10月12日(土)~14(月祝)におわら風の盆で有名な越中八尾で「坂の町アートinやつお2019」が開催される。
おわらを見に行った人は分かると思うが、八尾の町並みは風情があっていい。夜のボンボリはもちろんだが、日中も歴史を感じられる雰囲気がある。
その八尾の町並みがアートに染まるイベントが「坂の町アートinやつお」だ。
全国から作家や作品が集まり、普通の展示会のようにどこか一箇所だけではなく、八尾の町全体50箇所ほどでアート作品が展示される。
八尾の町並みを楽しみながら、様々なアート作品に触れる休日。すごく贅沢なのではないだろうか?
坂の町アートinやつお2019の会場や出展作家などについてまとめてみた!
坂の町アートinやつおとは
越中八尾の町で開催される「坂の町アートinやつお」は、2019年でもう24年も続いているイベント。
八尾というとどうしても「おわら風の盆」という印象が強かったので、坂の町アートが24年もの歴史があるイベントだということにビックリした!
坂の町アートinやつお公式HPでは、第1回の様子から全て見ることができる。
1996年(平成8年)に開催された第1回の「坂の町アートinやつお」は白黒写真。
主催する坂のまちアートinやつお実行委員会は、八尾和紙で有名な桂樹舎(けいじゅしゃ)・和紙文庫の中に設けられている。
八尾の家の中に飾られる
坂の町アートinやつおでは、アート作品が広い建物の中に飾られるわけではない。普通の民家や旅館などに飾られる!
一般の民家なんて友達でもなければ入らない。自宅を展示スペースとして提供する町民がいて、町民もまたそこから生まれる交流を楽しんでいるのだ。
若者が減っていく町で、そう行ったコミュニケーションの場を24年前から作り出していたとは…。
越中八尾の町へは、八尾ベースおやつの女将とちょっとした縁があって県外の友達と遊びに行ったことがある。
よく分からないけど町の人が何人も出てきて、芋掘りをさせてくれたり町を案内してくれたり、八尾でしかできない温かい体験をできた。
越中八尾の人って、昔からそのような繋がりを好む傾向があるのかもしれない。
「民家を開放して大々的にイベントをやる」なんて案を、町のみんなで話をまとめて実行に移すなんて普通の町じゃかなり難しい。
▶︎越中八尾ベースおやつの美人女将と濃厚富山観光!県外の友達の案内に困ったら八尾!
坂の町アートinやつお2019|会場マップ
坂の町アートinやつおの「町家散策マップ」。
手書きでかなり詳細に書かれているので、越中八尾の街を歩くときにはかなり役に立つはずだ。
引用:坂の町アートinやつお
ポイント
もっと解像度の高いマップを見たい人は、引用元のURLをクリックしてみてね。ちょっと重いかもしれないけど…
坂の町アートinやつお2019|出展者と仕組み
「坂の町アートinやつお」に出展される作品は全国から募集される。
参加希望者が多い場合は、作品のジャンルなどの偏りをなくすために選考も行われる。
出展料は、個人と3名までの団体は5,000円、4名以上は1名につき2,000円プラスされる(2018年度)。
搬入などにかかる作業や費用は全て作家自身の負担となる。販売をする場合は、売上の10%が協力金として八尾の町に落とされる。
さらに基本的には、作家本人もしくは代理人が会期中の会場にいなければならない。
アート作品を見るだけではなく、そこで生まれる交流に焦点を当てているからこその取り決めだ。
人の交流と町の活気が生まれる、地域密着型の素晴らしいイベント☆
2019年度の出展者
坂の町アートinやつおの出展作家の一覧は次のとおり。
全部で35地点にアート作品が展示される。
全てのアート作品を見るためには、八尾の街を周らないといけないので新たな発見もあるはずだ。
引用:坂の町アートinやつお
まとめ
10月12日(土)~14(月祝)に越中八尾で開催される「坂のまちアートinやつお2019」についてまとめてみた!
アートとは、人の中にあるものの表現
そのアートを通じて、人と人、人と町が繋がっていくことが、このアートイベントの目的。
出展する人、飾る人、住民、観覧者、越中八尾の町。全てが合わさった時に本当の意味でのアート展になるのかもしれない。
ちょっと振り返ってみると、八尾について結構ブログを書いていることに気づいた。
なんだかんだ越中八尾に興味のある人は是非とも覗いてみて欲しい。
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