部屋にいると、突然「ぶ〜ん」という音がする…
日中だと窓際に、夜だとだいたい蛍光灯にカメムシが出現する。もちろん窓は閉め切っているのに!
なんで家の中にいるの? どこから入ってきたの? もしかして家で繁殖してる?
毎日のように部屋にカメムシが現れて困っていましたが、対策をしたら全く家に侵入してこなくなりました!
結論からいうと、カメムシ博士を購入して侵入経路に塗りたくったからです。これ▼
普通のカメムシ忌避剤と比べると高いので、最初は買うか迷いましたが買って良かったです。
侵入経路やカメムシ博士を塗るべき場所、カメムシがいた場合の臭くならない対処法など、もっと詳しく知りたい人は読み進めてください。
カメムシの種類と生態
カメムシの対策をしたいのであれば、簡単でも良いのでカメムシのことを知っておきましょう!
カメムシは、カメムシ目カメムシ亜目のカメムシ科の昆虫の総称。「カメムシ」という昆虫は存在しません。
じゃあ、我が家にいつも出現するアイツは何者なのか?
調べてみると、形的にどうやら「クサギカメムシ」というヤツらしいです。
カメムシのすみか
我が家に訪れるクサギカメムシは、日本全国、特に山間部に多く生息します。
カメムシは、冬は越冬のために樹木の隙間や石の下、家屋に入って寒さをしのぎます。
冬の時期の民家なんかは、あったかくていい逃げ場になっているのです。だから冬の時期に家の中に発生します!
カメムシの食べ物
カメムシは、植物の果実、茎や葉の汁を摂取します。
口のところにストローのような器官を持っていて、それを伸ばして汁を吸います。
カメムシの繁殖
カメムシの繁殖期は4〜5月。産卵期は、5月下旬から8月くらいにかけてです。
卵は、夏前に孵化します。
冬を越して、暖かくなってきた春に開放されて繁殖ということは、我が家の屋根裏あたりでお相手を探しているということか…。ガクブル…
カメムシの天敵
カメムシの天敵で有名なのは、寄生バチ。カメムシの卵の中に産卵するタイプです。
ゴミムシなどもカメムシの卵を食べるとのこと。
成虫の場合はどうなのでしょうか?
カマキリなどは成虫のカメムシを食べることはあるようですが、どうやら好んで食べるという訳ではありません。
カメムシの天敵を飼って対策するというのは現実的に不可能なので、何かしら別の対策方法が必要になります。
カメムシは自分の臭さで死ぬ
カメムシ対策を探していたら、ものすごい動画を見つけました。
タイトル「カメムシは自分のオナラで気絶するのか試してみた」
これはどうやら、先ほど紹介した「カメムシいやよ」の商品の実験らしく、再生回数50万を超えている人気動画です。
思った以上にカメムシが嫌いな人間は多いようですね。
カメムシによる被害
カメムシによる被害はいくつかあります。
- 臭い、見るだけで不快
- 洗濯物に臭いがつく
- 農家は育てた果物が食べられる
僕のような一般人は、ただ臭いってだけで済んでいますが、農家はそれだけでは済みません!
ミカンや梨、リンゴ、柿などは、カメムシの好物。農家にとっては、カメムシに果汁を吸われると売り物にならないため大打撃を受けます。
カメムシの侵入経路
カメムシの進入路は、主に次の3つです
- 玄関
- 窓
- 換気扇やクーラー
奴らは2mmの隙間があれば、侵入してくるそうだ。
以前、換気扇の掃除をしたら結構な数のカメムシの死骸があった…。
でも、今時の密閉性の高い家ならいざ知らず、我が家のような古い家はこれらの隙間を塞ぐことは無理だ…。
侵入経路を断つという方法は、現実的ではない。
カメムシ対策について
カメムシの生態について調べてきましたが、どう対策をとればいいのかが重要ですよね?
