富山ロケの映画「散り椿」が2018年9/28(金)に公開された!
岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子などそうそうたる俳優陣が出演する映画。
Yahoo!映画でも、星3.7となかなかの高評価を受けている。
そんな木村大作監督の映画「散り椿」のキャストやロケ地について、富山県民としてちょっとまとめてみた。
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映画「散り椿」のストーリー
享保15年。
かつて藩の不正を訴え出たが認められず、故郷扇野藩を出た瓜生新兵衛(岡田准一)は、連れ添い続けた妻・篠(麻生久美子)が病に倒れた折、彼女から最期の願いを託される。
「采女様を助けていただきたいのです…」と。
采女(西島秀俊)とは、平山道場・四天王の一人で新兵衛にとって良き友であったが、二人には新兵衛の離郷に関わる大きな因縁があったのだ。篠の願いと藩の不正事件の真相を突き止めようと、故郷・扇野に戻った新兵衛。篠の妹・坂下里美(黒木華)と弟・藤吾(池松壮亮)は、戻ってきた新兵衛の真意に戸惑いながらも、凛とした彼の生き様にいつしか惹かれていくのだった。
散り椿が咲き誇る春———
ある確証を得た新兵衛は、采女と対峙することになる。そこで過去の不正事件の真相と、切なくも愛に溢れた妻の本当の想いを知ることになるのだった…。しかし、その裏では大きな力が新兵衛に迫っていた…。
引用:映画「散り椿」公式HP
映画「散り椿」のキャスト・人物関係図
- 瓜生新兵衛(岡田准一)
- 榊原采女(西島秀俊)
- 坂下里美(黒木華)
- 坂下藤吾(池松壮亮)
- 瓜生篠(麻生久美子)
- 篠原三右衛門(緒形直人)
- 宇野十蔵(新井浩文)
- 平山十五郎(柳楽優弥)
- 篠原美鈴(芳根京子)
- 坂下源之進(駿河太郎)
- 千賀谷政家(渡辺大)
- 田中屋惣兵衛(石橋蓮司)
- 榊原滋野(富司純子)
- 石田玄蕃(奥田瑛二)
かなり豪華な俳優陣。
富山に何かと所縁のある奥田瑛二さんも出てるんやな。
映画「散り椿」のロケ地マップ
- 漁師町・氷見の家並み(氷見市)
- 摩頂山 国泰寺(高岡市)
- 武田家住宅(高岡市)
- 旧北陸道(小矢部市)
- 井波別院 瑞泉寺(南砺市)
- 長松山 本法寺(八尾町)
- 桂樹舎(八尾町)
- 森記念秋水美術館(富山市)
- 長慶寺 五百羅漢(富山市)
- 豪農の館 内山邸(富山市)
- 薬種商の館 金岡邸(富山市)
- 浮田家住宅(富山市)
- 雄山神社 芦峅中宮祈願殿(立山町)
- 立山大橋(富山市)
- 「俺の道」(上市町)
- 眼目山 立山寺(上市町)
- 文武学校(長野県)
- 真田勘解由家(長野県)
2ヶ所のみ長野県で、あとは富山県でのロケ。
富山って〇〇家みたいな昔ながらの家が結構残されている。この前、散り椿でも使われている内山邸を初めて見てきたんだけど、豪邸すぎてビックリした…。昔の豪農の力の強さが、あの家を見ただけで分かった。
このパンフレットにも使われている見事な並木道は、上市町にある「眼目山 立山寺(がんもくざん りゅうせんじ)」。めっちゃカッコイイ名前☆
5年ほど前に連れて行ってもらったけども、すごく雰囲気のある場所だった。通称「さっかのてら」と呼ばれ、1370年に大徹宗令褝師により創建された曹洞宗の名刹(めいさつ)でもあるそうだ。
こうして富山のロケ地をチェックしていると、映画のロケ地巡りをしながらの富山観光も結構発見があって楽しように感じる☆
映画「散り椿」のスタッフ
監督・撮影
木村大作(きむらだいさく)
1939年、東京都生まれ。
1958年東宝入社。撮影部に配属され、『隠し砦の三悪人』(58)、『用心棒』(61)といった黒澤明作品にキャメラマン助手として参加。1973年撮影監督デビュー。代表作に『八甲田山』(77)、『復活の日』(80)、『駅 STATION』(81)、『火宅の人』(86)、『鉄道屋(ぽっぽや)』(99)、『北のカナリアたち』(12)など。監督作品としては『剣岳 点の記』(09)、『春を背負って』(14)がある。監督・脚本・撮影を担当した『剣岳 点の記』では、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。過去、日本アカデミー賞優秀撮影賞を21回受賞、そのうち最優秀撮影賞5回受賞。
