【富山市に住民票移せば金銭的特典】大学新入生必見!免許や公共交通利用料を助成☆

大学新入生、富山市に住民票移せば金銭的特典!免許や公共交通利用料を助成☆

富山大学と富山国際大学の新入生は、富山市に住民票を移せば、公共交通利用料6000円と車の免許取得費3万円の補助が受けられる。

2018年4月10日こんな情報が北日本新聞に載っていた。

いろいろとお金がかかる学生やその親にとっては嬉しい知らせ。どんな制度なのか、どんな特典が得られるのか調べてまとめてみた。

目次

得られる特典の詳細内容

得られる特典は次のとおり。富大生と国際大生で得られる特典が違うので頭に入れておきたい。

  • 【富大生も国際大生も】
    自動車学校の教習料の3万円分の補助
  • 【富大生に対して】
    自転車行動利用システム「アヴィレ」の基本料(500円/月)の12ヵ月分支給
  • 【富山国際大生に対して】
    通学定期や回数券などの購入に対して6000円分の助成

 

ちょっとした疑問の解決

Q.どこの自動車学校でもいいのか?

A.富山県内の自動車学校であれば、どこでもOK。

富山県の自動車学校の免許取得費用まとめ一覧!通いと合宿免許メリット・デメリット

Q.特典を選べないの?

A.富大生はアヴィレ、国際大生は定期券や回数券のみ選択可能。免許取得費補助は、どちらの大学でも助成可能。

Q.アヴィレってなんだ?

A.コミュニティサイクルと呼ばれるレンタサイクル。富山市の各地にステーションが設置され、格安の料金でそのステーション間をレンタサイクルで移動できる。以前は、シクロシティと言われていたが、いつの間にか「アヴィレ」と呼ばれているw

「Cyclocityシクロシティ」使ったことある?富山市観光に便利なレンタサイクル!

特典が得られる対象者

自分が特典の対象者かどうかはしっかりと確認しておこう。

住民票を富山市に移すことで、特典が得られるのは次の3つの条件を満たす学生だ。

  • 富山市に住民票を移すこと
  • 富山大学と富山国際大学の学生
  • 大学1年生、留学生、編入生、大学院1年生

特典を得るまでの流れは?

今回の特典で助成されたお金をもらうまでの流れは次のとおり。

  • 免許などを取得する
  • 取得した免許の写し、アヴィレのパス、定期券や回数券などと、学生証などを窓口へ持参して申請
  • 申請した金融機関の口座に後日振込まれる

免許やパス、定期券などを取得したあとの事後申請になる。

後日条件に当てはまっていなかったなどがあってはコトなので、事前に一度電話などで確認しておいた方がトラブルのリスクがなくて安心だ。
企画調整課、電話076(443)2010

申請の期間

申請できる期間は、今年度の5/1~3/31。

その期間内に、証明するものを持って申請に行く必要がある。

免許などは取得に時間がかかるので、注意が必要。通っている状態では証明できない。

申請の場所

新入学生の助成特典を申請できる場所は、次のとおり。

  • 富山市役所
  • CiCビル内のとやま市民交流館

学生に特典を与える目的

僕が見た記事には、
富山市内各所に足を運ぶのをサポートすることで、富山の魅力を実感してもらい、学生の定着につなげるのが狙いと書いてあった。

これを読んだときに次のような疑問が湧いた。

住民票を移すと、富山の魅力が実感できるのだろうか?住民票を移さないと、富山の魅力は実感できないのだろうか?

そう考えると、答えは否!
その土地の魅力を感じるかどうかに、住民票は全く関係ない。僕も学生時代は、住民票を富山に残したままだったが、東京の魅力は感じたしそのまま東京に住んだ。

でもよくよく考えると、狙いは正しいと思えてきた。

県外から富山にきた学生は、とにかく足がない。富山は基本的に車がないと色々な場所を周れない。県外の大学生は、車を持ってる友達ができるかどうかで学生生活の行動範囲が大きく変わる。

今回の富山市の施策は、住民票を移してもらうことで免許取得を促し(3万円はデカい)、車を持ってもらい、県内の様々な場所に足を運んでもらいたいということだ。

大学付近だけで生活した学生と、富山県内の各地を回った学生では、定住したいと考える学生は後者が多いだろう。

 

裏に隠れた狙い

さらに、車を持ってもらうと富山に落ちるお金が増える。そして、住民票を移してもらうことで今まで数字に現れなかった富山市の人口が増える。

今回の施策には、そんな意図が裏に存在している。たぶん。

住民票を移すことのメリットとデメリット

今回の特典で助成を受けたい場合、富山市に住民票を移さなければならない。

でも、
住民票を移すことで何か不都合なことが出てくるんじゃないだろうかと心配だ。

住民票のメリット・デメリットについては、書き出すと結構重いテーマになるので、学生に関係がありそうな「成人式」と「免許更新」についてのみ記載する。

 

成人式の出席票

大学時代の大きなイベントといえば、成人式。

成人式の招待は、基本的に住民票のある地区から届く。でも成人式は、半分同窓会みたいなものなので小中高を過ごした地元の式に出席したいと思うのが大半だろう。

住民票を移してしまうと地元の成人式に出席できなくなるのではないか?

そんな不安をもつ人もいると思うがその点は問題ない。早めの段階(10月頃まで)に、自分が出席したい地区の成人式の担当番号に、電話をしてそちらに出席した旨を伝えれば対応してもらえる。

電話番号が分からない場合は、とりあえずその都市の市役所に聞いてみよう。

 

運転免許の更新

初めて運転免許の有効期限は、取得した日から3回目の誕生日の1ヶ月後まで。

誕生日の前後1ヶ月が更新期間になる。

免許の更新は、住民票のある都市の免許センターで行うことになる。

もし今回の制度で富山市に住民票を移して、大学1年次に免許を取得した場合は、富山の免許センターに行かなければならない。

富山の免許センターは、車がないとちょっと不便な位置にあるので注意が必要。わざわざ地元に帰るめんどくささと天秤にかける必要がある。

まとめ

富山大学と富山国際大学の新入学生は、富山市に住民票を移せば特典を得られる。

特に運転免許の取得費用を3万円補助してもらえるのは大きい。富山県内の免許取得費用は、下の記事に全てまとめてあるので参考に。

富大と富山国際大の新入生は合わせて、2000人強。その中で県外出身者は1300人を超える。この施策でどれほど効果があるかちょっと気になるところだ。

県外から富山にきた学生は、どうせなら使わないと損なのでうまく活用してもらいたい。

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