- 天敵
→カメムシの成虫にとって目立った天敵は特に見当たらない… - 兵糧攻め
→植物があればいくらでも生きられるので不可能… - 侵入経路封鎖
→2mmの隙間から侵入してくるやつを止めることも不可能… - 全てを根絶やし
→数が多すぎて不可能…
こう論理的に考えてくると、カメムシの対策がかなり難しいのが分かるかと思います。
でも逆に道が一つ見えてきました。
それは人間の化学の力を借りてカメムシを家の中に極力侵入させないことです。
結論の部分、カメムシの対策グッズについて紹介していきます。
カメムシの対策方法&対策グッズ
カメムシの対策方法は大きく分けて2つです。
- カメムシを家の中に入れない
- 家の中に入ったカメムシを除去する
前者が理想ですよね?
それぞれ順番に方法とグッズを紹介していきます。
カメムシを家の中に入れない
カメムシを家の中に入れないためには忌避剤が有効です。
カメムシ忌避剤は、カメムシが嫌いな成分を発して近寄って来なくするという商品。彼らの姿をできれば見たくないって人にはピッタリの対策グッズです。
家に侵入されてしまっては、殺虫スプレーや手掴みなどの方法で駆除しなければなりません。
子どもがいる家庭などでは、殺虫スプレーは出来れば使いたくないという人も多いですし、カメムシの姿もみたくないって人も多いです。そもそも家の中に入って来なければ万々歳ですよね?
Amazonなどで「カメムシ忌避剤」を検索すると次のような商品が沢山出てきます。
理由は簡単で、使用してから全然家の中にカメムシが入ってこなくなったからです。
カメムシ博士を購入前にスプレータイプの忌避剤などを試したのですが、全然効きませんでした…
窓の枠などにスプレーしても、カメムシが平気でその上を歩いているんですよね….
カメムシ博士は価格が高い上に自分でハケで窓枠に塗らないといけなく大変なのですが、その分我が家では効果は抜群でした!
家の中に入ったカメムシを除去する
家の中に侵入させてしまったカメムシは、自ら除去しなければいけません。
主な除去方法は次の2つかと思います。
- カメムシ殺虫スプレー
- 手掴みなど
順番に簡単に説明していきます。
殺虫スプレー
カメムシ用のスプレー殺虫剤。生きてるカメムシに触るのが嫌って人にはありがたいのが殺虫スプレーです。
カメムシに直接かけるのが基本ですが、換気扇やドアや窓の隙間にスプレーしておくと隠れているカメムシがいた場合には効果的。
殺虫スプレーで殺した後は結局自分でつまんで捨てないといけません…
自ら除去する
カメムシを間近に見ることが可能ならば、自分の手で直接除去する方法が一番安上がりです。
でもティッシュを何枚も重ねても、手でつまむとクサイ臭いを発してくるのがカメムシ…。手軽に済ませたいもんだからって掃除機で吸おうものなら、後々後悔することになります。
僕が一番手軽で気に入っている方法は、ガムテープで捕まえて処分する方法です。
なかなかくっつかないかと思いましたが、実際にやってみると案外アッサリとガムテープにくっつきます。
さらに、このように包んでしまえば臭いもしません!
なんなら嫌いなヤツにこのままプレゼントしてもいい!(※ダメ、絶対!)
唯一のデメリットは、カメムシが出現したときにそばにガムテープがないとダメだということです。
カメムシ出現シーズンは、家の中の数ヶ所にガムテープを常備しておくといつでもガムテープで駆除できるのでオススメ!
ペットボトルに洗剤を入れて捕まえる方法もありますが、作るのが大変なので一番手軽で便利なのはガムテープ駆除です。
まとめ
カメムシの侵入経路と対策、駆除方法などについてまとめてみました!
【一番オススメ】
家の中に侵入させない「カメムシ博士」を利用した方法。
多少お金はかかりますが、カメムシを見ることも触れることもないのでダントツでお勧めです。
【お金をかけたくない人の場合】
家の中に入ってきたカメムシを1匹ずつガムテープを使って駆除!
ガムテープはなるべく粘着力が強いものがオススメです。何個か買ってカメムシの出やすいヵ所に常備しておきましょう!
【その他】
その他にも1,000円位のカメムシ忌避剤や殺虫スプレーは沢山あります。
カメムシ博士は高いから他のでなんとかしたい!って人は試してみてください。いいのがあったら教えてもらえると嬉しいです。
害虫カメムシの苦痛を一緒に乗り越えましょう!