脚本
小泉堯史(こいずみたかし)
1944年、茨城都生まれ。
東京写真短期大学(東京工芸大学)、早稲田大学卒業。在学中に、黒澤明監督作品『赤ひげ』65)と出会い感銘を受ける。1970年黒澤プロに参加。『影武者』(80)以後、『乱』(85)、『夢』(90)、『八月の狂詩曲』(91)、『まあだだよ』(93)で助監督を担当。2000年黒澤明監督の遺作シナリオ『雨あがる』の映画化に際し、初監督を務める。同作品でヴェネチア国際映画祭で緑の獅子賞、日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめとする8部門を受賞。他監督作品に、『阿弥陀堂だより』(02)『博士の愛した数式』(06)、『明日への遺言』(08)、葉室麟原作『蜩ノ記』(14)がある。
原作
葉室麟(はむろりん)
1951年、福岡県生まれ。
西南学院大学文学部卒業後、地方記者、ラジオニュースデスクなどを経て、2005年「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。50歳から創作活動に入り、4年後の文壇デビューとなった。2007年に「銀漢の賦」(07)で松本清張賞、2012年に「蜩ノ木」(11)で直木賞、2016年に「鬼神の如く 黒田叛臣」(15)で司馬遼太郎賞受賞。「いのちなりけり」(08)、「秋月記」(09)、「花や散るらん」(09)、「恋しぐれ」(11)、「千鳥舞う」(12)、「春風伝」(13)など執筆作品多数。<扇野藩シリーズ>として「散り椿」(12)のほかに、「さわらびの譜」(13)、「はだれ雪」(15)、「青嵐の坂」(18)がある。
音楽
加古隆(かこたかし)
1947年、大阪府生まれ。
東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に進み、オリヴィエ・メシアンに師事。代表作にNHKスペシャル「映像の世紀」「新・映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」がある。映画音楽での受賞は、1998年モントリオール世界映画祭のグランプリ作品、マリオン・ハンセル監督「The Quarry」の音楽で最優秀芸術貢献賞。国内作品では、毎日映画コンクールの音楽賞(小泉堯史監督『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』)。日本アカデミー賞優秀音楽賞(杉田成道監督『最後の忠臣蔵』、小泉堯史監督『阿弥陀堂だより』『蜩ノ記』)。日本映画批評家大賞の映画音楽賞(平山秀幸監督『エヴェレスト 神々の山嶺』)。2016年度(第68回)日本放送協会 放送文化賞を受賞。
映画「散り椿」の舞台挨拶
富山県内では、9/29(土)に木村大作監督が計7回も舞台挨拶に登壇してくれる☆
劇場や時間帯は次の通り。
【TOHOシネマズ ファボーレ富山】
- 9:00~の回(上映終了後に舞台挨拶)
- 10:10~の回(上映終了後に舞台挨拶)
- 11:50~の回(上映開始前に舞台挨拶)
- 13:00~の回(上映開始前に舞台挨拶)
【TOHOシネマズ高岡】
- 13:00~の回(上映終了後に舞台挨拶)
- 14:10~の回(上映終了後に舞台挨拶)
- 15:45~の回(上映開始前に舞台挨拶)
ちょっとショックなこと
公開日9/28(金)の公開初日の舞台挨拶は、TOHOシネマズ日比谷で行われる。
しかもそちらの登壇者は、岡田准一・西島秀俊・黒木華・池松壮亮・木村大作とかなり豪華…

まとめ
富山がロケの映画『散り椿』。
『春を背負って』『剣岳 点の記』など富山のロケーションをよく利用してくれる木村大作監督作品だからこそ、ちょっと気になるなぁ。
富山ロケで時代劇ってのもどんな風に仕上げているのか興味がわく☆
有名俳優も沢山でてるし、ちょっとでも興味がある人は見に行ってみてはどうだろうか?
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