今年は一体何日休めるのか?
祝日の数をかぞえて、楽しみにしている人もいるのではないだろうか?
とはいえ、日本国の祝祭日の数は決まっている。
日本国の祝祭日の数
日本の国民の祝日は、年間16日と決まっている。
2016年に山の日(8月11日)が設定されたので、年間16日となった。
年間16日の国民の祝日と、会社ごとの夏季休暇と冬季休暇の日数で年間の休みが決定する。
しかし16日の祝祭日は、「土曜日」とかぶると実質の休日が減ることになる。
振替休日のシステム
国民の祝日が日曜日とかぶった場合は、振替休日が与えられる。
しかし土曜日とかぶった場合は、振替休日は与えられない。
これは日本の法律上、日曜日しか休みとされていないからだ。
つまり年間の実質の休日が増えるかどうかは、祝日が土曜日とかぶるかどうか次第なのだ。
2017年の祝日一覧まとめ
追加休日 | 日付 | 祝日 |
---|---|---|
1/1(日) | 元日 | |
1 | 1/2(月) | 振替休日 |
2 | 1/9(月) | 成人の日 |
2/11(土) | 建国記念の日 | |
3 | 3/20(月) | 春分の日 |
4/29(土) | 昭和の日 | |
4 | 5/3(水) | 憲法記念日 |
5 | 5/4(木) | みどりの日 |
6 | 5/5(金) | こどもの日 |
7 | 7/17(月) | 海の日 |
8 | 8/11(金) | 山の日 |
9 | 9/18(月) | 敬老の日 |
9/23(土) | 秋分の日 | |
10 | 10/9(月) | 体育の日 |
11 | 11/3(金) | 文化の日 |
12 | 11/23(木) | 勤労感謝の日 |
12/23(土) | 天皇誕生日 |
土日以外の休みを、追加休日として表した。
2016年は、なんと1日も土曜日とかぶらないというミラクルな1年だったので、16日の追加休日があった。
それに対して、2017年は4回も土曜日とかぶっている。
つまり追加休日は12日となり、昨年より4日も少ない!
昨年が良すぎたとはいえ、年間4日も休日が減るのは、精神的に意外とキツいのではないだろうか?
2017年の月別追加祝日数
1月 | 2回 |
---|---|
2月 | |
3月 | 1回 |
4月 | |
5月 | 3回 |
6月 | |
7月 | 1回 |
8月 | 1回 |
9月 | 1回 |
10月 | 1回 |
11月 | 2回 |
12月 |
土日以外の追加休日を月ごとに見ると、上記のようになる。
1日も追加休日がないのは、2月、4月、6月、12月だ。
12月は冬季休暇があるものの、せっかくの天皇誕生日が土曜日とかぶってしまったのは痛い。
大型連休と言われるゴールデンウィークとシルバーウィークは、どんな感じなのだろうか?
ゴールデンウィーク(GW)は何連休?
2017年のゴールデンウィーク(GW)は、5連休だ。
1日と2日に有休を取得できれば、9連休にすることができる。
夏季休暇と冬季休暇を除けば、大型連休をとるチャンスはここしかないので頑張って有給したいところだ。
シルバーウィーク(SW)は何連休?
2017年のシルバーウィークは、3連休だ。
秋分の日も土曜日に喰われてしまって、救出手段がない…
クリスマスは連休?
2017年のクリスマスは、土日の連休。
しかし12月の天皇誕生日もまた、土曜日に見事に食われてしまっている…。
土日以外の連休は何日?
土日に祝日がつながると連休となるが、2017年は9回ある。
その9回の中に、5連休のゴールデンウィークが含まれる。
つまり2017年の連休は、5連休が1回と、3連休が8回となる。
まとめ
今年は昨年よりも、4日も実質の休日が少ない…。
たった4日、されど4日。4連休が1回なくなると考えると、その重大さに気づく。
長期の旅行に行こうとすると、ゴールデンウィークを利用することになる。
ゴールデンウィークだと旅行代金が、下手すると2倍近くになる。
今年は休みが少ないので、例年よりもゴールデンウィークの旅行需要が増すかもしれない。
有給をうまく使って4連休を利用していくのが、賢い選択肢なのかもしれない。
あなたは今年の休みの計画、どうする?