メガネの鼻パッドの跡が本当に苦痛だった。
なんかかゆくなったりするし、家にいるときはティッシュをかませて負担を小さくしたりしていた。
そんなときに僕の大好きな「鶴瓶の家族に乾杯」、福井の回(ゲスト:藤井フミヤ)に、面白いメガネが登場した。
なんと鼻パッドがないのだ!
これはやられたと思ってしまった。「また知らん間に常識にとらわれてrじゃん自分」みたいな感じだった。
そこで即ネットで色々調べた。調べた内容と使ってみた感想・口コミをまとめてみた。
ネオジンの特徴
ネオジンの特徴はなんといっても鼻パッドがないところだ。
トップ写真を見るとわかるが、横のフレームに鼻パッドと同じものが付いていて頬骨の上で支える形だ。左右のパッドで挟み込む感じ。
4点で支えているので、想像以上にズレない。
ただ、歩いたり走ったりすると、フレームが鼻の上で浮いている分、通常のメガネではない振動によるブレみたいなものが稀にある。
それもおそらく、慣れでほぼ気にならなくなるだろう、というほどのレベルのズレだ。
富山でネオジンを買える店
ネオジンは福井のbridge corporationという会社の製品で、一気に売れ始めたため品切れになっていることが多い。
調べてみると富山では、次の5つの店で購入できる。
(株)井上神通堂
富山県富山市小泉町551
メガネのモリイ
富山県富山市中央通り2-2-20
めがねのマツイ
富山県富山市清水元町1-6
弐萬圓堂 富山新庄店
富山県富山市荒川5−5−25
弐萬圓堂 高岡四屋店
富山県高岡市上四屋4−12
実際に弐萬圓堂に行ってみたが、ここは国産のものしか扱っていないとのことだった。
価格は一番安いもので36000円(税抜)から。
チェーン店なので、他の個人店よりは気軽に入れるのがいいところだろう。
あと井上神通堂にも行ってみた。ここは割と安いフレームも扱っていて24000円(税抜)からあった。
しかし、レンズ代は別で10000円以上はするようだった。
店舗で購入するメリットは、おそらくきちんと合わせてくれるところだろう。
デメリットはやはり値段が高いというところだろう。
そしてずっと「買ってくれ」という感じで横に立たれると、かなり買い物がしづらい。それによって、僕の場合は「入りづらいなぁ」と思ってしまう。
結局通販でネオジン購入
もし自分に合わなかったらと考えると、僕の場合は36000円の買い物は結構ハードルが高い。
そこで当然のように、ネットでも調べる。
もちろん通販もあるようだ。僕が購入したのは楽天の「アイカフェ」というショップ。
フレームが16000円(税抜)で、レンズは種類によって追加料金が発生するというシステムで、2800円の非球面1.60のレンズにした。
僕は今まで、ジンズやゾフでメガネを購入していた。そこで視力を測ってもらってメガネを作っていた。
しかし「どうも目が疲れるなぁ」と思い、目医者に行ってきちんと測定してもらうと度数が結構違っていた。
乱視の程度が左右で違ったりするので、一般的な測定ではなくしっかりと視力検査をしてもらったのだ。
その検査で診察代はかかるのだが、メガネ屋に測定結果を見せればメガネ屋での検査は必要ないので楽だ。
そして今回初めて知ったのだが、自分の測定結果を入力すればネットでもメガネが簡単に作れる時代になっていた。
しかも3~4営業日後には手元に届く。
安くて手軽にメガネを買えるとなると、実店舗はますます厳しい。ネットでは絶対にできないサービスや対応部分で差別化を図るしかない。
お金の流れなどを意識すると実店舗で購入したい気はあるのだが、値段や在庫の豊富さを考えるとどうしてもわざわざ実店舗で買う決断はできなかった…。
ネットでメガネを買うときは注意しよう
今回初めてネットでメガネを購入したのだが、ネットのメガネショップってなんか怪しいのが結構あったw
