【ひとつやいと】高岡の国宝瑞龍寺でお灸!?ご利益ありそう!

【ひとつやいと】高岡の国宝瑞龍寺でお灸!?ご利益ありそう☆

毎年6/1と7/1に開催される恒例人気行事「ひとつやいと」。

ねず太郎
「ひとつやいと」と聞いて何か分かる人ってどれくらいおるんやろ?
ゆうへい
僕も生まれて初めて聞いた言葉だったし、こんな伝統行事があるなんて全く知らんかった!

富山県高岡市にある国宝瑞龍寺で開催される「ひとつやいと」についてまとめてみた!

目次

「ひとつやいと」の意味は?

「ひとつやいと」の言葉の切れ目すらもよく分からなかったので調べてみた。

ゆうへい
どうやら「やいと」という言葉があるらしい
やいと

関西方言の「お灸」のこと。

「ひとつやいと」は「1つ/やいと」、直訳すると「一つのお灸」というような意味のようだ。

瑞龍寺「ひとつやいと」とは?

ひとつやいとは、毎年6/1と7/1に行われる恒例のイベント。

無病息災を祈願するイベントで、なんと250年以上も前から続く伝統行事!

たぬきち
どこかに、富山県内外から8,000人近くの人が訪れるって記載もあったぞw

若い人から高齢の人まで幅広い年齢の人が、早朝からお灸をしてもらいに瑞龍寺に集まる。

訪れた人は、法堂の回廊に一列に座って膝を立てながら、瑞龍寺のお坊さんにお灸をしてもらうのを待つ。

お坊さんは、よもぎを乾燥させて小豆くらいの大きさに丸めたもぐさを、順番を待つ人々の膝の上に置いて線香で火をつけていく。

両膝に一つずつお灸をすえていくことから、「1つ やいと」→「ひとつやいと」という呼び名になっていった。

現在は、「膝以外の部分にもお灸をして欲しい」という要望から、全身へのやいとも行われている。

瑞龍寺「ひとつやいと」の歴史?

瑞龍寺で行われる「ひとつやいと」の始まりは、300年ほど前に行脚に出る修行僧たちが、安全祈願のために自分の足にお灸をすえたのが始まり。

明治時代に入ってから、田植えを終えた農夫が、瑞龍寺にお参りにきたときに修行僧から同様にお灸を受けた。

これが一般に広く普及して現在でも続いている。

瑞龍寺「ひとつやいと」の料金

「ひとつやいと」でお灸をすえてもらうには、次の料金がかかる。

  • 通常は500円
  • 全身は1,000円
ねず太郎
アマゾンで調べてみたらお灸自体は200個で1,200円くらいで売ってたので、瑞龍寺でお坊さんにお灸をしてもらう伝統行事だからこその料金なんかな?

瑞龍寺の駐車場

国宝高岡の瑞龍寺には、すぐ近くに大きな無料駐車場がある。

約100台の車をとめることが出来るが、満車の場合を考えると付近の有料駐車場の場所も一応頭に入れておいた方がいいかもしれない。

高岡駅周辺の駐車場は次の記事を参考にどうぞ。

▶︎高岡駅周辺の駐車場と料金まとめ

まとめ

高岡の国宝瑞龍寺で開催される「ひとつやいと」という伝統行事についてまとめてみた!

このようにお灸をすえる行事があり、毎年かなり大勢の人が訪れるイベントがあることを初めて知った。

ゆうへい
富山のことって、ほんと知らないことが多いな…

最初は修行僧へのお灸から始まったものが、ひょんなことから一般に普及して200年以上続く伝統的な行事となった。

ねず太郎
当時の人はまさかここまで続く行事になるとは思ってなかったやろねw

どんなことでも、積み重ねたことが伝統となって残る。何事も最初から伝統な訳ではないんだなぁと改めて実感。

これから来る暑い夏を乗り切るために、興味がある人はちょっとお灸をすえに行ってみるのもアリなのでは?

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