今回の「障がい児者・健常者、ごちゃ混ぜ街歩き&北陸新幹線!」は、天候悪化のため春に延期だそうです。
よく考えてみたら、健常者でさえ雪道を歩くのは大変なのに、車椅子で雪道って考えたら…
車椅子の人の気持ちになってみると、本当に大変なこと多いことに今更ながら気づかされます。
イベント内容
歩む会Andanteの坪田さん主催のイベント。
今までに『「障害者差別解消法」チラシ配り』や『健常者障がい児者ごちゃ混ぜ車いす運動会!』『障害者×健常者、ごちゃ混ぜクリスマス会』などのイベントを、障害者・健常者ごちゃ混ぜで開催している。
今回は、健常者と障害者がごちゃまぜになって、新高岡駅から富山駅まで北陸新幹線で移動。富山駅周辺をみんなで散歩して、カフェでお茶。そしてまた新高岡駅に戻ってくるという内容だ。
障害者目線で、新高岡駅、富山駅、富山駅周辺を見るとどのように映るのだろうか?健常者が普通に買うタッチパネルのチケット売り場、段差、エレベーター、車両の狭さ、障害者と一緒に行動しているからこそわかる新しい発見がいっぱいだ。
施設を設計する人がこのようなイベントに参加してくれたら、障害者にも優しい本当の意味でのユニバーサルデザインになるのになぁ。
歩む会Andanteとは
「歩む会Andante」は、健常者と障がい者の交流会の場を作る集まり。
以前、代表の坪田さんが話していた「社会は障害者も健常者も関係ないと思うんです。だからこそ、障害者も健常者も一緒になって広めていくことが大切なのかな?」
って言葉が今でも心に残っている。
この世の中は、健常者だけのものでもないし、障害者だけのものでもない。人間だけのものでもない。みんなで一緒に生きていける世の中になればいいのになぁ。
JRの障害者割引とは
JRの障害者割引
JRに乗車する人が身体障害者手帳又は療育手帳を持っている場合に、本人および介護者の運賃及び普通急行料金が半額に割引される制度。障害者手帳が第1種と第2種、介護者の有無で割引されるかどうかが変わる。
第1種の場合は、本人だけでなく介護者の普通乗車券部分にも半額割引が適用される。
今回のイベントでは、この制度を利用して第1種の障害者(児)と健常者を組み合わせて、介護者(健常者)の部分にも割引を適用させる。
ただこの割引が適用されるのは、あくまで普通乗車券部分についてのみ。新高岡駅〜富山駅の片道料金は、1180円(乗車券320円、特別特急券860円)。よって乗車券の320円が半額になるだけなので、片道あたり160円安くなるだけだ。
僕はこんな制度があるのすら初めて知った…。
新高岡駅の駐車場
新高岡駅の駐車場については、『新高岡駅の駐車場の料金一覧と空き状況確認方法。利用時間によるおすすめ駐車場は?』を参考にしてほしい。
基本的には、南側の駐車場に停めれば利用12時間まで500円だ。駐車場を無料にしたい場合は、少し遠いが高岡スポーツコアに停める形になる。
高岡スポーツコアから新高岡駅までの距離は約1km。健常者であれば歩いて15分ほどだが、障害者だとちょっと疲れてしまう距離だろう。その意味でも障害者は、大変だということがよくわかる。
イベント詳細
集合場所:新高岡駅の改札
集合時間:13時
参加費:500円(電車代、カフェ代別)
その他費用:電車代(障害者の人数次第で2040〜2360円)、カフェ代
持ち物:障害者(児)は障害者手帳、水分補給できるもの
参加申し込み
・氏名
・携帯番号
・メールアドレス
・障害者の方は、杖か車いすか独歩か
を記載した上で、1/14(土)までに坪田さん(ayumu_andante@yahoo.co.jp)にメール。