映画「人生の約束」(2016.1.9公開)で話題となった新湊の曳山祭り!
昨年の新湊曳山祭りは、映画公開後初の開催だったからか、土曜日開催だったからか、引き手も観客もかなり多く集まったようだ。
映画公開から2年目となる今年の曳山祭りは、日曜開催。どれだけの人が集まるのだろうか?
2017年の曳山祭りについて、巡行ルートなどをちょっとまとめてみた。
映画「人生の約束」
映画「人生の約束」は、新湊曳山祭りを舞台に作られた作品だ。人生の約束を見てから新湊曳山祭りに行った方が確実に楽しめる☆
その理由は、映画「人生の約束」を見て初めて、「富山って海の向こうに3000m級の山が見えるや」ってことを知らされたからだ。
素晴らしい景色が身近にあるがに自分では気づけんで、都会の人に教えてもらう….
なんか悔しい!
でも作品として客観的に見させられると、あらためて富山はいいところだなぁと思う。
『映画「人生の約束」のロケ地巡り、新湊生まれの目線で聖地巡礼してきた』は、実際に「人生の約束」のロケ地巡りをしてきた様子を記事にしたものなので、新湊の曳山祭りを見る際の参考になるはずだ。
新湊曳山祭り2017の曳山巡行ルート
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まずは新湊の曳山がどのようなルートで動くのかを把握しておこう。
今年は、昨年の曳山祭りとは反対ルートを通る。日中の花山は街中を通り、夜の提灯山は海側を通る。
残念なのは、映画「人生の約束」で見られた提灯山の一斉点灯がないことだ。
しかし今年は湊橋を提灯山が通るので、映画の1シーン「川面に映る湊橋を渡る提灯山」が見られる!
9:00、13基の曳山は放生津八幡宮から順番に出発する。
放生津八幡宮の横の道から順番に各町内の花山が入ってくる。遠くから見えてきて目の前を通って行く様子は迫力がある。
かなり人が集まるので、いい写真を撮りたい人は早めに来て場所を確保しておいた方がいい。
同時に交通規制も始まるので、もし車で近くまで来ようとしている人は注意が必要だ。
この放生津八幡宮の境内では、いろいろな屋台も出るのでここでも楽しむことができる。
新湊の曳山は、1基1基すべて飾りなどが違う。からくりの人形を乗せている町もある。それぞれの町の個性が出ていて、その違いがまた面白い。
長いストレートの道の左右に曳山が並ぶ見所。
去年は提灯山だったが、今年は日中の花山が多く並ぶ。一度に多くの曳山が見られるのと、この遠近感がいい。
このポイントは観覧席も用意されているので、ゆっくりと見たい人は有料で席を確保するのがいいだろう。かなり混み合うポイントでもある。
旧新湊庁舎に曳山が順々に入っていき、表敬巡行する。
庁舎に入って行く勢いも町ごとに違い、見ていて面白い。
この見所もかなり混み合うポイントなので、しっかりと写真を撮りたい人はかなり早めに場所をとっておく必要がある。
提灯山の一斉点灯。旧新湊庁舎裏での衣替えではないために、見られない。
2016年の新湊曳山祭りでは、映画「人生の約束」のシーンを再現して初めて実際の祭りで取り入れられた。うまく一斉に点灯!とはいかなかったけど、かなり綺麗だった。
お助け橋とも呼ばれる湊橋。2016年は花山で渡る巡行ルートだったが、今年は提灯山。提灯山になると、夜の街に本当に灯りがともったように特別な雰囲気になる。
湊橋は、映画「人生の約束」のようなシーンが見られるかもしれないポイントだ。
大きな曳山がこの橋を順々に渡っていくところもいいが、この先にあるクランクを「イヤサー」の掛け声と共に一気に駆け抜けていくところも大迫力!
間違いなく新湊曳山祭り後半の見所なので、見逃さないように!
新湊曳山祭り2017の交通情報
タクシーを使わずに来る方法は、大きく分けて次の5つだ。さらなる詳細は、画像を拡大して確認してほしい。
富山駅から新湊地区行きバス(500円)
富山駅からは、通常時も運行している「ぶりかにバス」がある。(10/1は特別ダイヤ)
富山駅前から新湊地区まで片道約50分で運行している。行きは9:50発から17:00まで、帰りの最終は本町(旧新湊庁舎前)を21:00に出る便だ。
海王丸パークの駐車場から無料シャトルバス
海王丸パークの一般見学者指定駐車場(無料)から、無料シャトルバスが運行する。行き先によって次の3種類があるのでうまく使い分けよう。
「放生津八幡宮」線
8:30〜22:00、15分おきに随時運行。
海王丸パークから放生津八幡宮北側入口前を、約5分で繋ぐ。
「立町・中新町」線
9:30〜12:30、15分おきに随時運行。
海王丸パークから二の丸緑地(中新町通りまで約200m)を、約5分で繋ぐ。
「西新湊」線
12:30〜21:00、30分おきに随時運行。
海王丸パークから西新湊(旧新湊庁舎まで約50m)を、約15分で繋ぐ。
小杉駅からコミュニティバス(200円)
JR小杉駅からは、コミュニティバスが新湊地区センター前まで片道約45分で運行している。行きは10:17発から約1時間おきに19:22発まで、帰りの最終は新湊庁舎前を20:01発の便だ。
高岡駅から万葉線
高岡駅からは、万葉線が新湊庁舎前まで片道約40分で運行している。通常350円かかるところを、10/1のみ曳山まつり観覧車には片道無料券が渡されるようだ。運が良ければドラえもん電車に乗れるかもしれない。
新高岡駅から路線バス
新高岡駅からは、路線バスが新湊庁舎前まで片道約35分で運行している。行きは7:46発から18:46まで、帰りの最終は海王丸パークを18:05発の便だ。
まとめ
新湊の曳山祭りは、小さい頃から毎年のように行っている。
映画「人生の約束」でちょっと話題になり、昨年は多くの人が観光に来た。今年はどれほどの人が来るのか、個人的にはそこそこでいいかなぁと思う。
新湊の人は、獅子舞を見ても分かるように祭り好き。かつての新湊旋風のときも、「いやさーいやさー」と、東京に応援に駆けつけた。
「射水市新湊の獅子舞祭り」獅子殺しの天狗がめちゃんこかっけー!
新湊の祭りを中心にしたコミュニケーションを見ていると、田舎も悪くないなぁと思う。
祭囃子がなんだか気分を高揚させる。とてもオススメな祭りなので、ぜひ足を運んで見て欲しい。
日中から夜までずっと見るのは、かなりの長時間で大変なので適度に休みながら、見所を中心に見て回る方がいいだろう。
そしてやはり、映画「人生の約束」は富山県民としても、一度は見て欲しい映画だ。
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