この記事では、運転免許の写真を持ち込むことで最悪の写真になることを防ぐ方法を紹介します!
- 運転免許の写真の写りが悪くて人には絶対に見せたくない!
- 次の免許更新まで数年間この写真とか最悪!
- 写真担当の人この写真でなんでOKにした!?
- 次の撮影も失敗したらどうしよう…
そんな人は結構いるのではないでしょうか?
運転免許の写真は「友達に見せて」と言われることもあるし、身分証明で他人に見せる機会も結構あります。出来れば人に見せても良いような、写りのいい写真を使いたいですよね?
意外と知らない人も多いのですが、運転免許の写真は基準さえちゃんと守っていれば持ち込みが可能です。
どこで提出するのか、どんな写真なら良いのか、実際にどうだったのか、体験したことをまとめてみました。運転免許の写真で失敗したくない人は、参考にしてみてください。
運転免許証の写真|写真持込の手順
まず始めにざっくりと、免許写真持参時の流れを把握しておきましょう!
- 自分で基準にあった写真を用意する
- 免許センターに持ち込み提出する
- 免許をもらう
すごくシンプルです。
ただし写真の基準や、写真撮影の方法などについて注意点などがあるので気をつけましょう!
持参した写真を提出するのは「申請書受付・審査」のタイミングです。
富山の免許センターでは6番。写真撮影の2つ手前の段階です。
一番最初のお金を払ったり申請書を書くタイミングではなく、書類を提出するタイミングなので頭に入れておきましょう!
運転免許の写真|ひどい写真になる理由
運転免許の写真が変になってしまう理由は、だいたい次のような感じです。
- 当日の一発勝負
- 事前にゆっくり整えられない
- 撮影係は綺麗に撮ろうとしていない
- 自分がどんな風に写っているのか分からない
撮影の前に鏡は置いてありますが、周りの目が気になるし、混んでたりするとゆっくりと整えている余裕はありません。
そして免許センターの撮影係の人は別に綺麗に撮ろうとしているわけではないので、実際に自分がどんな顔をしていようと基準をクリアしていれば普通にOKといった感覚でしかいません。
これらが運転免許の写真で失敗して変な顔になってしまう大きな理由です。
運転免許の写真|どうすれば失敗しないのか?
一番最初にも書きましたが、運転免許の写真で失敗しないためには事前に撮った写真を持ち込めばOKです!
事前に撮った写真を持ち込む場合は、気に入った写真が撮れるまで何度でもやり直せるので絶対に失敗はありません。
街中などにある機械の証明写真であれば、実際にどんな風に写っているのか確認しながら撮影できるし、数回であれば撮り直しもできます。
でも持参する写真はどんなものでもOKなわけではないので注意が必要です!
運転免許の写真|写真を持ち込むときのルール
運転免許に使うための写真には基準が定められています。さらに都道府県によって写真持込が可能な条件が決まっています。
富山県警察のHPを参考にまとめてみました。
持込写真による免許証作成が可能な条件
富山県で持参した写真で免許証の作成ができるのは、運転免許センターと高岡運転免許更新センターの2ヶ所において、月〜金曜日のみです。
そして免許センターによって新免許の受領方式も変わってきます。
富山市の免許センターでは即日交付されますが、高岡更新センターでは後日受取になります。
写真についての基準
運転免許の写真の基準は必ずチェックしておきましょう!
適正な写真のサイズや服装は?
- 申請前6ヵ月以内に撮影したもの
- 無帽・正面・無背景・無修正で上三分身(おおむね胸から上)のもの
- 大きさが縦3.0cm×横2.4cmのもの(余白は含まない)
- 写真の裏面に氏名及び撮影年月日を記入したもの
これらの基準は、道路交通法施行規則第17条第2項第8号によって定められています。
そしてこの他にも次のような基準があります。
- 頭上を3mm程度あける(余白部分は含まない)
- 画像に傷・汚れがなく鮮明で、個人識別のできるもの
- 写真はカラー・白黒ともに受付します
- 目や顔の大きさ等、修正していないもの
- カラーコンタクトをつけていないもの
不適切な写真
画像引用:富山県警HP
不適切な写真としては次のような項目が挙げられています。
基本的な考え方として、現在の容貌と著しく変わっているものや、自分自身を特定できないものはNGとなるようです。
- 顔が大きすぎる
- 顔が小さすぎる
- 色つきの眼鏡をしている
- 前髪で顔が隠れている
- 帽子や鉢巻きなどをしている
- 眼鏡が光って目が見えない
- 顔が見切れている
- 目を閉じている
- 笑っている
- スナップ写真である
- 衣類などで顔が隠れている
- 顔が正面を向いていない
- カラーコンタクトをしている
- 影で顔が見えない
都道府県によってはその他の項目が多少違うこともあるかもしれません。
住んでいる地域の警察のHPを一度調べて確認してみることをオススメします。
基準に合わない写真だった場合は、せっかく写真を持ち込んでも使用できません。かけた手間が全て無駄になってしまうので気をつけましょう!
