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「クラウドファンディング」富山のような地方でも資金集めができる!

2017/02/18

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは

富山で「クラウドファンディング」という言葉を出すと返ってくる反応は、ほとんど「クラウドファンディングって何?」だ。

知っている人は知っているけど、知らない人は全く知らない。

クラウドファンディングを知っている人や自分でやったことがある人は、さも当然のように「クラウドファンディングやっとるから協力して」みたいに言う。実際に僕もそうだった…。

この両者のギャップが「怪しい」に繋がっているような気もしている。

クラウドファンディング
インターネットを通してクリエイターや起業家が不特定多数の人から資金を募ること。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やクリエイティブ分野などで利用されることが多い。

すごくざっくり言うと、「こんなことやりたいんだけど、みんなお金を支援してくれない?支援してくれたら、額に応じてこんなお返しするよ」って感じ。

普通の寄付と違うのはお返しがあること。だから寄付よりもお金を出しやすいし、達成するかというドキドキや応援という要素も出てくる。

実際に「居場所を作るためのカフェを作りたい」とか「個展を入場料無料でやりたい」とか「田舎の自然を残したい」とか、多くのプロジェクトが立ち上がっている。

全国のみんなから資金を集める時代

今まではインターネットというものがなかったので、資金を集めるには銀行から借りるか、お金持ちに借りるくらいの選択肢しかなかった

しかし、インターネットが世に現れてからそういった障壁が一気に消える可能性が出てきた。富山の小さな酒屋の酒が沖縄や九州、世界にだって売れる可能性が出てきた。

おそらくあなたも、インターネットを利用してどこか県外のお店から商品を購入したことがあるはずだ。

資金集めも同じで、インターネットを使えば全国、全世界の人に一瞬で呼びかけることが可能になった。

例えば今までは、富山県もしくは富山市の人口100万ほどの人にしか告知できなかった。その中に支援をしてもいいという人は1人しかいなかったという場合。全国1億2000万人に呼びかけたら、120人が支援してくれるかもしれない。

そんな可能性がクラウドファンディングにはある。

実際に『富山に明るい話題を!キンコン西野亮廣「プペル展」を富山県内各地で開催したい!』というクラウドファンディングを立ち上げてみた。

現在進行中だが、5日で278,749円が集まった。西野さんの知名度の影響が強いが、単なる一個人がこのようにお金を集められる可能性はあるということだ。

富山のような地方に相性がいい

私がクラウドファンディングに興味を持ったのは、キングコング西野さんが3000万以上を集めているのを知ったからだ。

正直すごいと思った。

そしてこの方法は、富山のような地方に相性がいいのではないのか?と漠然と思った。

富山は都会になろうと思っても、どうあがいても東京には勝てない。石川にも勝てない。もっと別の観点「田舎」で勝負するしかない

田舎のウリは自然。

しかし自然を保つのは思った以上に大変だ。しかもその自然の大切さは、身近にありすぎて気づきにくい。だから放っておいたら、行政にあっさりとコンクリートにされちゃったりする。

ではその自然を貴重だと感じているのは誰か?
それは都会の人だ。

都会では、広い空も綺麗な水も美味い魚もとても貴重なものだ。

そして都会にはお金があるし、ネットに対する理解も進んでいる。

だったら都会の人に助けてもらって自然を残そうという単純な考えなのだが、あながち間違ってはいない気がしている。

例えば「富山の海を綺麗にしたい」と思ったら、クラウドファンディングを立ち上げて支援へのお返しに「日本海側の綺麗な海でサーフィンができる権」や「綺麗な海でとれた魚を郵送権」などを用意する。好きな人は支援してくれるのではないだろうか?

クラウドファンディングの良さ

リスクなしで世の中の反応を知れる

まずクラウドファンディングの良さの一つは、「ほとんどリスクなしに市場の反応を見られる」ということだ。

例えば「富山のホタルイカ」と「立山の水」でホタルイカジュースを作ろうとして、200万円必要だとする。

もしそのお金を銀行から借りたとすると、売れなかったら全てが借金になる

しかしクラウドファンディングで資金調達すれば、「誰も支援をしてくれない」だけで借金を背負う必要がない

クラウドファンディングは、挑戦に対するハードルを下げてくれるのだ。

収益の見込めないものでも資金が集まる可能性がある

クラウドファンディングのもう一つの良さは、「収益が見込めなくても資金が調達できる」ということだ。

例えば先ほどの「海を綺麗にしたい」というものや「古民家を修復したい」というようなものは、お金にならない。

こんな収益の見込めないプロジェクトで銀行にお金を調達に行っても、100%お金を貸してはくれない。なんとしても貸してもらおうと思ったら、それをうまく収益と絡めた事業計画書を提出して納得させなければならない。

