日本一小さな村として有名な、富山県舟橋村。
面積3.47平方キロメートル、人口約3000人の舟橋村で、「日本一楽しい公園を作る!」というプロジェクトに、子供たちが挑戦している。
小学生が100万円を集める
小学生7人が「日本一楽しい公園を作るために100万円集める」と言ったら、あなたならどう思うだろうか?
そんなの出来るわけない。
バカなこと言ってないで、勉強しろ!
もしかしたら、心のどこかでそのように思ってしまうかもしれない。
僕たち大人はいつからそんな風になってしまったんだろうか…。自分も昔は「空を飛びたいとか、大統領とか、プロ野球選手とか」笑顔で夢を語っていたはずなのに…。
もし子供たちの多くが、「将来の夢は公務員です!」なんて言い出したら絶対にその国の未来はヤバいと思う。
空を飛びたいと思ったから飛行機ができ、宇宙に行きたいと思ったから現在宇宙に行けている。
大人にはバカみたいに思える「子供が語る夢」は、未来への大きなエネルギーを秘めているのだ。
そして、実際に舟橋村の子供たちは100万にとどまらず200万円以上を集めた!
夢を叶えるクラウドファンディング
クラウドファンディングをご存知だろうか?
クラウドファンディング
不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆と資金調達を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
(Wikipedia)
今回舟橋村の子供たちが夢を叶えるために利用したシステムが、このクラウドファンディング。
なんと公開から11日で、目標額の100万円が集まった。(現在進行中、2018/1/11まで)
やりたいことを掲げて、それが共感できるものだったら、多くの人がその実現に力を貸してくれる。それもすごいスピード感で。
「お金」というハードルを超えるための新しい可能性が、クラウドファンディングには確実にはある。今回の挑戦がそれを物語っている。
舟橋村「公園つくるんデス」とは?
平成29年6月、オレンジパークふなはしを拡張してできた「何もないただの広場」。
その広場を「日本一楽しい公園にしたい」と、小学生7人「アサヒ、カザト、ガクマル、キオト、ハルト、ユウイチロウ、ユウセイ」が、初代「こども公園部長」として立ち上がった。
画像引用:CAMPFIRE
これがこども公園部長のアイデアスケッチ。
この公園アイデアを実現するために、キャンプファイヤーというクラウドファンディングの会社を利用して支援者を募っている。
シガラミや世間体を気にせず、純粋に自分たちがやりたいことに挑戦する子どもの姿勢に、見習うべき部分が多い。
まとめ
富山県舟橋村に、日本一楽しい公園を作るプロジェクト。
すでに目標額は達成しているが、2018年1月11日23:59までクラウドファンディングで支援者を募集している。
残り数日だが、集まった支援が多ければ多いほど子ども達の希望の公園に近づく。応援しようかなぁと思った人は、下記サイトを覗いて見てほしい。公園づくりをする子供たちについてなど、より詳細な情報が載っている。
公園を作るまでも、作ってからも、様々な課題がどんどん出てくると思うが、子ども達には失敗を恐れず挑戦をし続けてほしい。
応援してる☆
最後にこの記事を書いていたら、僕の好きな本を思い出した。
多分あんまり有名ではないけど、「点数の上がらない塾」など、忘れがちな大切なことに気づかせてくれる物語だ。