射水市新港の内川で、それぞれが良さを持ち寄って話し合う「新湊内川かぶす会議」が開催されます。
射水市新湊の内川とは
日本のベニスと言われる新湊内川。
射水市の新湊といえば、『新湊曳山まつり』や獅子舞などの祭りごと好きなイメージがある。
新湊高校が甲子園に行ったときに、「イヤサーイヤサー」の掛け声と共にかなりの人数で応援に行ったという印象も僕の中では強い。
さらに最近では、『映画 真白の恋』『映画 人生の約束』と映画のロケ地としても使われるスポットだ。
その新湊内川で、何やら会議が行われているらしい。
内川かぶす会議
「内川かぶす会議」って響きに妙に惹かれた自分がいる。
なんか清洲会議的な響きがあって、面白そうな秘密会議のようなイメージを持った。
内川かぶす会議
内川のまちづくりに関する新しい意見や提案を取り入れてアクションプランを検討する場のこと。
僕は知らなかったのだが、2016年11月12日に「70人で想像しよう!内川まちづくり大会議」というイベントがあったようだ。
そのイベントの参加者70人から170個以上のアイデアや意見が出た。
今回話し合うのは、そこで出た「内川かぶす汁イベント」の開催についてらしい。
かぶすって何?
「かぶす汁」って言葉を最近になって知った。
「かぶす」+「汁」なので、「かぶす」ってのは魚の一種なのかなぁとなんとなく思っていたが、どうやら違うらしい。
かぶす
漁師言葉で「分け前」のこと。
かぶす汁
漁が終わった後、その日に獲れた魚などの魚介類=かぶすで作った味噌汁。
ということは、内川かぶす会議の上記の意味の裏側に、それぞれが自分の持ち味を出し合う的な意味も隠れているってことか。
なかなか深いネーミングだ。
内川かぶす会議の内容
3/19(日)14時から開催される内川かぶす会議の内容は、次のとおりだ。
・内川のまちづくり 取り組み事例紹介
・アクションプラン骨組み発表 「内川かぶす汁イベント開催について」
・アクションプランのグループ別討論会
・内川景観グランドデザイン策定事業まとめ「まち並みづくりの約束に関する協議」
グループを作って少人数で話し合う形式がいいなと思った。
大勢だと意見を言いづらい人も出てきてしまうし、なかなか話が進まないってこともある。
それが少人数だとスムースに進行するし、仲間意識と当事者意識も強まる。
まとめ
新湊内川をそのようにしていくかを話し合う「内川かぶす会議」。
僕たち富山のこと、自分たちが住む地域を、しっかりと自分ごととして捉えて集まる会議。
大勢からアイデアや意見をもらって、それをアクションプランとして実行していく。
アイデアや意見だけで終わらずに、実行までを考えて動いている。
など色々と話を聞いてきたけど、まちづくりってその町に実際に関わる人が重要。
そしてこれは何においても言えるのだけど、失敗してもいいからとにかく「行動」に移せるかどうか次第。
どんないい意見もアイデアも、責任を持ってそれが実行できないのであればほとんど価値がない。
内川かぶす会議、どんな人たちが運営しているのか分からないけど、とてもいい取り組みだなぁと思う。
失敗を恐れずどんどん行動に移してほしい。なんか他人事な書き方だけどw
僕の親戚が住む新湊。
5月に獅子舞見に行くのがまた楽しみになってきた☆