映画「みんなの学校」、木村泰子さんの講演会がまた見られる!
8/27に高岡市ふれあい福祉センターで上映会が開催され大盛況だった映画「みんなの学校」が今度は富山市で上映される。
僕も実際に見てきたが、めちゃくちゃオススメ☆
映画「みんなの学校」は、いわゆる障がい児と、普通の子がクラスを分けることなく、一緒のクラスで共に学ぶ「大空小学校」のお話。
小学校くらいから、いわゆる障がい児は、別のクラスに分けられた。僕はそのことについて何の疑問も待たなかった。でも、よく考えてみるとわざわざ別のクラスに分ける理由が見当たらない。この地球上で暮らしている同じ人間なのだから、その中で困ったことはみんなで解決していけばいい。
でもそんな当たり前のことに、大人になってこの映画を見て初めて気づく。
これはすごく怖いことではないだろうか?
どこかの偉い人が作った制度に、いつの間にか何の疑問も持たなくなっている。そしてそのことにも全く気づかなくなっている。
マスコミが中国人が危険だと言えばそれを信じ、日本が好景気だと言われればそれを信じ、日本が勝っていると言われればそれを信じる。障がい者が犯罪を犯せば、それ見たことかと蓋をして自分たちの世界から消し去ろうとする。
これからの社会はこれでいいのだろうか?もし誰かが間違いを犯してしまったら、その人だけが悪いのだろうか?その人が間違いを犯す環境を作り上げてしまった僕たちみんなにも責任があるのではないのだろうか?
臭いものにフタをするだけでは、一部の誰かに支配され、この世界はいつか破綻する。
大げさかもしれないが、この映画「みんなの学校」には、「間違ったことをしたら謝る」「困っている人がいたら助ける」という当たり前だけど、僕たちが忘れかけている大切な何かがある。
教育者だけでなく、子供を持つ親だけでなく、いろんな人に見てほしい。
興味を持たれた方は、高岡市で開催された時の感想も参考にしてほしい。
『「みんなの学校」上映会in富山に行ってきた』
『「みんなの学校」木村泰子さんの講演会in富山に行ってきた』
お子様を預けることもできます。
今回の映画「みんなの学校」の上映会では、関心のあるより多くの方に見ていただきたいということで、いくつのサービスが用意されています。
1つ目のサービスが、介助者無料。
様々な理由で介助が必要な方の金銭的な負担が減る。
2つ目のサービスが、有料託児サービス。
0歳〜未就学児のお子様を各部15名まで500円で、預けることができる。
※上映会+講演会は1000円
興味はあるけど、介助者を連れてはちょっとという方も、子供がいるので見に行けないという方も、これらのサービスを利用して気軽に見に来てほしい。
スケジュール
上映会(106分)
午前の部:10:00~
午後の部:13:30~
講演会:15:30~17:00
講師 木村泰子先生(大空小学校初代校長)
木村泰子さんの著書もおすすめ
講演会もされる、この映画のモデルとなった大空小学校初代校長の木村泰子さんは、それらの経験から学んだことを著書にまとめている。
映画「みんなの学校」の中では、語られていない大切なこともまとめられているので、ぜひ読んでみてほしい。
「みんなの学校」公式サイト