この誘いに友人が集まり、今回の秘湯 湯谷温泉(ゆだにおんせん)の旅は始まった!
思わず、ドラえもん『のび太の大魔境』のスネ夫のセリフ「地球のすみずみまで探検しつくされ、ぼくらには謎や神秘のかけらさえ残されていない!」が思い出してしまったほど。
富山県砺波市の秘湯「湯谷温泉」について体験談をまとめてみた!
ココに注意
- 日中明るい時に行った方がいい
- 一人では行かない方がいい
- 雨や雪の時は要注意
- 色んな意味でけっこう怖い
湯谷温泉|場所
湯谷温泉があるのは、富山県砺波市の山の中。
Googleの評価を見ると4.4とめっちゃ高い!!
ココに注意
電話をかけたところ、呼び出し音はなるけど誰も出ませんでした…。冬季は閉まっていることもあるとの情報も聞きましたが、行ってみて営業していたら風呂に入れるという認識の方が良いかと思います。
湯谷温泉旅館
住所:富山県砺波市庄川町湯谷235
営業時間:~17:00
定休日:木曜日
TEL:0763-82-0646
湯谷温泉|駐車場〜温泉旅館まで
湯谷温泉へいく場合は、カーナビもしくはGoogleマップを利用すると便利。
国道471号線を進んでいくと、上の写真のように分かりにくいけど駐車場が見える。
駐車場に車を停めたらそのまま坂道を下っていこう!
目指す湯谷温泉までは、徒歩4~5分といったところ。
左側に大きく「湯谷温泉 私設バス停」と書かれた建物が見えてくる。
看板には次のように書かれている。
日頃、南都市営バスをご利用いただきありがとうございます。
藤橋が新しくなったため、路線を変更いたしました。市営バス利用の際は、新しい藤橋付近で乗車していただくようお願いします。
バス停の移動については、設置許可が下り次第移動いたしますのでよろしくお願いいたします。
先ほどの案内看板脇の下り坂を降りていく。
コンクリートで舗装されてはいるけど、ガタガタなので歩く時は注意!
下り坂を降りる途中、右手に「湯谷亭」という綺麗な入口が見える。
湯谷亭からもう少し降りると、立派な旅館が見える。
湯谷温泉|温泉旅館〜風呂まで
旅館入り口から降りてきた下り坂を見るとこんな感じ。
湯谷温泉旅館の玄関扉には「営業中」の札が!
玄関の中はこのような感じ。
スリッパもしっかり揃って並べられていて好感が持てる。
大入りの看板や、営業時間についての張り紙もある。
そして入浴料の支払いもここで!w
ちっこい箱に、文鎮と500円玉が2個…
温泉までは、廊下づたいに行きコンクリートの階段を降りるようだ。
外から湯谷温泉旅館を見たときにあった長い廊下を進んでいく。
途中にはビールの自販機。
「意外としっかりしてるやん!」と思ったけど、もちろん電源は入っていない…w
自販機の上を見上げると、フクロウの剥製。
横にはキジ?の剥製も。
友人がトイレに行くと行ったので、好奇心でついて行ってみた。
ボロボロな感じはなく掃除もされていて意外と綺麗☆
でも、壁には何匹もカメムシが…
廊下の途中、右側に景色が綺麗そうな場所がある。
ガラス戸から差し込む光に釣られて、近くに行ってみた。
手すりが老朽化していて、危険なので外には出られないとのこと。
ガラス戸から見える庄川は綺麗☆
さらに廊下を進むと、結構暗くて長い廊下が…。
しかも、昔の客間の扉が開く…。
中は綺麗だったり、ボロボロだったりするんだけど、誰か人がいても不思議じゃない感じが怖い…
さらに進むと外へ。
途中から完全にブルーシートがかかってるんだけど、台風で屋根が破損したという噂を聞いた。
ちなみに、風呂があるのは写真の矢印の場所。川のすぐそば。
ブルーシート屋根の下はこんな感じ。
さらに進むと、着替える部屋に到着する。
「男」の文字はもはや消えていて分からないwww
ここが男の着替えルーム。
コンクリの中に棚が埋まってるw
ちゃんと仕切りもある!
部屋の上に電気設備があったので、スイッチを探したけど利用不能だったw
部屋が明るかったのは、天窓のおかげ!
天気が悪かったり、雪で天窓が塞がったりしたら、かなり暗いんじゃないかと予想される…
湯谷温泉|温泉
湯谷温泉の浴室はこんな感じ。
洗い場も何もなく水没した湯船だけの風呂は人生初!!
コンクリートの圧迫感と硫黄の匂いが秘境温泉を楽しんでいる感じを盛り上げてくれる!
女風呂との壁には、源泉が湧き出るパイプが。
しかもこのパイプは動かせる!!
お湯の中に噴出させると、ジェットバス的な感じでも利用できる。
さらにこのパイプは女風呂とつながっている!!
男風呂でパイプを下げると女風呂では上がる、男風呂でパイプを上げると女風呂で下がる。
しかもコンクリート壁のパイプの穴は、微妙に女風呂が見えそうな隙間がある!
天井部分は繋がっているし、男風呂と女風呂の声は筒抜け!
ぬるめの温泉なので、ゆっくりと浸かっていられるのも魅力の一つ。
身体を洗うことは不可能だけど、友人たちとゆったりと次のような話題でかなり盛り上がった!
- 川側のコンクリに穴空いたら死ぬなぁ
- この浴室、イタリアのベネチアみたいに年に数mmずつ水没しとるんじゃね?
- 帰りに荷物全部なかったらどうする?
- コナンに出てきてもおかしくない温泉旅館やな…
- 誰か住んでてもおかしくないよな…
- お湯が吹き出すパイプが….
身体が綺麗になった気はせんけど、めちゃくちゃ楽しいひと時だったw
【無人温泉情報の需要あります?】
友達の勧めで、無人で洗い場すらもない秘境温泉に行ってきた!
誰もいないから、カゴに1人500円入れておくという衝撃っぷりwこういうの好き!って人はリツイートで反応してー。
知りたい人が多いのであれば、早めに記事にしようかなと。#無人温泉 #秘境 #富山 pic.twitter.com/mMlyAnqnNK— ゆうへい@富山暮らし 田舎で楽しく暮らす (@toyamagurashi) February 15, 2020
まとめ
富山県砺波市の秘湯「湯谷温泉旅館」についてまとめてみた!
ちなみに帰り際にお金を入れた箱を見ると…
ウチらが入れた1000円札は無くなっていた…
まさにロマン…w