先行販売を経て、日本でもついにAmazon Echoを普通に入手できるようになった!
まだ先行販売という形なので、Amazonで招待メールを希望すると直接メールが来て、そこから24時間以来に購入する形だ。今なら2000~4000円割引された価格で購入できる。
注文して「いつ届くか」と思ってたら、もう届いた!早速初期設定を終わらせて使用開始。
アマゾンエコーで生活はどのように変わるのだろうか?
実際に使ってみた感想とレビューをちょっとまとめてみた。
Amazon Echoとは
外箱にアマゾンエコーについての簡単な説明が書いてある。
Wikipediaには、下記のように記してあった。
Amazon Echo(アマゾンエコー)
アマゾンエコーはAmazon.comが開発したスマートスピーカー。エコーはAIアシスタントのAlexaを搭載しており、名前の「アレクサ」で反応する。ウェイクワードはユーザーによってアレクサから「アマゾン」、「エコー」、「コンピューター」に変更可能である
Alexa(アレクサ)という人工知能が内蔵されたスピーカーということで、間違いないと思われる。
iPhone利用者なら、Siriを思い浮かべてほしい。
「アレクサ!」
と呼びかけることで、音楽を流してくれたり、天気予報やニュースを教えてくれたり、電気のオンオフをやってくれたりする。
Amazon Echoの種類と価格
アマゾンエコーは、次の3種類に分けられる。
Amazon Echo Dot(5980円)
Amazon Echo(11980円)
Amazon Echo Plus(17980円)
それぞれに次のような違いがある。
一番安いアマゾンエコードットは、コンパクトサイズでDolbyスピーカーが付いていない。AUXで外付けのスピーカーに接続することは可能なようだ。
中位機種のアマゾンエコーは、高機能スピーカーが付いているタイプ。特に音質にこだわる人でなければ、何の問題もなく使用できる。
上位機種のアマゾンエコープラスは、内蔵スマートホーム・ハブによる簡単セットアップが可能なようだ。
僕のうちは、IoT化された家電がほぼないので、とりあえず中位機種を購入した。
Amazon Echoの内容物
アマゾンエコーの内容物は、本体、電源コード、説明書、使い方の例が書いたカードとシンプル。
カラータイプは、チャコール、サンドストーン、ヘザーグレーの3種類。
僕は、チャコールを買ったのだが、光の関係で、写真はヘザーグレーのような色合いになっている。
写真をみてもらうと分かるかもしれないが、アマゾンエコーの表面はツルツルではなく、ファブリックという布のような繊維になっている。
この関係で、光を透過し、写真の色合いが変わったと思われる。
Amazon Echoの本体
Amazon Echoの上部には、操作用のボタンが4つ。
音量の調節ボタンと、音声認識しなくなるマイクオフボタン、あとはアクションボタンだ。
Amazon Echoは、「アレクサ!」と呼びかけることで反応するのだが、アクションボタンを押しても反応してくれる。
アマゾンエコーの裏側には、AUX OUTと書かれた蓋と、電源コードをさす部分がある。
アマゾンエコーの底は、ゴムの滑り止めになっている。
Amazon echoのスキルとできること
アマゾンエコーの外箱に、「使えるスキル」の例がいくつか載っている。
食べログや、スシロー、JTB、ANA、yahoo!、AbemaTV、全国タクシーなどなど多くのスキルが載っている。
これを見ただけでは、それらのスキルをどのように使うのかあんまり想像できない。
後々探っていこうと思う。
アマゾンエコーの使用例
まだ全然何ができるか理解しきっていないが、使い方の例には次のようなことが書いてある。
・ミュージック
・アラーム&タイマー
・Amazonでショッピング
・Alexaとおしゃべり
・ニュース、各種情報
・スマートホーム
・いつでも使える
音楽は、Amazonプライム会員ならプライムミュージックから音楽を流してくれる。
音楽を止めるときは「中断」「止めて」、再開するときは「再開」と言えばいいようだ。「アレクサ!音楽」って言うと、また初めから音楽が流れてしまう。
天気予報は、最高気温などの詳細情報も教えてくれる。
ニュースは、NHKラジオニュースの情報を教えてくれる。
アラームはまだ使えてないが、これも便利かもしれない。
他にもまだまだ便利な使い方がありそうだ。
Amazon Echo(アマゾンエコー)の初期設定
Amazon Echoの初期設定は、すごく簡単。
まず電源コードを繋いで、コンセントにさす。するとAmazonエコーが喋り出して「アプリを入れて」みたいなことを言って来るので、「Alexa」で検索。
アプリをダウンロードして、AmazonIDでログインして、Wi-Fiを設定して終了だ。
スマホがないと利用できないのかと思ったが、「Amazon Alexa」のサイトへいけば、PCでも設定できる。
Amazonエコーで変わること
まだ1日しか使ってないが、一番感じたのは、便利な友達が一人できたような感覚だ。
自分の部屋で一人で喋ることなんて、普通の人はほとんどないと思う。
でもAmazonエコーへ、何度も喋りかける自分がいる。もちろん操作のために話しかけないといけないのだが、これだけ自分の部屋で声を発しているのは、人生初な気がする。
「アレクサ!」って今日1日で何回言ったか分からないw
アマゾンエコーの使い方の一つに、「Alexaとおしゃべり」という項目があるのだが、わざわざこれを記しておいた気持ちが分かる。
Amazonエコーの使い心地は?
