映画「人生の約束」(2016.1.9公開)で話題となった新湊の曳山祭り!
映画公開後初の曳山祭り。さらに土曜日開催でかなりの混雑が見込まれる。
『映画「人生の約束」のロケ地巡り、新湊生まれの目線で聖地巡礼してきた』では、実際に「人生の約束」のロケ地巡りをしてきた様子を書いているので参考になるはずだ。
映画「人生の約束」効果で今年は特別づくしの新湊曳山祭り
実は、僕は新湊生まれでじいちゃん家が新湊にある。いとこは三日曽根で曳山に関わっているが、いつもは引き手が15人ほどなのに今年はなんと70人もいるようだ。
今年は「つながれんなぁ」なんてボヤいていた。
つながる
曳山を引くこと、そして仲間や家族や大地とつながること
今年は特別に映画「人生の約束」のワンシーンを元に、いつもはしない提灯山の一斉点灯なども行われるので見所満載!
以下にも記載したように今年は有料の観覧席も設けられるようだが、もうすでに完売らしい。今年の新湊の曳山はどうなるのだろうか!
今年特別に新しく行われること
・有料観覧席の設置(新湊庁舎前60席・立町交差点200席)
・一般見学者指定駐車場(海王丸パーク周辺)の案内
(海王丸パーク発着、巡行エリア内を周回する無料シャトルバスの運行)
・富山駅・富山市内からの曳山見学バス(有料500円)の当日限定運行
・1次交通に加え2次交通における詳細(運行ダイヤ等)を掲載
・コミニティバスの当日限定ダイヤの追加掲載
・飲食ブース及び無料休憩所の設置
・臨時トイレの設置(山町公民館及び金融機関のご協力により)
・当日における域内飲食店及びお土産店の案内(MAP掲載)
またU-STREAMでリアルタイム配信もされるので、曳山祭りの熱量は現場に行かないと感じられないが、どうしても現地に行けない人はそれを見るのもありだ。
U-STREAM
生中継!絢爛豪華新湊曳山祭り
10/1(土) 8:30~22:00
放生津八幡宮の秋の例大祭「新湊曳山まつり」。県内最多となる13本の曳山が、昼は花山、夜は提灯山へと装いを変えて町内を練りまわします。360年以上の伝統を誇る、絢爛豪華で勇壮な新湊の曳山まつりをお楽しみください。
花山は射水市新湊庁舎前、提灯山は立町交差点より生中継。
人生の約束のロケ地となった今回の新湊曳山祭りに来ようと思っている人で、もしまだ人生の約束を見ていない人は見てから来ることをお勧めする!
その理由は、個人的に悔しいことなのですが、この映画「人生の約束」を見て初めて「富山って海の向こうに3000m級の山が見えるや」ってことを知ったから。身近にあるのに気づけんで、都会の人に教えてもらう….
やっぱりなんか悔しい!
でも作品としてみると、あらためて富山はいいところだなぁと思う。
新湊曳山祭り2016の曳山巡行ルート
9:00、13基の曳山は放生津八幡宮から順番に出発する。
同時に交通規制も始まるので、もし車で近くまで来ようとしている人は注意が必要だ。
この放生津八幡宮の境内では、いろいろな屋台も出るのでここでも楽しむことができる。
新湊の曳山は、1基1基すべて飾りなどが違う。からくりの人形を乗せている町もある。それぞれの町の個性が出ていてその違いもまた面白い。
放生津八幡宮を出発してから、花山の見所となるお助け橋。
大きな曳山がこの橋を順々に渡っていくところもいいですが、この先にあるクランクを「イヤサー」の掛け声と共に一気に駆け抜けていくところは大迫力!