問い合わせの電話番号がなかなか見つからない店だとか、電話しても完全に中国人か韓国人のカタコト対応な店、代引・送料無料って書いてあるのに、カード払いしか選択できない店。
普段はそこらへんはあまり意識しないのだが、なぜか今回メガネを購入するときはすごい意識した。
おそらく実店舗では結構高くて在庫もないのに、普通に安い値段が設定されていたからだろう。
きちんとした機械的じゃないレビューも、安心感につながるなぁと思った。
ネオジンの調整方法
ネオジンは、写真のようにサイドのパッドの位置を自分で調整できるようになっている。
ネットで購入するとその調整部分が心配だったが、僕の場合はデフォルトの状態で特に何の違和感もなかった。
同封の説明書やネオジンのHPに結構詳しく説明が書いてあるが、それを読んでも僕は適当にしかできないなと思った。
ネオジンは、横についたパッドで頬骨の上部分を挟むようにしてメガネを固定する。
頬骨の大体の位置は分かるが、前後どれくらいズラして調整すればいいかなどは、実際にやってみて合わせないと分からない。
そこらへんに不安がある場合は、実店舗で購入した方がいいだろう。
ネオジン装着の見た目
これも慣れなのだと思うが、横のパッドが必然的にフレームからはみ出て目立つのでちょっと気になる。
普通と違うメガネなので、まだ周りの目が少し気になってしまう。
しかしそれは僕のように髪の毛が短い人の場合だけだと思う。髪型によってはサイドのパッドは髪で完全に隠れるので、ほぼ気にならないだろう。
人の目がどうしても気になる場合は、家の中や会社のデスクでだけネオジンを使用するというのもありだろう。
ネオジンを1ヶ月ほど使ってみた感想
ネオジン(neojin)を使用し始めて、1ヶ月。
デスクでのPC作業はかなり快適。今までは鼻パッドの部分がかなり痒くなったりしていたが、全くない。日常生活では、もうネオジンでなくてはダメな状態だ。
しかし、初めの頃よりも少しズレやすくなった気はする。左右についた鼻パッドのフレームの弾力が落ちてきたのかもしれない。こまめに調節する必要があるのかな…。
あとは横の鼻パッドはずっと肌に触れているので、黄色く変色してきた。皮脂が付着してきているのだろう。明らかに滑りやすくなっており、これがズレやすさに影響している。
洗剤で洗ってみたが黄ばみは取れない。特別な洗剤を使えば取れるのだろうか…。
黄ばみは取れなかったが皮脂の滑りはなくなったので、ズレやすさはほぼなくなった。
僕は毎週フットサルをしているのだが、激しく動くスポーツではズレてしまって全然ダメだった。スポーツのときは、普通に鼻パッドがあるメガネの方がズレが少なくていい。普通に歩いたりする程度ならば全く問題ない。
横の鼻パッドが当たる部分の皮膚が、鼻パッドのときの鼻のように跡が残るのかと思ったが、ほとんど残らない。肌荒れも今のところない。
1ヶ月が経過したが、これはかなりいい買い物だった。
まとめ
ネオジンを実際に使ってみると、鼻についていた褥瘡(じょくそう)、鼻パッドの跡は1日でほぼ消えた。
鼻にパッドが触れないのは、思っていた以上に快適だ。
しかし代わりにサイドのパッドが当たる部分は、ちょっと凹む。
まだ1~2日しか使用していないので、もしかしたらそこが褥瘡になってしまうのかもしれない。
常に触れる部分があるというのは、人間の肌にとっては想像以上にストレスになるのだなぁ、と改めて実感した。
ネオジンの横パッドで跡がついてしまうなら、1日置きに普通のメガネと使い分けるという方法もありだと思う。
ズレやすくはなるが、少し広めの幅に横のパッドを調整するという方法もあるだろう。
どちらにしても、コンタクト以外に鼻パッドのストレスから解放してくれる商品があるということがありがたい。
僕のようにメガネの鼻パッドの跡が気になる人は、試してみる価値が十分ある商品だと思う。
そしてこんな画期的な商品が同じ北陸の福井で開発されたというのが、個人的にちょっとだけ嬉しい。