大腿骨骨折で入院!高齢の叔母が鎌倉で若者にぶつかられ転倒。どうすれよい?

大腿骨骨折で入院!高齢の叔母が鎌倉で若者にぶつかられ転倒。

まさかこんな事態になるとは思いもしなかった…
高齢者社会だからこそ、こんなリスクも頭に入れておかないといけない。警察にも話を聞いてみた。

こんな方におすすめ

  • 高齢になる親や親戚がいる人
  • 元気いっぱいの子どもがいる人
  • 人混みに行くことがあるひと

2018年11月5日
関東へ旅行に行っていた父と叔母が帰ってきた。80歳を越す叔母が杖をついてびっこを引いて歩いている。人混みで若者にぶつかられて転倒し、足が痛いのだそうだ。

次の日病院で診てもらうと…
まさかの大腿骨骨折で3週間の入院…

打撲程度だと思って軽く考えてたけど、高齢者になるとこんな大ごとになるのか…。

高齢者が転倒して骨折→出歩けなくなり急に弱る…

介護の勉強をしていたときに嫌になる程聞いた超典型的なヤバいパターン。自分の叔母に急にそのフラグが立つとは夢にも思っていなかった…。

3週間の入院となると治療費も沢山かかるし、仕事も休まなければならない(80超えてるのにいまだに働いてる元気な叔母)、誰かが送り迎えや付き添いもしなければならない

どう対処していけばいいのか?今後こんなリスクを減らすにはどうすればいいのか?

目次

事件の事実関係の確認

2018年11月3日のお昼頃、神奈川県の鎌倉駅近くの小町通り。

横浜の友人(同じく高齢)の友人と一緒に予約していたレストランへ向かった叔母。

人混みの中、女性(おそらく若い)が叔母にぶつかる。叔母は転倒したが、その女性は急いでいたのかサッサとどこかへ行ってしまった。

その場では叔母自身も大ごとだとは思わず、女性の連絡先も聞いてない(行ってしまったので)し、警察にも連絡はしていない。

東京に住んでたこともある30代の自分の感覚

東京に住んでいたとき、満員電車や人の多い通りを歩いていると肩などがぶつかることもある。ぶつかられて倒れている人も見たことがある。

でも、
大体は20~60代の元気な人。

転倒はしても大きな怪我などはせず、ぶつかった方が一言謝りそれで終わりってことが多い。

例えば、僕が人にぶつかり転倒させてしまったとしたら…

とりあえず、すぐに謝り怪我はないかを確認する。服の汚れなんかも気にするかもしれない。

目立った外傷がないのであれば「骨折してるかも?」なんて想像もしないはずだ。どうしても急いでいる用事があり、相手が怪我もしていないのであれば丁寧に謝ってそのままその場をあとにする。

そんな認識。

おそらく今回叔母にぶつかった女性も、今の僕とほぼ同じような感覚だったはず。

まさか、自分がぶつかって転倒させた相手が後日「大腿骨骨折して入院している」なんて想像もしていないだろう

警察に聞いてみた

今回のようなケースだとどうなるのか? 今後このようなリスクを回避するにはどうすればいいのか?

どうしても気になり、ちょっと警察に電話で聞いてみた。

先ほど記載した「現在分かっている事実関係」を伝えて、警察としての意見を聞いてみた。警察の方は、想像以上に丁寧に受け応えしてくれた。内容の要点は次の通り。

  • 防犯カメラを見ても相手を特定することはおそらく不可能
  • おそらく過失傷害になると思うが、その罪状はハッキリしない
  • 自転車や車であれば交通事故として対処できる

防犯カメラを見ても相手を特定することはおそらく不可能

鎌倉の小町通りには行ったことがないが、観光客などでかなり混雑する人気スポットらしい。

地元民だけでなく、今回の叔母のような観光客も全国から集まる。そのような状況で、もし防犯カメラに顔が写っていたとしても前科でもない限りどこの誰かを特定することは非常に困難。

おそらく過失傷害になると思うが、その罪状はハッキリしない

さらに、言い合いなどになり明らかな意思を持って暴行されたならまだしも、ほぼ偶然にぶつかってしまっただけ。

さらに、おそらく相手が高齢でなければ大した怪我にもならなかったであろうことから、それが罪になる可能性は低い。

自転車や車であれば交通事故として対処できる

今回は身体同士がぶつかって転倒したパターンだった。しかし、これが車や自転車であれば「交通事故」という分類になり本格的な捜査ができる。

「車」は分かるけど、気軽に乗ってる「自転車」が「車両」に分類され「交通事故」になるということは、しっかり知っておいた方がいい。

リスク回避&気をつけること

警察の方の話を聞いた上で、今後もしぶつかられて転倒するようなことがあった場合の対処法は次の通りだ。

  1. ぶつかられた相手の名前や連絡先はその場で聞いておく
  2. 事故やトラブルが起こったら、その場で警察に連絡を入れる

対処法を書いたけど、これって車にぶつかられた時の対処法と同じ。

人体であっても同様な対応を心がけておけば、今回のようなケースでも治療費くらいはなんとかなるかもしれない。

まとめ

高齢者が若者にぶつかられて転倒→骨折→入院。

今まで知らなかっただけで、こんなことは結構起こっているんだろうなぁ…。

ぶつかるほど人通りが多い通りなんて皆無な富山では、こんな事件が起こることはほぼないだろうけどもw 高齢の家族や友人が都会への旅行に行くときなんかは、注意しておかないといけないな。

今回は被害者側だったけども、元気に走り回るような子どもや身体の大きな若者であれば、加害者側になる可能性も十分考えられる

本日が叔母の手術で無事成功した!
明日からもう歩けるそうで、医学の進歩も目覚ましい☆

このまままた元気に動き回れるようになってほしいもんだ。

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