【VRゾーン新宿の感想レビュー】混雑具合や待ち時間、おすすめと注意点!

【VRゾーン新宿の感想レビュー】混雑具合や待ち時間、おすすめと注意点!

2017年7月に新宿歌舞伎町にオープンした「VR ZONE SHINJUKU」。

オープン数ヶ月は、大混雑の大行列で数時間の待ち時間は当たり前という状態だった。

僕が行ったのは、オープンから3ヶ月ほど経った2017年11月下旬。混雑は多少落ち着いたのか、実際に遊んでみて本当に面白かったアクティビティはどれなのか、遊びにいくときに注意しないといけないことはなんなのか、VR ZONE SHINJUKUについての感想レビューをまとめてみた。

目次

VRゾーン新宿の施設

VRゾーン新宿の施設外観

新宿歌舞伎町、元コマ劇前、シネシティ広場から見えるVR ZONE SHINJUKU。

一見そこまで大きな施設には見えないが、中に入ると結構広く感じる。

VRゾーン新宿のフロアマップ

VRゾーン新宿のフロアマップ

画像引用:VR ZONE SHINJUKU

これは2018年3月時点のフロアマップ。中央に広めの吹き抜けホールがあり、それを取り囲むようにアクティビティのブースが並んでいる。

VRゾーン新宿の中央ロビー

これが中央のホール。

プロジェクションマッピングで、さまざまな表情を見せる作りになっている。

VRゾーン新宿のチケット料金とシステム

VR ZONE SHINJUKUで遊ぶためにはチケットがいる。チケットは大まかに次の2種類。

・入場チケット
・アクティビティチケット

施設内に入るだけでも、入場チケットが必要になる(時間毎に入場人数に制限がかけられているので、できれば予約していくのが望ましい)。

あとは遊びたいアクティビティの分だけチケットが必要になるのだが、初めての人は入場券も全てセットになった4チケットセットを購入することになるだろう

なぜなら、VRアクティビティ当日チケットは、土日祝など混み合う日には発売しない可能性があるから、そして割高だから!

平日なら入場チケット+当日アクティビティチケットでも大丈夫だが、土日祝に行ったけど発売されなかった…ってなったら嫌だよね。しかも例えば入場+当日チケットで遊んだらそれだけで2000円。一つのアクティビティ遊ぶのに2000円てかなり高額だよね…。

なので、よほどのことがない限りチケットセットを購入することになる

入場券はその日1日有効なので、途中で外へご飯を食べに行くということも可能だ。

遊べるアクティビティの制限

VR ZONE SHINJUKUを初めて利用する人が購入する1day4チケット。これには、ちょっとした制限があるので注意が必要。

VRゾーン新宿のチケット

こんな感じで、チケットは赤・青・黄・緑の4色だ。(写真は、青・緑・入場券)

各色のチケットで、次のように遊べるアクティビティが決まっている。

VRゾーン新宿のチケットの種類

画像引用:VR ZONE SHINJUKU

パニックキューブ、ナイアガラドロップ、トラップクライミング、装甲騎兵ボトムズ、GIJIESTAは、どの色のチケットでも遊べる。

このような制限があるので、マリカーだけ4回遊ぶとかはできない。もし複数回遊びたいのであれば、VRアクティビティ当日チケット(1200円)を購入する必要がある。しかし、この当日チケットは、土日祝などは発売されるか分からない上に、発売していても1day4チケットを使い切ってからしか購入できない。

現実的に、土日祝日に人気のアクティビティを複数回遊ぶのは難しい。

VRゾーン新宿のチケット料金

メニュー 価格(税込)
お一人様
1day4チケットセット
(入場チケット含む)
4,400
平日アフター5 1day3チケットセット[平日限定]
2018/3/1~7/20まで
3,300
【学割】1day2チケットセット[平日限定]
2018/2/1~7/20まで
2,500
こども1day2チケットセット
7歳以上13歳未満
2,000
入場チケット大人 800
【学割】入場チケット[平日限定] 500
入場チケットこども(7歳以上~13歳未満) 200
近未来制圧戦アリーナ
攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds当日チケット
2,800
CG  STAR LIVE 4,000
パニックキューブ当日チケット 1,000
トラップクライミング当日チケット 1,000
ナイアガラドロップ当日チケット 1,000
VRアクティビティ当日チケット 1,200
エクスプレスチケット 1,000

※7歳未満は無料

VRゾーン新宿のアクティビティ一覧

VRゾーン新宿のアクティビティ一覧

画像引用:VR ZONE SHINJUKU

RED Ticket

・大量破壊VRシューティングギャラガフィーバー
・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)
・極限度胸試し ハネチャリ
・恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル

BLUE Ticket

・ガンダムユニコーンVR 激突・ダイバ上空
・エヴァンゲリオンVR The 魂の座:暴走
・ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波

YELLOW Ticket

・マリオカートアーケード グランプリVR
・極限度胸試し 高所恐怖SHOW

GREEN Ticket

・急滑降体感機 スキーロデオ
・VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト

ALL COLOR Ticket

・巨大風船爆発ルーム
・パニックキューブ
・トラップクライミング
・ナイアガラドロップ
・釣りVR GIJIESTA
・VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎

