「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」内容まとめと行ってきた感想!

舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~

2017年の3月3日(金)から7日(火)までオーバードホールで開催される大規模イベント
「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」

さすがに見んわけには行かんイベントなので、早速行ってきた!

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」の内容をあまり知らない人は、2ページ目に『舞台の上の美術館の内容』をまとめている。先にそちらを読んでからの方が分かりやすいはずだ。

今回の舞台の上の美術館2は、清河北斗と平井千香子の素晴らしいコラボ。

実際に行ってみた感想をまとめてみた。

目次

舞台の上の美術館Ⅱの入り口

舞台の上の美術館2タンク

展示会の入り口を入ると、早速目の前に清河北斗の巨大な作品が!

このペイントも独特で味があっていい。見事な個性。

ところで清河さんの作品って、見た目はめちゃくちゃ硬くて重そうに見える。

「こんな重そうなもんよく運んだなぁ」と思ったが、なんと素材は硬い発泡スチロールとのこと。

どう見ても金属にしか見えん…

圧巻の清河北斗の作品

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」巨人

オーバードホールのホールの中に入るとそこは異世界!!

暗い中に浮かび上がる2体の巨人と、筋斗雲的な彫刻。

僕は事前に写真で見ていたけど、写真で見るのの2倍以上はでかく感じた。思わず「くそでけぇ」と心の中でそっとつぶやいたほどだ。

大きさは9mと書いてあった気がするが、こんなデカイんだな。デカイってのはもはやそれだけで圧倒的な存在感がある。

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」巨人

巨人の背中を真下から見上げると、こんな感じ!

動き出したら一瞬で潰される…

進撃の巨人てこんな感じか、もっとデカイのかなw

ふと見ると清河北斗さんがいた!

デカすぎて「こんなもんどうやって作ったんやろ?素材は何?」って疑問に思っていると、

横に清河北斗さんがいたー!

完全なるモヒカンなので、一瞬でわかったw

「清河」の読み方に一瞬不安を感じた僕は、「作者さんですよね?」と声をかけたw

筋斗雲のような作品は、輪切りの状態で作って組み立てることや、強化発泡スチロール?という硬めの発泡スチロールで作っていることなどを丁寧に教えてくれた。

髪型的に怖めの人かと思ったけど、めっちゃいい人やった☆

発泡スチロールやからめっちゃ軽いと思ったけど、聞くと筋斗雲は約400kg、巨人約150kgぐらいはあるんじゃないかなぁと言っていた。

金属に比べるとかなり軽いけど、この大きさになるとやはりそこそこ重いようだ。

そして制作期間はそれぞれ3ヶ月くらいとのこと。やはりそれくらいはかかるんだなぁ。

勝手に筋斗雲とか言ってるけど、圧倒されすぎて作品名とか見るの忘れてた…すいません。

オーバードホールの客席も異世界に

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」客席

オーバードホールの舞台の上から見る客席。

一般人がここに立って客席を見下ろせるとは、思ってもみなかったのでいい体験だ。

そして客席も、プロジェクションマッピングで彩られているのでめっちゃ綺麗。

たくさんのミニ巨人も客席から見守ってくれているw

舞台の上に立って、この風景を眺めるだけでも十分に価値があると思った。

平井千香子の作品はすげー繊細

平井千香子の日本画

平井千香子さんの作品は全く見たことがなかった。

今回初めて見たんだけど、めちゃくちゃ細かい…

遠くから見た感じと、近くに寄ってみた感じが全然異なる。

上の写真は重いっきりアップで撮ったが、これでも実際の半分くらいしか伝わっていないと思う。

やはり実物じゃないと分からない空気や質がある。

清河北斗と平井千香子の見事なコラボ

実は個人的には一番気にいったのがこれ。

これも作品名をみなかったので、勝手に豪鬼と名付けてるw

どうしてもストリートファイターの豪鬼というキャラを思い起こしてしまうのだ。

でもこのペイントがかなり綺麗。全体のバランスも整っているし、配色、細かい描き込みと、すごい気に入った。

全部の作品を見終わった後に、思わずもう一回見に来たくらいだ。

舞台の上の美術館Ⅱ~巨無と虚無~見送り

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」ミニ巨人

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」は、オーバードホール全体を使って清河北斗さんと平井千香子さんの作品を展示している。

他にもどこかに作品がないかと、探すような楽しみも感じた。

オーバードホールの端っこの方のこの展示、なんだか2人の巨人に見送られているようで気に入っている。

最初に出くわしたときは「こえ〜」と思ったけど、いろいろ見て帰るときには、千と千尋のカオナシのような愛着が湧いているw

そういった心境の変化もおもろい。

舞台の上の美術館ⅡのライブTIME

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」では、舞台の上の展示物は基本的に独特のライトアップがされている。

しかし1日に7回、音楽とプロジェクションマッピングで、さらなる演出がなされる。

1回7分間ほどなのだが、なかなか見応えのある演出。

どうせ見に行くなら時間を合わせて、見ておきたいものだ。

時間については2ページの『舞台の上の美術館の内容』で確認してほしい。

オーバードホールの階段ピアノ

オーバードホールの階段

オーバードホール?アーバンプレイス?入ってすぐの階段は、ピアノのデザインになっている。

これただのデザインじゃなくて、「季節の音階段」といって実際に音が出るのだ。

僕が入ったときは、女性が1人で咲いた咲いたを弾いていた。

「まぁ帰りにちょっと遊べればいいか」と、僕は空気を読んでスッと隣のエスカレーターを使った。

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」を全て見終わって、帰りに階段を下りる。帰りまで温めてきたちょっとした楽しみ。

階段に乗ったけど、音が出んやないか!

看板を見ると、「音の出る時間は、10:00~17:00」としっかり記載してあった。残念…

まとめ

「舞台の上の美術館Ⅱ KYOMU~巨無と虚無~」想像以上に楽しめた。

オーバードホールをここまで歩き回ったのは、人生で初めてだ。

いくらかかっているかは知らないが、オーバードホール側としてもこれだけ見て回ってもらうことで、客が来やすくなる効果があるのかもしれない。

でもそんなことはさておき、清河北斗さんと平井千香子さんのコラボの魅力がかなり出ていた!

彫刻に描かれる絵が本当に圧巻だった!

明るいところに展示されている豪鬼は分かりやすいが、暗いホールにある筋斗雲にもめちゃくちゃ細かい描き込みがされているので、ぜひ見逃さないでほしい。

どちらか1人では、ここまでの作品には絶対にならなかった。

誰かと誰かの力が融合して、初めて誕生する作品の魅力を改めて感じた。

また実は個人的に、7月に開催するえんとつ町のプペル展のために展示方法も観察していた。

美術展に行って、その展示方法に意識がいったことなんて初めてw

イーゼルを使ったり、楽譜を立てるようなものを使ったり、台にくくりつけたり、ワイヤーで吊るしたり、本当に様々。

「これだけのスペースを贅沢に使える展示っていいよなぁ」とも思ってしまった。

でも逆に言うとこれだけのスペースを演出する人がいるわけで、すごい展示会だなぁと思わずにはいられなかった。

これで無料とか絶対にありえん…

素直に見にいっといた方がいいです。ヒネクレの僕が言うんだから間違いありませんw

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