お酒を呑んでやっちまったこと、ありますよね?
僕も若い頃は何度もやらかしました…。
僕は呑んでるときはわりかし平気なんだけど、一定量超えるとアウト、もしくは一回寝ると次の日の夜まで完全にノックアウトなタイプ。自分でも肝臓のアルコール分解能力が低いことを実感している。
もう時効ってことで過去の失敗を反省しつつ、こんなに酒の弱い僕でもほぼ二日酔いしない方法についてちょっとまとめてみた。
お酒の失敗談3選
数々のお酒の失敗談の中から、僕を成長させてくれた3つの経験を選出した。
この経験で僕は確実に、お酒の飲み方をコントロールできるようになったと思う。
失敗談3
電車で乗り過ごして、飲み代以上にタクシー代がかかった。
これは、20代前半銀座で働いていた時のお話。
ある日先輩が「今日は、ビール好きなだけ奢ってやるわい」と言ってきた。普段は奢ってくれるような人物ではなかったので、「ラッキー」と思い、仕事を早く終わらせて4〜5人で飲みにいった。
銀座といっても女性のいる高級店ではなく、近所にできた新規オープンのお店。そこの看板にはこんな文字が。
ビール一杯100円!
ああ、そういうことねw ってことで、僕らは終電までアホほどビールを呑みまくった。会計はツマミ分だけで、僕は500円も払わなかった気がする。
「あー、安く酒のめて楽しかったわぁ。明日も仕事やし、早く帰って寝よう」と思い、いつも通り電車に乗り込んだ。
気づいたら終点の大宮駅…。
(当時京浜東北線を使っていたので、埼玉県の大宮駅が終点だった)
もちろんもう電車はないので2択を迫られる。
ここで寝る? or タクる?
酒代が安かったので、選んだ選択肢は「タクる!」
タクシー代は深夜割増料金で、軽く5000円以上。お得に安く酒を飲んだんに、結局支払ったお金は同じ…。
まぁ、人生そんなもんだよね…。
失敗談2
警察に1000円借りて、アパートの入り口前で寝た。
これは転職後、錦糸町の旅行代理店で働きだして、新人歓迎会を開いてもらったときのお話。
この日は職場の上司も含め10数人での呑み会。新人数名が主役、男の僕が集中的に呑まされる役目になった。
当時は「寝なければ自分は結構呑める」って認識だったので、先輩に言われるまま結構な量のお酒を呑んだ。今思えば、ビールやら日本酒やらワインやらをチャンポンしたんがいけんかった。
次の日も仕事があるので、23時くらいにみんなで解散。僕は結構酔った状態だったけどまだ意識はある状態で、みんなと駅でお別れした。
問題は、錦糸町から自宅まで行くには、1回乗り換えないといけないってこと。錦糸町〜秋葉原〜最寄駅。これがいけなかった。
電車に乗って終点で意識が戻ったときは、なぜか「三鷹駅」。もう意味が分からんかった…。
どうやら総武線を秋葉原で乗り換えなかったようだ…。
とりあえずタクシーに乗り込む。乗ってから気づいたが、カバンがないw 所持品は、今聞いているiPodとイヤホンのみ…w
どっかでカバンを置いてきたらしい。もちろん財布など全て入っていたので、お金が一銭もない…。
そのままタクシーは、家の最寄の交番へ直行。タクシー代は後日支払うことにして、なぜか警察に1000円借りたw あとで調べるとこういうとき、警察はいくらか貸してくれるらしい。
その日は、もうどうしようもないのでみんな解散。家に帰った。
でも、鍵がない…。鍵もカバンに入ったままだ…。とりあえず、部屋の入り口の前で寝ることにした。
翌日、とりあえず鍵を開けないとどうしようもないので、鍵屋に電話。大体の料金を聞くと、2〜3万。なんかいい鍵だったらしい。
高すぎやったので、途方に暮れて、昨日お世話になった交番へ。相談すると、駅でカバンを探してみればと言われた。
駅で「昨日どこかの駅でカバンがなかったですか?」と聞くと、なんと奇跡的に全部無事に見つかった!!これで全て解決☆
と思ったが、それらの旨を職場に伝えると「昼からでいいので、仕事こい!」とのこと…。そのまま23時くらいまで仕事させられた。
もちろん、職場にはタクシーの運転手からお金の最速の電話が何度もあった。
社会は甘くないね…。
失敗談1
気がついたら病院のトイレで点滴うけてた。
東京の新橋で、富山から出てきていた同じ町内の友達4~5人と、親2人で呑んだお話。