特別 Ticket

・近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds

VRゾーン新宿の待ち時間と混み具合

VR ZONE SHINJUKUでは、HPや施設内の掲示板で、各アクティビティの混み具合と待ち時間を確認できる。

VRゾーン新宿の日曜日朝一の待ち時間

これは、2017年11月26日(日)、10時5分頃の待ち時間だ。

10時開店にも関わらず、すでにマリオカートとハネチャリの待ち時間が30分以上ある。最初のアクティビティを待ち時間なしで遊ぶには、少なくとも10時前に来て、並んでいないといけない。

VRゾーン新宿の日曜日昼一の待ち時間

そしてこれが、13時46分頃の待ち時間。

この日は空いていたのか、混み具合が少し落ち着いてきたのか、エヴァンゲリオンのみ60分待ち。マリカーなんて15分の待ち時間しかない。

初っ端にエヴァンゲリオンを体験するのが正解だったようだ。

オススメの時間帯と周り方

2018年3月時点では、平日であれば空いている状況だ。行けるのであれば、平日に行った方が待ち時間のストレスなく遊べる。

土日は、やはり10時前に並んでおくのが一番。あとは、みんなが昼ご飯を食べる時間を狙っていくのもいいだろう。

いずれにしても、VR ZONE SHINJUKUのアプリか、HPのWait TImeのページを、スマホでいつでも確認できるようにしておいた方がいい。あとどれくらい待たないといけないかが分かるので、多少ストレスが軽減される。

回る順番もその待ち時間を確認しながら、臨機応変に変えていくのがオススメだ。

混雑をお金で解決

とにかく待ってる時間がもったいないって人は、お金で解決する方法もある。

それが、エクスプレスチケット(1000円)

1アクティビティにつき1枚必要だが、これを使えば順番待ちを無視して一気に体験できる。

デートなんかのときはいいかもね☆周りの目は痛いけれども…w

VRゾーン新宿へ行くときの注意点

実際にVR ZONE SHINJUKUに行ってみて、いくつか注意した方がいいなって点があったのでまとめておく。

服装

動きやすい服装で行った方がいい。高いヒールとかだと危ない。

そして女子は、スカートはやめた方がいい。もしくはスカートの場合も下にしっかりしたタイツにしよう。VR体験中はゴーグルを着けるし、夢中になるので、自分がどんな状態になっているか分からない。ミニスカートなんかで行こうものなら、周りの男達から超注目されるw

あとは、メガネでも大丈夫だけど、コンタクトの方がいい。メガネだとVRゴーグルに押し付けられて不快だし、ピントがあいにくい。

荷物

VRゾーン新宿のコインロッカー

ブースの移動に荷物を持ち歩くのがめんどくさいので、なるべくリュックやバッグ1つくらいの荷物で行った方が快適に動ける。

VRゾーン新宿には、一応コインロッカーが設置されているが、変に荷物が大きいと入らない場合もあるので注意しよう。

人数

周りを見ても、1人で来ている人はほとんどいなかった。

大体は2人なのだが、1人や3人という半端な数だと、微妙にあぶれる場合がある。人気の体験ブースは4人のものが多いので、多くても4人までの人数で行くのがいいだろう。

僕は2人で行ったのだが、定員が4人のブースでカップルとずっと同じ回になり、ちょっと気まずかったw

アクティビティ体験の手順

VRゾーンで遊ぶ流れは、次の通りだ。

1.アクティビティのブースに並ぶ
2.順番がきたら呼ばれる
3.荷物がある場合は、カゴに入れる
4.マスクを被り、VRゴーグルを装着してもらう
5.VRで遊ぶ
6.終了後、VRゴーグルを外してもらう
7.荷物を持って次のブースへ

この流れをチケットの枚数分繰り返すことになる。

VRゾーン新宿のゴーグル用マスク

VRゴーグルの装着する前に、清潔を保つためにチケット購入時にもらったマスクを着ける。

これの装着を忘れがちなので、注意しよう。やっぱり人の肌に直接触れたゴーグルを装着するのはお互いに嫌だからね。

実際に体験した4つのアクティビティの感想

僕が遊んだのは、ハネチャリ(赤)、エヴァンゲリオン(青)、マリオカート(黄)、ガンダム戦場の絆(オールカラー)。

ガンダム戦場の絆は、2017/11/10~2018/1/9までの期間、試験運用中だった。

ハネチャリ

待ち人数はそこまで多くなかったように見えたが、進み方が遅かった。

待ち時間中に操作説明があるのだが、このハネチャリで勘違いしがちなのは、思いっきり漕いでも前には進まないこと。ペダルを漕ぐと上昇するだけで、前に進むときはグライダー機能を使う。

