2017年の利賀そば祭り&TOGAカマクラビレッジ
【追記3】
利賀そば祭りの中止を受けて、地域の有志達の「なんとか力になりたい」という想いから『利賀元気市』が開催されることになった。
【追記2】
平成29年度の「利賀そば祭り」と「TOGAカマクラビレッジ」は中止。
2017.1.16に発生した地滑りによって、利賀そば祭りの会場付近に甚大な被害を受けた。現在も大変危険な状況が続いており、道路状況や来場者の安全を考慮した結果、残念ながら中止となってしまった…。
【追記1】
現在、2017年1月16日に旧スノーバレー利賀スキー場で発生した土砂崩れの影響で、「利賀そば祭り」「TOGAカマクラビレッジ」自体開催するかどうか検討中とのこと。
利賀村のような山奥の自治体で、大きなイベントをしようとしたときに、このような災害が起こると財政面でもかなり厳しい状態になる。今回の災害で直接的な被害はなかったようだが、間接的には様々な影響が出るだろう。
どうやら2/27(金)あたりに、最終的な判断を下すようだ。もし開催されるのなら、設営協力金を少し多めに払おうと思う。
その南砺市利賀村の冬の一大イベント「利賀そば祭り」と「TOGAカマクラビレッジ」。なんと例年県内外から1万人以上も人が集まるらしい!
結構引きこもりな僕は、「今年こそ行こう!」と意気込み、イベントの内容や利賀村へのアクセス方法など、いろいろと調べてまとめてみた。
第13回利賀そば祭り2017
南砺市の利賀村国際キャンプ場で開催される「利賀そば祭り」。
トップの写真を見てもらえば分かる通り、そばを食べて終わりってわけではない!そばだけの祭りに1万人以上とか来ない!w
温かい利賀そばに、花火や雪像、伝統芸能などが合わさって、利賀村独自のイベントになるからこそ人が集まるのだ。
そしてこのポスターの女の子とおっちゃん、めちゃくちゃいい味出してる!
イベント内容
・利賀名産そばの出店
・巨大雪像の展示
・伝統芸能披露
☆スノーウェディング(予定)
☆雪上花火(予定)
☆ワンコインパーティー(2日目夜、予定)
【利賀名産そばの出店】
利賀国際キャンプ場にあるグルメ館内では、利賀村名物のそばが食べられる。グルメ館は全長70m以上ある施設で、多くの人が入ることができる。利賀そばなどの食べ物を食べて、体を温めながら休憩するにはいい場所だ。
【巨大雪像の展示】
高さ5m以上以上もある巨大な雪像が立ち並ぶ。札幌の雪祭りほど多数の雪像があるわけではないが、その存在感には圧倒される。
【伝統芸能披露】
富山県南砺市の伝統芸能「丑引き」「民謡」「わらじ作り」などを間近で体験することができる。大きな丸太を丑に見立てて、大勢で引く「丑引き」は、牛を使って農作業をしていた当時の生活を思い起こさせる。
「スノーウェディング」「雪上花火」「ワンコインパーティー」は、『利賀そば祭りのFacebookページ』上では、まだ未定となっている。
でも、真っ白な雪と雪像を背景に見る花火は是非とも見たい!最近の花火は音楽に合わせてリズミカルに打ち上がるので、ショーとしてとても楽しめる。
そして「SCOT」に代表されるようにいまや利賀村は、国際交流拠点。ロシアの方々を中心とした外国の若者たちと酒を呑みながら交流できるワンコインパーティーも楽しそうだ。
例年でいえばステージで様々な出し物がされるようなので、見るものには困らなそうだ。
TOGAカマクラビレッジ
南砺利賀そば祭りの会場の向かい、旧スノーバレー利賀スキー場に、大小のカマクラからなる「TOGA KAMAKURA VILLAGE(カマクラビレッジ)」が登場する。
2016年は、直径10m以上のカマクラを含めて5つのカマクラが現れたようだ。カマクラを利用した雪上Cafeやアートイベント、ワークショップなど、今まで珍しい雪遊びを体験できる。
ただ2017年1月17日に、旧スノーバレー利賀スキー場で土砂崩れが発生した。犠牲者はいなかったのだが、カマクラビレッジが今年は開催されるかどうか心配だ。
イベント内容
・そり遊び・雪遊び
・スノーシュー体験
・Eボート
・カマクラCafe&Bar
カマクラビレッジでは、子供向けそりの有料レンタルや、おもしろそりが用意されているので親子で楽しむことができる。
また、スノーシューと呼ばれる雪上を歩くための用具を使って、ガイドと一緒に雪の森の中を探検することもできる。深々と積もった新雪の雪を歩く体験は滅多にできるものではない。
さらにEボートと呼ばれる大きなゴムボートで、雪上を滑ることもできる。大きなゴムボートに大勢で乗り込んで滑るのは、想像しただけで楽しそうだ。
きわめつけは超おしゃれで雰囲気のある「カマクラCafe&Bar」。雪国にしかないカマクラの中で、お茶やお酒を楽しむことができる場所は、日本全国でもそこまで多くないだろう。
アクセス情報
めちゃくちゃ楽しそうな「南砺利賀そば祭り」「TOGAカマクラビレッジ」だが、一番心配なのはそのアクセスだ。
基本的に利賀村へは、自動車で行くか、JR+バスで行くことになる。
ただ結構な山道のため、夏の時期でさえなかなか運転が大変だったりする。運転の下手な僕は、冬のこの時期に無事にたどりつけるのか…
とりあえず、利賀村へのアクセスは『南砺市利賀村へのアクセス完全まとめ!』により詳しくまとめたので、参考にしてほしい。
まとめ
富山県南砺市の山奥利賀村。
雪景色と、立ち並ぶ巨大な雪像とカマクラ。そこに花火が打ち上がる。
写真を見えても分かるように、非日常を楽しめるイベントであることは間違いない。
大勢の人が集まるイベントで混み合うことに加え、かなりの雪道だ。変に焦ったり急いだりせずに、譲りあいの気持ちを忘れず安全運転で会場まで行って欲しい。寒い冬だからこそ、心は温かくいきたいものだ。