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2022年12月2日に、今年の富山ブレンドが発売されました!
富山県内16の酒蔵の日本酒をブレンドした「富山ブレンド」。
2020年12月10日に初めて発売されて、2021年は12月3日、そして今年2022年は12月2日から発売されました!
この記事で分かることは次のとおりです。
- 富山ブレンドとは
- 16の酒蔵
- 作られ方
- 富山ブレンドが生まれた理由
富山の酒好きなら是非一度は呑んでみてほしい酒です。
日本酒 富山ブレンドについてまとめてみました!
ちなみに限定生産のため、今年度の生産分が終わったらもう買えなくなります。気になる人は、実店舗でも通販でも早めに購入しておくことをオススメします!
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富山ブレンドを買ってきた!
2回目の販売を開始した「富山ブレンド」。
前回は富山の地図をカラフルにデザインしたラベルでしたが、今年はシンプルに青と白です。
製造年月は令和3年11月。
製造者は桝田酒造店、アルコール分は16度と昨年と基本的な造りは変わりません。
僕はいつもどおり行きつけの酒店「リカーショップみずはた」で購入しました。
「どこで買えるの?」って質問がよくあるのですが、富山の酒屋だけでなく楽天市場とYahooショッピングの通販でも購入可能です。富山まで買いに行けないよ!って人は通販で、富山の日本酒を楽しんでください。
富山ブレンドとは?
富山ブレンドは、富山酒造組合の16の酒蔵の酒をブレンドした日本酒です。
2020年11月4日の審査会に、各酒蔵は2種類の酒を持ち寄り審査。ブレンドする酒の決定後は、満寿泉の桝田酒造店でブレンドされ生み出されました。
種類と価格
日本酒 富山ブレンドは酒の量によって3タイプあります。
種類 | 価格(税別) |
---|---|
300ml | 500円 |
720ml | 1,000円 |
1,800ml | 2,000円 |
量が多い方が、お得な価格設定になっています。
500mlの富山ブレンドもあるので、ちょっと試しに呑んでみたい人も気軽に購入できます。
一升瓶もかなり売れているようです。
熱燗で吞むのであれば、一升瓶の方が良いなと買って呑んだあとで思いました。
ブレンドされた16の酒蔵
日本酒 富山ブレンドに使用されている酒蔵は次のとおり。
- 富美菊
- 銀盤
- 三笑楽
- よしのとも
- 北洋
- 勝駒
- 風の盆
- 有磯 曙
- 太刀山
- 玉旭
- 若鶴
- 満寿泉
- 黒部峡
- 若駒
- 幻の瀧
- 成政
富山県内19の酒蔵中16の酒が利用されているので、本当のワンチームではないですが「ワンチーム 富山の酒」といわれるのも納得です。
▶︎【富山の日本酒・地酒・酒蔵まとめ】元蔵人おすすめの地酒4選!新旧全蔵マップ付
原材料やアルコール度数など
【原材料名】
米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
【アルコール分】16度
【製造者】桝田酒造店
オススメの飲み方
日本酒 富山ブレンドのオススメの飲み方は次の2つ。
- 常温
- 熱燗
理由は、普通酒〜吟醸酒まで様々な酒がブレンドされているから。
実際に呑んでみましたが、富山っぽい辛口の酒だったので熱燗が一番よかったです。
どこで買えるの?
富山ブランドの購入場所・方法は次のとおりです。
- 富山県内の酒屋
- スーパー
- 通販
店によりますが、スーパーでも購入できるようです。
僕は行きつけの「リカーポケットみずはた」で購入しました。富山駅徒歩数分の場所にあり、品揃えも良いのでオススメ。
出かけられない、富山県外の人の場合は、通販での購入が便利です。調べると楽天とYahooで販売されていました。
本数限定で、発売初日にもかかわらず問屋にもなくなりそうという話も聞きました。ほしい人は見かけたら購入しておきましょう!
販売の背景
日本酒 富山ブレンドの発売の背景には、新型コロナウイルスがあります。
コロナの影響で、居酒屋、宴会など大きく酒が動く市場が大きく落ち込みました。
飲食店もキツイですが、酒蔵も絶対にキツイ…。富山ブレンドのラベルには次のように書かれています。
旨い酒を飲んで仲間と語り合う。そんな今までの「あたりまえ」が、コロナウイルス感染拡大の影響を受け大幅に減っています。富山県酒造組合では、組合加盟の各酒造メーカーの力を結集し「コロナに負けない」という強いメッセージを発信する象徴的な取組として「富山ブレンド」と銘打ち、各蔵のお酒を一つにブレンド。コロナ禍の今だから実現した各蔵各酒のコラボレーションです。冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で味わえ、それぞれの飲用温度で魅せる表情をご堪能ください。
引用:富山ブレンド ラベル
富山の酒を応援するという意味でも、酒好きの人には是非とも購入してほしいお酒です。
富山ブレンド|呑んでみた!
今回は、能作さんで自作してきたお猪口で呑みました。
実際の色は写真ではわかりづらいですが、少し黄色がかっていました。
常温で呑んでみたのですが、結構辛口。注いで口を近づけると、いい感じの香りもただよってきます。
冬で寒いのもあると思いますが、富山の辛口の酒は熱燗が合う気がします。
純米吟醸や大吟醸などは値段も高く繊細な味なので、ひやで吞むのがオススメ。
しかし富山ブレンドは普通酒など様々な日本酒が混ざっていることと、値段も安いので熱燗で吞むのが一番満足度が高いです。
まとめ
富山県の16の酒蔵の酒で作った「富山ブランド」についてまとめてみました!
おそらく通常時であれば、蔵元はそれぞれで自分の日本酒を売っていたはず。コロナ禍だからこそ生まれた日本酒です。
固定費がかかるところは特に、どこの業界もコロナでかなりキツイ状況…。売り上げが期待できる年末年始を見越して、借入をして今まで乗り切ってきた酒蔵や企業もきっと多いはず。
富山の酒をずっと楽しみたい人は、是非富山のお酒を買って酒蔵を応援しましょう!
ちなみに富山ブレンドは限定生産のため、今年度の生産分が終わったらもう買えなくなります。気になる人は、実店舗でも通販でも早めに購入しておくことをオススメします!