2018年度のセンター試験に富山関連問題が出た!
と、富山の新聞が紙面の4分の1を使って報道。
ネットでは、「富山のことならみんな知らんやろの精神」「毎年探してがっかりしてるんか」「ウキウキでかわいい」なんて書き込みも見られた。
いや、もうこれは仕方ないよね。
全国放送で「富山」が出ただけでなんか嬉しくなっちゃうもんw
全国のセンター試験で、「富山」が出たら盛り上がっちゃうのはどうしようもない!w
だって、日本史Aと地理A・B(同問題)とけっこう出たし!
ということで、
とりあえずそれらの問題を富山県民の自分が解けるのかやってみた。
センター試験(日本史A)
第3問
問1のアは…
蛮社の獄ってなに?初めて聞いたんだけど…。安政の大獄は聞いたことはあるけど、詳しくは覚えてないな…。
イは、
片山潜に横山源之助…、初めて聞いたな…w
これはダメだ、俺には解けん↓
横山源之助が富山関連の人物らしいけど初めて聞いたし。
「横山源之助」の名前見て「やった富山関連の問題だ」なんて思った受験生いたのかな、これ?
第3問解答
問1=2
知らなかったことは、ネットで調べておいた。
蛮社の獄
天保10年(1839年)5月に起きた言論弾圧事件である。高野長英、渡辺崋山などが、モリソン号事件と江戸幕府の鎖国政策を批判したため、捕らえられて獄に繋がれるなど罰を受けた。
(Wikipedia)
安政の大獄
安政5年(1858年)から安政6年(1859年)にかけて、江戸幕府が行なった弾圧である。当時は「飯泉喜内初筆一件」または「戊午の大獄(つちのえうまのたいごく、ぼごのたいごく)」とも呼ばれていた。
(Wikipedia)
片山潜(かたやません)
日本の労働運動家・社会主義者・マルクス主義者・思想家・社会事業家。
(Wikipedia)
横山源之助(よこやまげんのすけ)
明治・大正期のジャーナリスト。二葉亭四迷,松原岩五郎らの影響で社会問題に関心を寄せるようになった。 1894年毎日新聞社入社。桐生,足利の機業地,北陸,阪神地方の工場地帯を調査して,そのルポルタージュを『毎日新聞』紙上に連載した。これはのちに『日本之下層社会』にまとめられたが,日本資本主義興隆期における労働者階級の実態を活写したものと評価されている。
(コトバンク)
TVの発明に貢献した川原田政太郎も魚津市出身だったなぁ。
「川原田政太郎」日本のTV開発の第一人者は、富山県魚津市の人だった!?
第5問
せっかくなので、設問全部解いてみる。
問1…
ムリ、ワカンナイ…
問2
ダメダ、マッタクオボエテナイ…
問3
ここは富山県民として頑張りどころ。
確か米騒動は、シベリア出兵を見込んで米が買い占められ高騰、市民の手元にいかなかったから起きた暴動だったはず。
ということは、1は○。
2は、だいたいあってるけど「主婦」かどうかちょっと怪しい。
3は、多分あってる。軍隊まで出てるからこれだけ問題になってるはず。
4は、原敬内閣かどうかは、覚えてない。
2か4が間違ってると思われる。
でも、いつの時代も家庭を支配しているのは女だから、主婦の暴動の方が確率高いはず!
だから正解は4のはず!
第5問解答
問1=2
問2=1
問3=4
見事正解!問3のみw
寺内正毅内閣は米騒動が原因で総辞職。米騒動後にできたのが原敬内閣なので、4は×。
2018年米騒動
米価の暴騰を原因とする民衆の暴動をいう。江戸時代中期以降米一揆はしばしば起っており,明治維新後も 1890年と 97年の2度,富山県を中心に北越地方で同様の米騒動がみられたが,普通は,全国的な規模で行われた 1918年の騒動をさしていう。日本の資本主義経済は第1次世界大戦の影響で急速に発展したが,反面物価騰貴がはなはだしく,大戦末期のこの年には,無産大衆の実質賃金は戦前の 70%以下に低下していた。しかも米価は,政府の米価調節失敗と,シベリア出兵を見越した地主と米商人の投機買占めによって急激に上昇し,18年の春1升 (約 1.8l) 24銭だった内地米が,同年8月には 50銭に達し,民衆は深刻な食糧危機と生活難に陥っていた。こうした状況下の7月 23日,富山県魚津市で漁民婦人たちが同県産米の県外移出阻止運動を起したのを皮切りに,同県各地で大衆行動が続発し米騒動は急速な勢いで全国各地に波及していった。米屋に米の安売りを要求し,米の投機商人,米穀取引所をはじめ,高利貸や地主なども群衆の襲撃の対象となり,政府は警察のほか軍隊を出動させて鎮圧にあたったが,9月 19日までに1道3府 32県,約 500ヵ所に発生し,直接参加者は約 70万人と推定された。このため9月,寺内正毅内閣は崩壊し,原敬政友会内閣が誕生した。米騒動は事前になんらの組織もなかった自然発生的な蜂起として,近代日本が経験した初めての大規模な大衆闘争であった。
(コトバンク)
なんとか正解したけど、いくら米騒動発祥の地の富山県民とはいえ、そのときの内閣とかもはや覚えてないよ…。
センター試験(地理A・B)
問1
日照時間が一番長いのが、浜松のはず。
ということは、4か6のどっちかが答え。
気温差が大きいのは内陸のはずだから、年較差が大きいウが高山。よって回答は6。
問2
1と2は、データから読みとるに合ってる。4は富山の田舎を見ていても分かるから、合ってる。よって回答は3。
問3
カは、交通網の整備前といっているから域内。
キは、「飛騨鰤」って言葉を初めて聞いたから文脈から考えるしかない…。高価ってことはなかなか手に入らないということ。名古屋は海に面しているけど、松本は海から遠い。よって松本なはず。ということで回答は4。
解答
問1=6
問2=3
問3=4
おー、見事全問正解!
全然自信なかったけど、合っててよかったw
まとめ
どれだけ正解だっただろうか?
センター試験を解いたのなんて、何年ぶりだ…。
日本史、地理って記憶してないと解くのが難しいけど、意外と文脈などからいける。でも記憶系の問題になると、勉強していない自分にはかなり難しい…。
センター試験などで色々覚えたこともあるけど、具体的に何か役にたった記憶はないけどねw
けど、これだけ何かに一生懸命になった体験はどこかで役に立つのかな、間接的に。
受験生のみなさん、最後まで気を抜かずに大学入試頑張ってください。