あとは上昇気流を上手く利用して、進んで行くことがコツだ。

遊んでみた感想としては、結構VR酔いする…。僕はもともとこういうのに弱い体質なのだが、気持ち悪くなったw

遊び自体は、落ちる恐怖と、空を飛ぶ疾走感があって良かったが、洞窟の中などの岩場にハマると映像の切り替わりが激しくて酔いやすい。酔わないためには、スムースにゴールまで行くことだw

エヴァンゲリオンVR

VRゾーン新宿のエヴァンゲリオンVR

これも待機中に操作説明の紙が渡されて、一定のタイミングでスタッフによる口頭での説明が入る。

基本的には、移動は左右両方のレバーを倒すというもの。右手のトリガーで攻撃、左手のトリガーで武器補充となる。

VRゾーン新宿のエヴァンゲリオンVRの操作方法

操縦シートに乗って液体が充満してくるところは、本物のエヴァに乗っているような感覚を味わえる。エヴァファンには、たまらない体験なんじゃないだろうか?

ゲーム自体は、かなり難しい…。

というか、弾が当たっているのかどうか、自分が攻撃を食らっているのかどうかの当たり判定がよく分からなかった。かなりヤラレたw

敵のATフィールドを壊すところまでいければ結構すごいとスタッフに言われたが、全然ダメだった…。

マリオカートVR

VRゾーン新宿のマリオカートVR

マリオカートVRは、操縦シートに乗り込むまでは、ゲーセンのマリカーをやる感じと全く一緒。

だがゴーグルを着けると、まさにマリカーの世界の中に入り込んだ錯覚になる。

アイテムは片手をあげて取り、甲羅を投げたり、ハンマーで攻撃したりする。アイテムを一つ持っていると新しいアイテムが取れないので、いらないアイテムは早めに使ってしまった方がいい。

手でハンドルを握ると、アイテムが解放される。

待ち時間が60分ほどあったのに、プレイ時間が5分ほどだったので、もう一回くらいやりたかったー!

ガンダム戦場の絆

VRゾーン新宿のガンダム戦場の絆VR

地球連合軍と、ジオン軍に分かれて、4人対4人で対戦する。

各チーム1人がシャアザク、ガンダムに乗れて、他のみんなはそれを守る形になる。

VRゾーン新宿のガンダム戦場の絆VRの作戦ボード

このゲーム、試合前に実際に作戦ボードで仲間と作戦会議をする。僕たちは2人で行ったので、助っ人が1人入ってチームになった。

完全に初対面なんだけど、こういう設定だと自然と仲良くなれた気がしたw

ゲーム中は、ヘッドセットのマイクで仲間内でコンタクトを取れるので、「サポートして」とか「狙われてる」とか色々と話しながら遊べる。4人全員友達だったらもっと楽しめたかもしれない。

その他のアクティビティブース

上で紹介した以外のゲームのVRブースの写真もいくつか撮ってきた。

釣りVR GIJIESTA

VRゾーン新宿の釣りVR

ホラー実体験室 脱出病棟Ω

VRゾーン新宿のホラー実体験室 脱出病棟Ω

恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル

VRゾーン新宿の恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル

巨大風船爆発ルーム

VRゾーン新宿の巨大風船爆発ルーム

VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎

VRゾーン新宿のVR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎

VR体験コーナー

VRゾーン新宿のお試しVR体験コーナー

VR ZONE SHINJUKUには、入場さえしていれば遊べるVR体験コーナーもある。

僕が行ったときは、仮想現実の空間に絵を描いたりするゲーム、リズムゲーム、ザクのゲームなどが体験できた。ここは空いていたので待ち時間なしで体験できた。

VRゾーン新宿のおすすめアクティビティ

今回僕は4つのアクティビティを体験したのだが、一番面白かったのはマリオカートVRだ。

スーファミの時代からずっと遊んできた名作で思い入れがあったのかもしれないが、単純ながらも十分楽しめる出来だった。

次に面白かったのはガンダム戦場の絆。これは試験運転中だったので、いつかラインナップに加わるのではないかと思う。

エヴァンゲリオンVRは思ったよりも…って感じで、ハネチャリは酔わなければ…って感じだ。

好きなタイプのゲームは、人それぞれなのでまぁ一個人の感想として参考にしてほしい。

まとめ

VR ZONE SHINJUKU。

実際に遊びに行ってみて、ゲームセンターなどの未来は間違いなくVR化されていくんだろうなと思った。

一瞬でまるで現実のような仮想空間にはいれる感覚は、一回は体験してみる価値がある。高所から落ちるゲームでは悲鳴をあげる人もいたし、僕も変な汗をかいた。

十分だのしめたんだけど、もう一回いくかと言われると、多分行かないw

なにか特別にやりたいゲームが入ったりしたら別だが、4400円払ってまでもう一回遊びたいとは思えなかった…。ゲームは家で何回もやりこんで上手くなりたいタイプなので、1回しか遊べないのがちょっと厳しい。

行ったことのない人は、未来の遊びを是非とも一回は体験してみてほしい。

PlayStation VRが売れる理由も、ここにきて色々と体験してみて分かった。もうちょっと時代が進化すれば、もっと安価に遊べるようになるんだろうな、きっと。

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