昨年富山が全国を賑わせてしまったのが富山市議会議員の政務活動費の不正受給。
それを最初にスクープしたのが、チューリップテレビだった。
そこから高岡市議の不正など、そこから一斉に各報道機関による不正探しに発展した。
あの事件からもう1年以上が経っていて、時の過ぎる早さにびっくりする。
富山市議会で議員報酬を10万円引き上げるって言われてたのとか、本当に忘れかけてた…。
なんか昔のことみたいになってるけど、同じようなことが起こらないように、富山県民としてしっかり記憶にとどめておきたい。
という意図があってなのか、
12/30(土)に、チューリップテレビで、「いつわりといすわり~不正議員たちの言い分~」という、政務活動費不正の高岡市議たちの言動など、市議達の1年半を追求する番組が放送される。
年末のこの時期に、こんな番組を組んでくるなんて、チューリップテレビって結構攻めてんなぁと思った。
いつわりといすわり~不正議員たちの言い分~
番組の放送日時は次の通り。
12/30(土)17:30~
約1時間ほどの番組のようだ。
番組内容
2016年から2017年にかけて、高岡市議会では政務活動費の不正が相次いで発覚した。辞職ドミノに発展した富山市議会とは異なり、疑惑を指摘された高岡市議たちの言動は、様々。言い逃れをしたり、逆切れしたり、見解の相違で済ませたり・・・。
結局、不正に関わっていた議員は15人にのぼったが、辞職したのは1人のみ。高岡市が財政難に揺れる中、行政をチェックし、議決する役割を担う市議たちの1年半を追跡取材した。
引用:チューリップテレビ
富山市議の不正についての超詳しい記事
yahoo!ニュースを覗いていたら、またまたこのタイミングで、「14人が辞職した富山市議会:地方メディア記者たちの闘い」という記事もあがっていた。
これは、nippon.comというサイトの記事。
チューリップテレビの記者が、20時から日付が変わるまで、政務活動費伝票4300枚をチェックする毎日の話とか、妙にリアル。
記者という仕事の面白さの一旦が、そこにあるような気がした。
この記事は一読の価値は十分にあると思う。
まとめ
人間は忘れていく生き物。
人間は間違いを犯す生き物。
一度の失敗をこれでもかと叩いて、二度と立ち上がれないようにする今の流れはちょっとおかしいと思っている。
それでも、富山県民として知っておかないといけない事実も勿論ある。
間違いを犯したなら謝ってやり直すべきだし、富山県民としてそれくらいの器がないといけない。
このブログでも、一連の不正についての記事を書いている。
富山の政務活動費の不正受給問題で、政治家に対しての見方が変わったのも事実。
だが、まだまだ選挙の投票率は上がらず、選挙結果に富山の民意がどこまで反映されているのかもちょっと疑問に思われる。
全てのことに正解なんてないし、このブログに書かれたことに対して全然共感できないこともあるだろう。
でも、「無関心」ではなく、「関心」があった上での行動が、富山の未来をもっとよくしていくと思っている。