新元号が「令和(れいわ)」に決まったので、早速それに乗っかって記念撮影してきたw
高岡市伏木にある「高岡市万葉歴史館」には、「令和ボード」を掲げて写真が撮れるフォトブースがある。
高岡市万葉歴史館では令和についての資料なども見られるので、結構楽しめる観光スポット。
今話題の「令和(れいわ)」を満喫できる高岡市万葉歴史館についてまとめてみた!
令和の記念撮影ブース
高岡市万葉歴史館の観覧料は一般で210円。
しかし、スタッフに確認すると令和の記念撮影ブースまでは無料でいけるとのこと☆
高岡市万葉歴史館の令和記念撮影ブースには、マイクと額縁に入った「令和」ボード、典拠となった万葉集の「梅花の歌」がある。
令和記念撮影コーナーの「令和ボード」は数枚用意されている。
用意されている「令和ボード」は全部で3種類。
楷書で書かれたものや、太字のもの、通常の明朝体のものがあるので、自分で好きなタイプのフォントを選んで記念撮影ができる☆
ココに注意
記念撮影をするときは、横の「令和ボード」が写りこまないように注意しよう!このボード置き場を撮影スポットからもうちょい離して設置してくれるとありがたい☆
令和の記念展示イベント
高岡市万葉歴史館では、2019年4月1日の新元号「令和」発表の2日後から「令和と万葉集〜家持の父 大伴旅人と梅花の宴〜」というイベントを開催している。
展示室の様子はこんな感じ。
コンパクトなスペースに、大伴旅人のことや、太宰府のこと、梅花の宴のことなどが展示してある。
読み物が多いので、じっくりと見てまわると意外と時間がかかる。
触っても大丈夫な文様塼(もんようせん)の展示もある。
塼とは平板状の瓦のこと。寺院や政庁などの基壇や壁を装飾するタイルのように用いられた。上面には綺麗な蓮華唐花文様が施されている。太宰府政庁付近の学校寺院地区出土のもの。
大伴家持の赴任地の一つである太宰府近辺で出土したものなので、もしかしたら大伴旅人や大伴家持もこの瓦の上を歩いていたかも!?
「令和」という言葉の由来はコレ!
高岡市万葉歴史館の地下には、令和の典拠となった「万葉集」に関するコーナーが設置されている。
ここは「令和」や「万葉集」全般に関する質問に、研究員が答えてくれる場所。
「万葉集」が典拠となったと言われてもよく分からんかったから、ストレートに聞いてみたw
すると、サッと説明用のプリントを出して簡単に分かりやすく説明してくれた。
【万葉集「梅花の歌三十二首」の序】
干時、初春令月、氣淑風和。梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
時に、初春の令月にして、氣淑く風和らぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。
典拠となった万葉集の「梅花の歌」に「令和(れいわ)」という単語は出てこない。
「令月」「風和」という風に、別々の言葉から作り出された言葉が「令和(れいわ)」なのだ。
高岡市万葉歴史館
令和の記念撮影をした「高岡市万葉歴史館」は、富山県高岡市伏木にある。
入口前のエリア
高岡市万葉歴史館は、建物だけではなく入口前のスペースなども広々としっかりと設計されている。
入口前のエリアにある石碑。
何の和歌の一首かよく分からんかったけど、気分は盛り上がるw
入口前に布看板や大伴家持像も設置されている。
大伴家持と正妻の坂上大嬢の像。
大伴家持生誕1300年の記念垂れ幕も飾られている。
館内の様子
館内は天井が高く広々とした空間になっている。
ちなみに入ってすぐの受付で入館料を支払う形になっている。
万葉歴史館に入ってすぐの所にあるラウンジも、外が見えるガラス張りになっていて気持ちがいい☆
今は仕切りもなく、無料で休めるラウンジになっている。
記念スタンプも設置してあるので、手帳なんかに押しておくと思い出になるかも☆
2019年4月4日の日付のクマムシのサインも展示してあったw
常設展示の上映スペース
高岡市万葉歴史館の常設スペースでは、「越中万葉憧憬」が上映されている。
上映は、基本的に9:30から30分おきのタイムスケジュール。
上映時間までは、他の常設の展示などを見て過ごすと時間を有意義に使える☆
春夏秋冬のモニュメントなどもあって意外と楽しい♪
常設展示や企画展示があるエリアは、結構広い。この長い廊下を見るとよく分かる!