この事件が、今の僕のお酒飲みすぎないマインドを完全に作った。
この日は保護者である大人2人が、20代前半の僕らに新橋でお酒の呑み方を教えてやるって感じの集まりだった。
小学校時代から遊んでる仲間との、まぁ久しぶりの再開でもあったから、話も盛り上がりめちゃくちゃ楽しかった記憶はある。
1軒目で、焼酎が7〜8本空いてたような光景がうっすらと残っている。
2軒目はバー。僕の記憶は、バカルディブラックを頼んだところで消えている。
気づいたのは、病院のトイレ。なぜか、点滴をうけていた。またしてもカバンがない…www
どうやら、僕と親父は飲みすぎてたのでタクシーに詰め込まれて強制的にホテルに帰されたようだ。そのホテルのロビーで、僕が倒れたのでそのまま病院コース。
病院にはなぜか東京に出てきていた兄貴もいた。僕の父もカバンがなく、携帯した持ってなかったので、兄貴を呼んだそうだ。
父と呑んで病院送りになるとは思わなかった…。
翌日の父からのメール。
「酒の呑み方を教えるつもりが、すまなかった」
二日酔い防止方法
以上のようにお酒で数々の失敗を繰り返した僕は、流石に少しずつ賢くなっていった。
なんとかうまく呑む方法はないかと、当時「酒を飲む前に牛乳を飲むと、胃に膜がはられて守ってくれる」って噂を聞いて実践した。それでも全然ダメだった…。
でも、とうとう自分の中でほぼ二日酔いしない方法を見つけだしたのだ。
ウコンの力のルーティーン
僕が見つけた二日酔いへの対策とは、ウコンの力を使用した方法だ。
当時、ウコンの力といえばドリンクタイプが主流だったが、僕は顆粒タイプのモノを使用していた。顆粒タイプの方が安くてかさばらないのが便利だったからだ。カバンの中には常にウコンの力が入っている状態だった。
ウコンの呑むタイミングについては、呑む前なのか、後なのか、正直よく分かんなかった。
そこで僕が編み出したのが、ウコンの力を3回呑むという方法だ。
呑む前に1袋、飲み会の途中に1袋、呑み会後に1袋。この3回のウコンの力ルーティーンを達成すれば、ほぼ100%二日酔いを防いでくれる。
数々の失敗を繰り返してとうとう究極の二日酔い防止方法を見つけたのだ!
しかし、この完璧な二日酔い防止方法にも1つ弱点がある。
それは意外と3回全ての工程をクリアするのが難しいということだ。
想像して欲しい。
急な呑み会の前に、いつもウコンの力が手元にあるだろうか?さらに盛り上がっている呑み会の途中で、「ウコンを飲むこと」を覚えていられるだろうか?さらにいい感じに酔っ払って帰ってきた後、すぐにでも寝たい中、ウコンの力を飲めるだろうか?
ウコンの儀式を無事達成させれば、ほぼ完璧に二日酔いを防いでくれるが、思ったよりも達成が難しい。そこでその達成率を上昇させるために、サブ的なもう一つの方法を実践するようになった。
やわらぎ水
サブ的なもう一つの方法。それは、常にチェイサーを呑むことだ。
日本酒を呑むときに、間にはさむ水を「やわらぎ水」と呼ぶ。チェイサーよりも、こっちの方が雰囲気が出るので僕はやわらぎ水と呼んでいる。
この方法はすごくシンプル。アルコールと水を交互に飲むだけだ。
例えば、ビールを頼むと同時に水も頼む。
周りにいる人たちは、ほぼ100%「いきなり水頼むん?」って言ってくるけど、そんなの関係ねぇ。
本当かどうかは知らんけども「二日酔いの頭痛は脱水症状」というのを聞いてはじめた、このやわらぎ水。これの効き目もすごい。
ウコンの力のように、商品が必要なわけではないので、突然の呑み会でもいつでも対応できる。それに容易に達成できるのがまたいい。
本格的に量を吞む場合じゃなければ、この方法でほとんど二日酔いは防げる。
水を大量に吞む分、トイレが近くなってしまうのだけは我慢しよう。
まとめ
酒を呑む人ならば、失敗談の一つや二つあるだろう。
失敗を恐れて何もしないのではなく、大事なのは失敗から何かを学ぶこと。
そこかの誰かがいってたよ。
失敗した者だけが、挑戦者という輝きをえられる
って。
とはいえ、一気とかは急性アルコールでマジでヤバいので絶対にやめよう!
春になると、新しい職場、新しい部署、新しい出会いで、呑む機会も増えると思うけど、お守りがわりにウコンの力の顆粒タイプをカバンに忍ばせておくことをオススメするw