この秋、「えんとつ町のプぺル展」がふたたび富山&石川にやってきます。
能登半島のさいはて・石川県珠洲市から、富山県の再東端・朝日町へと海側を巡り、同最南端・南砺市利賀村へ。えんとつ町の物語を描いた41枚の「光る絵」が、海辺と山奥を照らします。
物語の場所「えんとつ町」は、煙で空がまったく見えません。「星をみた」と言ったルビッチのお父さんは、ウソつき扱い。でも数年後、ゴミ人間・プぺルが現れて・・・。
著者の西野亮廣さんは、「ゴミ人間」を夢を見続ける人の比喩として登場させ、「夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺」として、えんとつ町を描きました。
今回の開催地は、いずれも過疎化が深刻な地域。
「どんどん人が、いなくなる。何をしても、無駄だよ」
そんな声は、「えんとつ町」の空いっぱいに広がる“煙”のようです。
「ルビッチ、うえをみてごらん。煙をぬけるよ!目を閉じちゃだめだ」
未来を見つめて、それぞれの土地で暮らしを紡ぐ仲間たちで、「えんとつ町のプぺル展」を開催します。たくさんの方に、プぺルの世界を感じていただけると嬉しいです。
「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」
<北海道復興応援 プペル展>
平成30年9月に発生した北海道胆振東部地震の復興を応援したい想いをこめて、朝日町・利賀では、観覧料の10%を「平成30年北海道胆振東部地震災害義援金」に寄付します。
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