その他、写真に関する注意事項
- 写真が薄い、不鮮明
- 背景が黒・赤など、色のキツいものはNG
- デジカメ写真で修正などをしたものはNG
その他の不適切な写真の例としてこのようなものが挙げられています。
写真スタジオとかでも明るさなど軽微な加工はされるが、プリクラやSNOWなどのように見た瞬間に明らかに加工したと分かるのは使用できません。
持ち込み用写真の撮影方法
運転免許用の写真の撮影方法は主に3つです。
- 写真館などでプロのカメラマンに撮ってもらう
- 証明写真撮影機を利用する
- 自分で撮影する
お金はかかりますが、一番綺麗な写真になるのはプロに撮ってもらうことです。
僕はスマホで撮影して、自宅プリンターで印刷するという方法を選択しました。
何回でも無料で取り直しできるので便利なのですが、慣れないと結構大変です。
スマホで撮った写真を運転免許写真に使う
スマホで撮った写真を利用する手順は次のとおり。
- スマホで撮影
- Photoshopで解像度やサイズ調整
- 写真専用の印刷紙にプリントアウト
まずはあとの印刷用に必要なので「超綺麗な写真専用紙」をAmazonでポチりましょう。
僕が購入した時はL版100枚で600円強でした。今見るともうちょっと安くなっています。
スマホで写真撮影
後ろが白い壁の前で、スマホで自撮りしました。
運転免許証用の写真は縦撮りすると、あとでトリミングしやすいです。
プリントアウト&カット
Photoshopなどの写真編集ソフトで、24mm×30mmにサイズ変更しましょう。
写真印刷用紙はL版なので、念のため2枚分を印刷して後からカットするようにしました。
こんな感じです。
免許センターに電話で確認したところ「自分で切らない方がいい」とのことだったので、このままの状態で持ち込みました。
試しに自分でカットして持って行きましたが、別にそれでもOKでした。でも何かあるといけないので、自分では切らない方が安全です。
プリントアウト、慣れるまで大変…
実はプリントアウトでめちゃくちゃ引っかかりました…
PC上で見ているのと、実際にプリントした写真は色味などの見た目やが異なります。
印刷用なのでモードをCMYKにするのはもちろん、印刷設定で用紙の種類を「写真光沢紙」にしたり、解像度を変えてみたりと試行錯誤…
今までポスターとか作って発注したこともあったし、写真光沢紙に自分でプリントもしたこともあったので甘く見ていましたた…。ここまでハマるとは…。
でも設定などに慣れてしまえば、特に手間はかかりません。
運転免許の写真|持ち込んだ写真で作った免許証
実際に出来上がってきた免許証。
個人的には、なんとかまぁまぁな仕上がりにまとまって良かったなといった感想です。
運転免許の写真|自撮り写真持込でわかった3つのこと
出来上がってきた免許証は、自分で持ち込んだ写真が使われているので変な顔で映ったって失敗は絶対にありません。
でも、今回実際に写真を持ち込んで免許証を作成して次の3つのことが分かりました。
- 自撮りの写真は意外と大変
- 大きな失敗はないけど、あまり綺麗に仕上がらない
- 普通よりちょっとお金と手間がかかる
自撮りの写真を自分でプリントアウトして行く方法は、意外と手間取る割にプリンターが相当よくないと綺麗な写真にならないので注意が必要です。
ある程度のプリンターを持っていて、なるべく気軽に失敗しない写真を撮りたい人にはオススメ!
でもさらにいい写真にしたい場合には、お金はかかりますがプロに撮ってもらった方がいいです。
自撮りでプリントする場合は、少なくとも良い印刷用紙を買いましょう!プロのカメラマンに頼むよりは相当安いので!
運転免許の写真|持ち込んだ写真がNGだったら?
電話で確認したところ、もし自分で持込みをした写真が使用不可だった場合は、通常通りその場で撮り直す形になるとのことです。
つまり、写真の持込みに失敗したからといって、その後の工程がすごくめんどくさくなることはありません。他の人と同様に写真を撮るだけです。
実際に持ち込んでみましたが、厳しい審議をするような感じでもありませんでした。先述の持ち込み写真の基準が守られていて、ある程度の常識の範囲内の写真であればNGになることはほぼないはずです。
もし攻めた写真を持ち込む場合は、NGでその場で撮り直しになる覚悟はしておきましょうw
まとめ
運転免許の写真で失敗しないための写真の持ち込みについてまとめてみました!
運転免許の写真で失敗したくない人は、ぜひ写真持込で免許作成してみてください!