じていいのかよく分からないというのが正直なところ…
信じる信じないは自己責任として、ホリエモンという最先端の人の考え方や意見を聞いてみたかったので読んでみました。
健康の結論|内容
「健康の結論」は全8章で構成されていて「はじめに」と「おわりに」で締めくくられています。
- 働き方のアップデート法
(次世代を生きる) - 生きるモチベーション
(メンタル管理と自殺予防) - 命を救う行動力
(心臓突然死を防ぐ) - がんで死なないために
(病気予防の考え方) - 脳をクリアに保つ
(脳血管疾患を防ぐ) - いま知っておくべき「HPV」とは?
(産婦人科医に聞いた話) - 歯周病予防で全身を守る
(日常習慣を変える) - ホリエモンの予防医療サロン
(落合陽一編)
各章の最後には「僕の結論」という項目で、記事の内容が端的にまとめられているので分かりやすいです。
働き方のアップデート法
これからは長寿の時代がやってきます。
長く生きるということは、長く稼がないといけないということ。そのために必要な「ストレスのこと」「プライドのこと」「自信のこと」などが論理的に書かれています。
生きるモチベーション
日本は4人に1人が自殺を考える国。
若者の自殺が事故死より多いのは先進国で日本だけです。
そんな日本で生きるのが辛いと思っている人はどうすれば良いのか、周りの人はどうしていけばいいのかが書かれています。
命を救う行動力
日本では年間7万人が心臓突然死します。
予測できない心停止を怖がるよりも、AEDの使用法や救命法を身につける方が、人の命を救える可能性が高いというようなことが書かれています。
がんで死なないために
日本では感染症由来のがんが約25%。
検診や食生活などの予防で、多くの命を救うことができるということが書かれています。
それぞれのガンについて、どんな検査を受ければ良いかなどが具体的に書かれているのでかなり役に立ちます。
脳をクリアに保つ
日本では脳卒中で死ぬ人は減りましたが患者数は増加。
脳卒中の種類や対処法、初期症状などについて書かれています。
初期症状などは知っておかないと自分や周りの人の症状を見逃すことになり、それがイコール生死の分けれ目になることも…、知っておきたい有益な情報です。
いま知っておくべき「HPV」とは?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性の子宮頸癌の原因となるウイルス。
しかし男女問わず性交渉したことがある人の8割が感染する。さらに子宮頸癌だけでなく、咽頭癌、陰茎がんなどの原因にもなるという…。
その予防方法や考え方について書かれています。
歯周病予防で全身を守る
歯周病は脳卒中や心疾患を引き起こす。
歯周病は歯だけでの問題ではありません。歯周病菌は歯茎の毛細血管から全身を駆け巡ります。
歯を清潔に保ち、歯周病をおさえることのメリット、その予防法などについて書かれています。
ホリエモンの予防医療サロン
落合陽一氏とホリエモンによる、予防医療やこれからの医療についての対談について書かれています。
年齢性別ごとの予防医療リストなどもあり、今自分がかかる危険性の高い病気のことなどが具体的に分かるので便利です。
まとめ
堀江貴文氏の著書「健康の結論」についてレビューしてみました!
「健康の結論」はかなり端的に僕のような初心者でも分かりやすく書かれています。200ページほどですが、読みやすかったので2~3時間ほどで読み終わりました。
健康で楽しく生きたい人にはオススメの本です。
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