こんな疑問を解消します!
富山市婦中町安田にある「朝日の滝」は、「とやまの名水」にも指定されている観光名所。
朝日の滝に実際に行ってきたので、その様子を写真付きで紹介します!
朝日の滝とは?
朝日の滝は、富山市婦中町安田にある1本の小さな滝です。
安田の交差点からファミリーパークへ向かうトンネルのふもとあたりにあるのですが、普通に通っていてもまず気付きませんw
縁起
朝日の滝に立っている縁起を説明した立て看板。
長々と書かれていますが、意外と趣深いエピソードが書かれています。
法尻諏訪の山々から湧き出る此の滝は霊験があり、不治の病も治すといわれ人々に親しまれてきた。
昔一人のハンセン病患者が一心に病気平癒を祈りこの滝に打たれていたところ、何処からともなく現れた一匹の白蛇が病人の幹部をなめつくして立ち去ったという。打たれ終わり我に返ると既に病は完治していた。
嘘か本当かは別にして、今でもこのように整備されて滝が残っている時点で歴史とすごさを感じます。
とやまの名水
富山県内の名水を紹介する「とやま名水ナビ」にも、朝日の滝は掲載されています。
とやま名水ナビには、次のように書かれています。
江戸時代中期には、全国から参拝者が訪れて店も立ち並んでいた、って現在からは信じがたいですよね…
朝日の滝|場所とアクセス
富山市婦中町安田の朝日の滝は、こんな感じの場所にあります。
左側に見えているのが、ファミリーパークへ抜ける有沢線のトンネルです。
住所:富山県富山市婦中町安田
朝日の滝|駐車場
富山市婦中町安田の朝日の滝には、車が2台停められる無料駐車場もあります。
駐車場の隣に見えるのは、屋根付きの休憩小屋です。
朝日の滝|実際に行ってみた
平日の人がいなさそうな時間を狙って、朝日の滝に行ってみました。
大欅も昔は沢山あったけど、度重なる台風の被害で今は社の南側にあるこの一本だけになったとか。
また「この地域では60年ごとに大祭が行われ、祭りの前年になると境内の欅の葉が県下一円に舞い降り来年の祭りを知らせた」という言い伝えが残ってます。
御堂の横には、小さな社とお地蔵さんがあります。
御堂はこんな感じ。
大きくはないですが雰囲気があって、ちゃんと賽銭箱も設置してあります。
御堂の横には、先ほど紹介した「朝日の滝縁起」の他に、「周辺散歩道」や「短歌」などの看板もあります。
ひとすぢに
落ちくる朝日の
滝に来て
子に霊験の
あるを寝返り
自分の子どもにご利益があることを願った短歌っぽいですね。
御堂の裏に回ると、周りを岩に囲まれた小さな朝日の滝と不動明王があります。
草などもしっかり刈ってあるので、整備している人がいる様子。
アップで見ると、滝が流れ落ちる部分もコンクリートで加工してありました。
朝日の滝|注意事項
朝日の滝で、注意しておかないといけないことが一つだけあります。
ここの水は飲めません!
不治の病が治るなどのエピソードがありましたが、あくまで滝に打たれただけで飲んでません。
まとめ
富山市婦中町安田にある「朝日の滝」についてまとめてみました!
富山県は本当にアピールしないので、自分で目を凝らさないと良い場所を見逃してしまいます。
大規模な観光名所ではないですが、ちょっとした探検のつもりで行ってみると良いかもです。
ちなみに富山の水は「いろはす」などコカコーラ製品にも使われているので、通販でも買えますw