『富山ガラス造形研究所キルンクラスグループ展「きっっっっっっっっっときとるん」』に行ってきた。
開催場所は、MILESTONE ART WORKS(マイルストーンアートワークス)というギャラリー。
先日偶然お会いしたそのギャラリーのオーナー・ナガシマさんに聞いて、僕はその存在を初めて知りました。
結構通っている道沿いにあったのですが、ちょっと奥まったビルの2階なので全く気づきませんでした。富山の街はちょっと注意して探検すると本当にいろんなものがありますね。
上州屋や布瀬南公園の向かい、富山豚食堂かつたまとダイソーの間のビルです。わかりにくいですがこのビルの2階。存在を知っていないと多分行けません。
入り口へ通じる階段には、学生たちが作ったラップ?で作った歓迎の装飾がされています。
MILESTONE ART WORKS(マイルストーンアートワークス)の入り口は、こんな感じ。
展示室は、そこまで広くありません。
あなたは、小さい店でも気軽に入れますか?
僕は、昔からそうなのですが、こういうちょっと狭くて完全に存在を意識される空間に入るのは、苦手…。緊張してなんか変な汗をかきます。
でもせっかくここまで来たので、思い切って中に入りました。ナガシマさんはおられませんでしたが、案内の学生?が2人と観覧者が1人。
その方はガラスの知識があるのか、案内の人と話していましたが、僕は黙ってゆっくり作品を見てました。
10数点の作品とガラスの小物の販売もしていました。
せっかくなので、緊張しながら案内の人(おそらく今回展示されている作品の作者の方)に話を聞いてみました。
「キルンクラスって何ですか?」と聞くと
「キルンクラスというのは、富山ガラス造形研究所の中にあるクラス。吹きガラスとかではなく、冷えたガラスを電気炉に入れて加熱して作るキルンワークを使ったクラスのことです。」と丁寧に答えてくれました。
僕が勝手に人見知りしていただけで、いい人でした☆
展示されている作品の中で、伊藤真知子さんのガラスとは思えない作品も気になったのですが、僕が一番気になったのは講師の松藤孝一さんの作品。
講師:松藤孝一作
写真では分かりづらいのですが、周りが鏡の箱の中にりんごの形のガラスが置いてあります。鏡で反射されいろんな角度から見えて、奥行きも出ます。そしてこのりんごの形をしたガラスの光具合がとてもいい。惹きつけられます。
写真で撮るのはめちゃくちゃ難しかったです…
この作品を見れただけでも、勇気を出して見に行ったかいはあったかなと思います。
富山は富山ガラス造形研究所があって、実はガラスの世界では全国的にも有名です。人が見に来てくれるのは、作品を展示している側にとってとても嬉しいことだと思うので、気になった方は気軽に見に行ってみてください。