ココに注意
2021年1月13日から、新型コロナの要請基準がステージ2に引き上げられます。夜間の外出や県外への移動、大規模イベントなどの自粛が求められるものです。
この記事は2020年のものですが、ロードマップなどは参考になると思うので気になった人は目を通してみてください。
こんな疑問を解消します!
2020年5月15日(金)から、富山県では外出自粛・休業要請を緩和し、「ステージ3からステージ2」になりました。
このままの状況でいけば、5月29日(金)には「ステージ1」に緩和される予定です。
TVや新聞などのマスコミは「ステージ2になった」「29日にもステージ1」って報道していますが、何かどう変わって、実際にどのように行動すればよいのか、イマイチよく分からないですよね?
富山県の活動再開の基本方針とロードマップについて、なるべく簡単にまとめてみました!
富山県「ステージ1」で気をつけること
活動再開へのロードマップ「ステージ1」では、「特定警戒都道府県への往来以外は可」とされています。
特定警戒都道府県ってどこ?
「特定警戒都道府県」ってどこなのか分からなかったので、調べてみました。
政府が定める「特定警戒都道府県」は次の13都道府県です。
東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県,大阪府,兵庫県,福岡県,北海道,茨城県,石川県,岐阜県,愛知県,京都府
富山県の西側「石川県」、南側「岐阜県」は、特定警戒都道府県に該当します。
つまり、県外の移動は可能とはいっても、基本的には東側の「新潟県」か「長野県」への移動以外は自粛しないといけません。
富山県の活動再開へのロードマップ
コロナウイルス後の活動再開について、主に知っておくべきなのは次の3つです。
- コロナ対策 強化・緩和の判断指標
- コロナの各ステージにおける要請基準
- 新たな生活様式
「判断指標」によって対策の強化と緩和が決まり、「要請基準」によってステージ1などの制限基準が決まり、基本的には「新たな生活様式」の徹底をして暮らすことになります。
強化・緩和の判断指標
富山県では、次の指標に基づいてコロナ対策を強化・緩和していく方針です。
指標 | 基準 |
---|---|
入院患者数 | 100人未満 |
重症病床稼働率 | 30%未満 |
新規陽性者数 | 2.5人未満 |
感染経路不明の患者数 | 1.0人未満 |
陽性率 | 7%未満 |
現在はコロナ感染者が落ち着いている状態ですが、1ヶ月ほどで200人以上が感染したことを忘れてはいけません。
コロナの各ステージにおける要請基準
富山県の新型コロナウイルス対策の各ステージにおける要請基準は次の表のとおりです。
それぞれの項目についてもう少し詳しく見ていきましょう!
外出の自粛について
ステージ2の現在は、平日・日中ともに新しい生活様式を徹底した上でのお出かけはOKです。
日中のお出かけはOKですが、夜や県外、繁華街の接待を伴う飲食店などについての外出はNG!
ステージ2は、日中の外出自粛について緩和された状態。ステージ1になると、外出自粛はほぼ解除された状態になります。
イベントなどの開催について
ステージ2の現在は、次のように一部施設を除いて営業が再開されます。
劇場、文化ホール、映画館、遊園地、ホテル、旅館、大型商業施設など
施設の営業にあたっては、「入場者の制限や誘導」「手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」「3つの密を避けること」などの対策が必要です。
大規模イベントなどの自粛は続き、一定の要件を満たす小規模イベントのみが容認されます。
休業要請について
ステージ2の現在は、酒類の提供が21時までに延長され、休業要請はクラスター発生施設に限定されます。
キャバレー,カラオケ,ライブハウスなど
ステージ1まで緩和されると、全ての施設への自粛要請はなくなり酒類の提供の制限もなくなります。
コロナ禍の「新たな生活様式」
外出の自粛について、ステージ2とステージ1では「新たな生活様式徹底」とされています。
「新たな生活様式徹底」は、厚生労働省が公表しているものです。
ただ色々項目が多すぎるので、富山県の知事発表では一部抜粋して次のような例があげられました。
- まめに手洗い・手指消毒
- 咳エチケットの徹底
- こまめに換気
- 身体的距離の確保
※マスクを外す際に特に注意 - 「3密」の回避(密集、密接、密閉)
- 毎朝、体温測定、健康チェック
発熱または風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
現在は一旦緩和された自粛要請ですが、またコロナ感染者が増えると強化されます。
日中の外出要請は緩和されましたが、上記のように最低限の感染対策は忘れずに行いましょう!
まとめ
コロナ対策について、富山県の活動再開の基本方針とロードマップについてまとめてみました!
ゴールデンウィークが終わり、新規のコロナ感染者も減る中で、緊急事態宣言も解除されました。
経済的に生活していくために、ずっと自粛をしているわけにもいきません。
「新型コロナウイルスは第2波が怖い」とも言われているので、緩和の中でも最低限の注意は守っていきましょう!