屋上自然庭園
高岡市万葉歴史館の屋上は自然庭園になっている。
かなりこじんまりした庭園かと思いきや、意外と広い!
ちょっとした高台もあり、そこには休憩できるベンチもある。ちょっとだが桜も咲いている☆
屋上自然庭園にも大伴家持の歌の石碑がある。
入口エリアにあった歌碑よりは小さいが、結構大きな歌碑も設置してある。
ベンチに座って眺めると、時代をスリップしたような不思議で優雅な気分になるから不思議w
四季の庭
屋上自然庭園を進むと、「四季の庭」エリアに繋がる。
マップを見てもらっても分かるが想像以上に高岡市万葉歴史館は、想像以上に広い敷地で成り立っている!
屋上自然庭園から、四季の庭への道。
岩、草、苔などで出来た小道は歩いていて気持ちがいい。
水、建物、木々の組み合わせもとてもいい!
写真ではちょっと分かりにくいけど、この日はいい感じで桜吹雪もあった☆
高岡市万葉歴史館の「令和」土産
新元号「令和」の記念撮影をしたんだから、その記念に何かしら「令和グッズ」を買いたい!
そんな風に考える人は僕だけではないはず…
しかし…
高岡市万葉歴史館にある「令和グッズ」はあぶらとり紙しかない!
新元号「令和」発表の2日後に関連イベントを開催した万葉歴史館とは思えない…
ここは他の「令和関連グッズ」も一通り揃えておいて欲しいところ!
ちなみに、記念グッズやお土産を購入した場合や荷物が多い場合は、コインロッカーがあるので利用しよう!
100円必要だが、あとで戻ってくる☆
高岡市万葉歴史館の駐車場
高岡市万葉歴史館の駐車場はかなり広い。
それでも現在の新元号「令和」ブームでかなりの観光客が訪れるので満車に近いときもある。
入口に近い所にも駐車場がある。
誘導員が空きをチェックして案内してくれるので、その指示に従おう!
ちなみに高岡市万葉歴史館の駐車場に利用時間は次の通り。時期によって、利用時間が多少変わってくるので注意しておこう。
- 【4~10月】9:00~18:00
- 【11~3月】9:00~17:00
高岡市万葉歴史館の営業時間やアクセス
季節によって営業時間が違うこと、火曜日は休館日であることなどは忘れがちなので事前にチェックしておこう!
高岡市万葉歴史館
住所:富山県高岡市伏木一宮1丁目11-11
営業時間:9:00~18:00(11~3月は17:00まで)
入館料金:一般210円、中学生以下無料、65歳以上160円
定休日:火曜
TEL:0766-44-5511
まとめ
新元号「令和(れいわ)」の記念撮影ができる高岡市万葉歴史館についてまとめてみた!
正直「令和ボードを持って記念撮影なんてやってもおもしくないだろ」と思ってた、行く前までは…
思わず友達に送ってしまったんだけどw、「自分も撮りたい!」って意見が多かった。SNSに載っけても反応良さそう!
万葉歴史館自体も久しぶりに行ったのだが、想像以上にいい所だった。ただ見るだけではなく屋上庭園や、四季の庭などの自然も体感できるからだろう。
スタッフの人も言っていたが、令和ブームで一気に来館者が増えたらしい…
富山県の新たな観光スポットとしても高岡万葉歴史館はオススメだ☆