しかし、クラウドファンディングは違う。収益性がなくても世の中の多くの人の賛同を得て支援さえしてもらえれば、資金が集まるのだ。

つまり資金面がネックで自分の熱い想いに挑戦できなかった人に、大きな道を与えてくれるのだ。

クラウドファンディングの楽しさ

プロジェクトの主催者

プロジェクトの主催者は、正直むちゃくちゃ大変w

全ての文章を考え、写真を加工して貼り付けて、お返しを考えて、更新をして、拡散して、支援者に連絡を取って、やることが山積みだ…

でも楽しい瞬間がある。

私は、CAMPFIREというクラウドファンディング会社を利用した。この会社は挑戦者を心から応援するという姿勢が出ていて、他社が20%ほどの手数料がかかるのに対してここは5%しかかからない。さらにこの5%は集まった全ての支援金にかかるのではなく、目標額を超えた分にしかかからない。

目標額ピッタリでクラウドファンディングが成功したら、会社の利益が0ってことだ。こんな会社があるだろうか!?

CAMPFIREでは、支援された場合にメールが来る。

CAMPFIREのメール

まるでドラクエでモンスターが現れたかのようなメール!これが待ち遠しい。

そして支援者から寄せられるコメントが地味に嬉しい。

「応援してます!」なんて言われること、人生で滅多にない☆

プロジェクトの支援者

支援者は、達成するかしないかを見るのが楽しい。

達成したらリターンがもらえるし、達成しなかったらお金が戻ってくる。

支援額で気に入ったリターンを選択している限り、100%損をしないのだ。

だから客観的に今日はこれだけ支援者が増えた、こんなリターンが追加された、なんて感じで客観的に過程を覗き見ている楽しみがある。一種の競馬みたいなものだろうか?w

そしてそこからさらに変な感情に移行する人がいる。

応援したい、人に伝えたい。

見とるだけだったはずなんに、知らん間に応援したくなってくる。目標額を達成させたくなってくる。

与えられる側から与える側になったときの感覚が面白い。

クラウドファンディングのハードル

富山のような地方では、まずクラウドファンディング自体の認知度が低い

クラウドファンディングという聞きなれない言葉と、お金の話になった途端に急に引いていく。

この認知度を高めないと、一番重要な地元の人に協力してもらえない。

さらにシステム上で、登録や支援のしにくさがあげられる。

田舎でさらに年齢層が高くなるにつれて、クレジットカード登録などのハードルがめちゃくちゃ高い。さらにわざわざ会員登録するのが面倒ということで、支援する気持ちだったのに離脱していく人がかなりいる

これは絶対的な課題だ。

Amazonなどの登録情報をそのまま使えるような感じで、手軽に支援できるようになればもっともっと面白いプロジェクトが各地で発生する

まとめ

こうやってクラウドファンディングについて書いてきたけど、
正直楽ではないよ…。

とりあえずプロジェクトを立ち上げれば、みんな支援してお金集まるんでしょ?
って思うかもしれないけど、そんなことないよ

クラウドファンディング開始前に、いろんな人に声をかけて支援してくれるように頼んだり、魅力的なリターンを考えたり、自分の想いがしっかり伝わるように文章を推敲したり、めちゃくちゃ大変だよ

でも銀行という枠を取っ払って、全国や世界の多くの方から支援を受けられる可能性を大いに秘めていることは間違いない!

もし与える側の気持ちを体感したい場合は、支援してみてねw

【追記】

皆様のおかげで、クラウドファンディング達成しました。
ありがとうございました!

「トークショー」と「プペル展」の開催日時も決定しました。
2017年7月30日(日)!
プペル展は29日も開催するかもしれません。また他の市区町村でも開催予定です。

情報発信用のFacebookページを作成しましたので、
もしよければリンク先で「いいね!」を押してチェックしてみてください。
えんとつ町のプペル展&トークショーin富山

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