「富山の良さは1つじゃねーよ!」
なんて意見が聞こえてくる…。
その通り!
例えば水が美味しい、魚が美味しい、酒が美味しい、山が綺麗、土地が安いなどなど・・・
富山の良さは挙げれば切りがない。
もちろん悪さも切りがないかもしれませんが…w
でも、富山の本当の良さってなんだろう?とちょっと真剣に考えていたら、なんとなく納得のいく結論が出たのでまとめてみた。
富山の良さ
あなたは富山で暮らしていて、どんな時に「うわぁ、富山っていいなぁ」と思いますか?
もしかして、富山がいいなんて思ったことない?w
ちなみに僕は、刺身と日本酒が美味いときと、綺麗な山を見たときに「富山いいやん!」ってなります。
ここでふと気づきました。
僕が「富山いいやん!」ってなるときってほとんど冬。
冬に飲む日本酒のひやが最高だし、山が綺麗に見えるのも冬の空気の澄んだとき。
富山の良さは感じにくい
上で挙げた富山の良さは、
水が美味しい、魚が美味しい、酒が美味しい、山が綺麗、土地が安いなどなど・・・。
富山暮らしをしていると、これらの富山の良さのほとんどが毎日感じられる。
水はいつでも美味いし、魚も基本的に年中美味いし、酒も美味い。
都会の人から見たら、「なんて贅沢な!」ってなるかもしれんけど、富山暮らしにとっては当たり前になってしまっている!
人間は当たり前にあるものに対して、ありがたみを感じにくい。
家族や恋人がいなくなってから、ようやくそのありがたさに気づいたって経験は誰にでもあるのではないだろうか?
富山の良さは、身近にありすぎてとても気づきにくい良さなのだ。
富山の良さは四季だった
珍しいものを見たときに人の心は動きやすい。
つまり、あまり当たり前じゃない良さを体感したときに感動する。
僕が「富山いいやん!」ってなったのが、ほとんど冬だった理由はそれだったのだ。
要するに四季が富山の良さを感じる要因になっている。
春の富山は、桜。
夏の富山は、お祭り。
秋の富山は、紅葉。
冬の富山は、雪景色。
それぞれどの季節も綺麗でいいんだけど、秋と冬が印象的。
これはもちろん僕個人の主観がたっぷりと入っているんだけど、桜って都会でも見られるし、お祭りだって都会にもある。
紅葉も都会でも見られるけど、ここまでの山の紅葉はなかなか見られない。
そしてここまでの雪景色は都会ではまず見られない。
だから、富山は自然から四季を感じられるのが良さ、特に冬がいい。
ツライからいい
冬がいいという理由は、他にもある。
寒いし、雪よけ大変だし、交通機関止まるし、車は渋滞するし、事故も多い。
冬はめっちゃツライことが多い。
朝起きてこんな状態だと、ホントに外に出る気がなくなる。
人間は、ギャップに弱い。
不良がゴミを拾ってたら一気に好感度上がるし、好感度の高い人が不倫してたらめっちゃくちゃ叩かれる。
それと同じで、冬のクソ寒い中、帰宅してコタツに入るとマジで最高・・・。
富山の冬がツラければツラいほど、それは富山の良さになっているのだ。
まとめ
富山の良さはたくさんあるけど、身近にありすぎて富山暮らしの人はなかなか気づけない。
だから「富山の良さって何ですか?」って聞くと「何もない!」なんて即答する人がいるw実に富山らしい。
富山の汚らしい街並みや、綺麗な水や、小さくて汚い映画館。当たり前にありすぎてその良さに気づかず、全部なくなる前にちょっとでいいから気づく必要があるのかもしれない。
そのためには、強制的に非日常に変えてくれる富山の四季を意識すると良い。
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