森本彌生さんが全てが手編みで作り上げる一点物の帽子。
ヤモリ帽子展&販売が、11/17(木)~11/22(火)の期間、富山市石金にあるAriana Kilim & Art Gallery(アリアナ キリム&アート ギャラリー)で開催される。
Facebookで知って、どうしても気になってしまったので、行ってきた。
Ariana Kilim & Art Galleryは、僕の好きな「グリル不二軒」の裏の方にあるギャラリー。
初めて行ったのだが、こじんまりとした所で結構入るのに勇気がいる。
でもここまで来たのだからと一歩を踏み出す。中には店主のMマルフィーさんと森本彌生さん。
中に入って店で売られているハチミツや雑貨を見て、帽子を見ていると、紅茶を出してくれた。
初めて会ったのに、なんかお菓子食べながらお茶してるw
実はMマルフィーさんは、Facebookで富山イベント情報のグループを管理している人だった。僕も入っていたので、こんな所で会うとはビックリ!
お茶をしている間にお客さんが少しずつ増え、試着して鏡の前で確認していると
「似合いますねぇ」みたいな話に勝手になる。ここの空気と程よい狭さが初対面でも容赦なく繋げる。
開店してからもう9個ほど売れたらしく、鮮やかな色の帽子を目当てに来た人が売り切れにがっかりして帰って行ったりした。
ヤモリ帽子には、固定ファンが結構いるみたいだ。
そうこうするうちに、男女のカップルが来客。最近富山に来たばかりとのこと。
男性の方は、音楽を演奏される方で店に偶然あったディジュリドゥを演奏してくれた。
ディジュリドゥは、オーストラリアの先住民族アボリジニの使う世界最古の木管楽器だ。昔流行ったブブゼラを思い起こさせる。
さらにカリンバの演奏まで!
カリンバは、箱に並んだ細い金属棒を弾いて演奏するアフリカの楽器で、とても綺麗な音がする。
僕はプロフィールにも書いた世界一周の船の中で、カリンバの演奏を聴いていたのだが完全に忘れていた。このタイミングで思い出すことになるとは思わなかった。
今日はなんだか不思議な日だった。
この場所とヤモリ帽子展が何か不思議な力を持っているのかもしれない。
これから寒くなるので、帽子な苦手な僕も1個購入。世界で一点、僕だけのマイ帽子。結構かぶり心地もいい。
開催期間はあと5日。
森本彌生さんもMマルフィーさんもギャラリーも、ここに来るお客さんもとても雰囲気がいい。
ヤモリ帽子が売り切れる前に、ちょっと覗きに行ってみるのも面白いと思う。