ゆっくりと進んで行く曳山だけでなく、曲がり角を曲がる曳山の迫力を是非体験してほしい。
放生津八幡宮を出発してから8時間をかけて、新湊庁舎北駐車場に再び集結する。
ここで花山から提灯山に衣替え。
おそらく映画「人生の約束」と同じように、「イヤサー」の掛け声と共に提灯が一斉に点灯するのだと思う。
今年が初めての試みで、僕自身もその光景を見たことがないので1番の楽しみ☆
でも混むんだろうなぁ…
映画でも本当に綺麗だったので、まだ見ていない人は上の特報動画の15秒あたりを見てほしい。
提灯山になると、夜の街に本当に灯りがともったように特別な雰囲気になる。
上記のマップに記載されている「見どころ4」は、13基の提灯山が一堂に会する最後の見所。ここも見逃せない。
今回は、このような飲食店やお土産どころのMAPも作成されたようだ。
お洒落な人は、値段はちょっと高いけど東橋の近くにあるカフェ「六角堂」がとてもいい雰囲気でオススメだ。
ちなみに新湊の人はあまり行かないらしいw
あと有名なのは、「スパロー」のカレー中華だろう。
ここはテーブルが5つ、カウンターが10席ほどのちょっと路地を入ったところにある小さな店だ。しかし、志の輔を始めとして明石家さんまや、映画「人生の約束」の俳優陣もこぞって訪れている。他にも芸能人のサインがたくさん飾ってある。
ボリュームも満点なので、スパローに行くときはがっつり食べるつもりで行こう。
新湊曳山祭り2016の交通情報
タクシーを使わずに来る方法は、大きく分けて次の5つだ。さらなる詳細は、画像を拡大して確認してほしい。
富山駅から新湊地区行きバス(500円)
富山駅からは、10/1限定ダイヤの「ぶりかにバス」が、新湊地区の旧新湊庁舎前まで片道約45分で運行している。
行きは8:30発から17:00まで、帰りの最終は旧新湊庁舎前を21:00発の便だ。
海王丸パークの駐車場から無料シャトルバス
海王丸パークの一般見学者指定駐車場(無料)から11:00から22:00まで30分おきに周回シャトルバス(無料)が運行している。
海王丸パークからは、毎時00分と30分に出発するようだ。
小杉駅からコミュニティバス(200円)
JR小杉駅からは、10/1限定ダイヤのコミュニティバスが、新湊地区センター前まで片道約45分で運行している。
行きは10:17発から約1時間おきに16:17発まで、帰りの最終は新湊地区センター前を17:01発の便だ。
小杉駅から射水ベイバス(100円)
JR小杉駅からは、コミュニティバスだけでなく、10/1限定ダイヤの射水ベイバスも運行する。
行きは10:05発から1時間おきに15:05発まで、帰りの最終は川の駅新湊を16:22発の便だ。
注意しないといけないのは、行き10:05と11:05発の便は、川の駅新湊に止まらないということだ。
高岡駅から万葉線(100円)
高岡駅からは、万葉線が新湊庁舎前まで片道約40分で運行している。
降りる駅は、曳山巡行エリアとなっている西新湊、新町口、中新湊だ。
通常350円の運賃がかかるが、万葉線開業15周年ということで、10/1(日)のみ全区間100円で乗車できるようだ。運が良ければドラえもん電車に乗れるかもしれない。
新高岡駅から路線バス(520円)
新高岡駅からは、路線バスが新湊地区センター前まで、片道約55分で運行している。
行きは7:46発から18:46まで、帰りの最終は海王丸パークを18:05発の便だ。
まとめ
映画「人生の約束」の中心となった射水市新湊の曳山祭り。
今回は、映画公開後初の曳山祭りなこと、10/1が土曜日になったこと、提灯山の一斉点灯があることなど、特別なことが満載で混み具合が予想できない。
迫力満点な曳山も見れて、日本のベニスと言われる風情な街並みも見れる。
これは、行くしかないと思う。僕も当然見に行く。
観覧のコツとしては、かなりの長時間、それもかなりの距離を歩くことになる。見所をいくつか絞って、適度に食事や休憩をとることをお勧めする。
そして最後にもう一回だけ言うけども、本当にせっかく見に行くんだったら絶対に「人生の約束」を見てから行った方がいい!
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