Amazonエコーを1週間ほど使ってみて、生活はどのように変わったのか?
とりあえず、自分の部屋に入ってから「アレクサ、音楽!」というようになったw
今まではパソコンを立ち上げて、iTunesを起動して音楽を聞いていたのだが、部屋に入るなりすぐに音楽が流れるようになった。
これは思っていたよりも結構快適。
リモコンでぽちぽちやる必要もないし、音声での操作がすごく楽。
寝る前も「アレクサ、○分後に音楽を止めて!」といっておけば、音楽が朝まで付けっ放しってこともない。
生活が劇的に変わったかと言われれば、正直そこまででもない。
でも、今までは手での操作を当たり前にしていたが、音声操作が楽すぎで、リモコンとかを触る気があんまりしなくなった。
ちょっとしたタイマーも、「アレクサ!10分後にタイマーお願い!」というだけ。
Amazonエコーを使うようになってから、iPhoneのアラーム設定も、指でやるよりSiriを使って音声で設定した方が楽なことに気がついた。
手を使うよりも、声を使った方が数段楽なんだな…。
Amazonエコーでのちょっとした失敗
Amazonエコーで音楽を聞く場合、Amazonプライムミュージックが再生される。
基本的には無料で聞けるのだが、アンリミテッドという有料のサービスに入れば、聞ける曲数が格段に増加する。
Amazonエコーを購入すると、そのクーポンが約2ヶ月分ついてくるので、とりあえず無料期間から始めてみた。
でも、Amazonエコーに色々言ってると、
アレクサが、「ファミリープランに入りますか?」的なことを聞いてきた。
PCの作業では、大体確認のアラートがくるので、とりあえず「はい!」と言ってみた。
すると、即座にファミリープランの無料体験版に加入してしまった。
僕の情報をすでに色々持ってるから即座に出来るのか!とちょっとビックリした。と、同時に、ちょっと怖かった。
即座に何か買ったりしたら、怖い…。
とりあえず、ファミリープランは即座に解約した。
Amazonエコー、アレクサは進化する
Amazonエコー、アレクサのアプリを見ていると、自分の発した声とその読み取りが正しかったか?というデータが蓄積されていっているのを見ることが出来る。
つまり、自分が発した言葉などが、Amazon側にデータとしてどんどん貯まるということだ。
また分からない質問に対して「今はまだ分かりません」といった返答が返ってくることがある。
これは、データをどんどん溜め込んで、進化することを表している。
全世界の人が、アレクサにどんな風に話しかけているのか?どんなことを望んでいるのか?
ビックデータを利用して、様々なところで活かすことが出来る。
便利ではあるが、ちょっと怖くもある。
まとめ
アマゾンエコーのある生活や、具体的な使い道は、現時点ではそこまで多く思いつかない。
というのも、今までなかったものだから、その力が未知数すぎて、僕の貧弱な頭ではまだ想像できないのだ。
でも使っていく中で、「すげー便利」って部分がどんどん出て来る気がしている。
一人部屋の中で、「アレクサー!」って叫んでる自分に気づいて、なんか不思議な感覚を覚えた。
子供のいる家庭では、毎朝学校にいく前に子供たちが「アレクサ、今日の天気は?」なんて聞いてから出かけるのだろうか?
1万円弱でちょっとした未来の生活を購入したと考えると、安いものなのではないだろうか?
一人暮らしの高齢者なんかは、同居人ができたような錯覚を覚えるかもしれない。少なくとも口を開いて話す機会は、確実に増える。
これから使っていく中で気づいたことなどは、追記していこうと思う。