7/1,2と2日間に渡って行われた「親子で楽しむえんとつ町のプペル展」
2日間で1200人以上がプペル展を見ていってくれた。
旧大山町の大庄地区コミュニティセンターに、1200人とか過去最高人数なんじゃないかと勝手に思っている。
しかも、1日目はめちゃめちゃ雨w 2日目はなんとか晴れてくれた、ってくらい天候も優れない中での動員数。
しかもしかも、このイベントの主催者はイベントど素人の女性。運営チームは、家族友人知人。特別な広告費も特に使ってない。
実際に見に行ってみて、地域の力をすごく感じた。
田舎や地方は本当に廃れているのか?
イベントが開催される前は、まさか1000人以上が足を運んでくれるとは思ってもいなかった。
来ている人を見ていると、そのほとんどが小さい子供を連れた親子。おじいちゃんやおばあちゃんと孫もチラホラ。
廊下を子供たちが元気に駆け回り、すごく楽しそう。偶然知り合いや友達と遭遇して、「久しぶりー」なんて声も聞こえてくる。
完全に僕の主観だが、旧大山地区の人が多く来てくれていたように思う。僕も偶然、大山の友達親子に会った。
もちろん他の地域から来てくれた人もいると思うが、ここで一つの考えが頭に浮かんだ。
機会と場所がないだけなのでは?
富山でも田舎の方に行くと過疎化が叫ばれ、町内の高齢化が進んでいる。
県や市では、地方創生、町おこしなんて言葉を使って行政が広告を打っていろんなイベントを開催していたりする。
でも、大山地区のこの場所にこれだけの人数が集まるというのは、見えにくいだけでその地域にエネルギーがあるということだ。
別に富山県の中心部で何かやらなくても、各地域に確実にエネルギーは眠っている。
別に大きな仕掛けじゃなくても、そのエネルギーが集まる場所と理由があればその眠ったエネルギーが目を覚ます。
何万なんて規模のイベントは実は誰も必要としていなくて、地域に住む人たちが顔を合わせて笑顔でいられる規模のイベントこそ実は必要なんじゃないかと思う。
町おこしや地域おこしという言葉を聞くと、今までなかった何か新しいことを立ち上げて大規模なことをするイメージがあった。しかし、眠っているエネルギーを文字どおり「起こし」てあげることで十分なのかもしれない。
次のえんとつ町のプペル展は、7/8(土),9(日)に高岡市のファクトリーアートミュージアムトヤマで。
高岡ではどんな人たちで、どんなプペル展になるのか今から楽しみだ♪