人間しんどい時は誰しもあるもの。そんな時はどうしてる?
美味しいものを食べに行く、酒を呑む、運動する、人によってそれぞれ色んな解決方法があると思う。
でもちょっと違う手法でそのしんどさに取り組もうと動き出した人たちがいる。
富山県高岡市のコミュニティハウスひとのま。そこで生まれた「しんどい人のための作戦会議」。
それがしんどいなぁ会議だ!
月1回、しんどい近況報告、しんどい温泉、しんどいごはん会などの活動を行っている。
ひとのまの人って本当アホだと思うw いや、いい意味でねww
例えば、引きこもっていた経験がある人。この経験は世の中的にはマイナスイメージだ。
世の中的には、引きこもっていた過去にはあまり触れないで、少しずつ励ましていくって感じの対処法が一般ではないだろうか?
でもひとのまでは、引きこもり歴をランキング化して競っていたりする。
逆転の発想。というか、とりあえず全部さらけ出してから前に進むというスタンス。
心の奥に溜まったものって、上辺をどれだけ塗り固めてもずっとそこに存在し続けて、爆発のタイミングを見計らっている。
とりあえず1回全部外に出してからじゃないと、ずっと爆弾を抱えているようなもの。
「しんどいなぁ会議」もそれと似ている。しんどい時は、自分の中に溜め込むんじゃなくて1回外に出す。
しんどい人たちが集まって、お互いにしんどい話をして、「あぁ、それしんどいよねぇ」みたいな変な共感が生まれて不思議な空間が出来上がる。
なんか想像しただけで面白い。
今回の「しんどいなぁ会議」は、射水市光照寺。
仏の前でしんどい会議をしていたらどうなるんだろうか?
仏が「しんどい思いさせてすまんなぁ」って謝ってくるのか?
はたまた「俺も結構しんどいやぜ・・・」って参加してくるのか?
どちらにしても面白そうだ。
最近寒くなってしんどい人も増えてきたのではないだろうか?そんな時は、この「しんどいなぁ会議」に出席してみてはどうだろう?
くれぐれも「しんどい気持ち」を持ってくるのを忘れないように☆
ひとのまは、居場所を作る企画もやっている。