自家製麺いろり屋は、婦中町安田の高速道路の下すぐの所にあるラーメン屋。
車でよく通るのでその存在は知っていたが、車を運転しながら横目で見ただけなので、あまりこだわりのないプレハブ小屋みたいなイメージを持っていた。
でも実際に行ってみると、店舗の前の庭に「鹿おどし」みたいなものがあったり、店内には囲炉裏風のものがあったりと、要所要所にこだわりが見えた。
外観で損してると思うけどなぁw
自家製麺いろり屋について、分かったことや味などをまとめてみた。
いろり屋|店舗の様子
自家製麺いろり屋を道路と反対側、駐車場側から見た感じ。
店舗の形は四角で特に目立った特徴はないが、周りの庭はかなり綺麗になっている。
ちなみに道路側から見ると、周りの柵で綺麗な庭は全く見えない…。
しかも運転中はちらっとしか見えないので、僕がプレハブ小屋ってイメージを持っていたのもなんとなく分かってもらえると思う。
道路側から、綺麗な庭が見えたらお客さんの印象も随分変わると思うけどなぁ。絶対外観で損してる!
いろり屋の店内の様子
パッと見、かなり綺麗。テーブルには、透明のカバーがかかっている。
でも初見で気になるのは、囲炉裏(いろり)!ラーメン屋で普通に囲炉裏がある店なんて初めて入った気がする…。店舗の形に惑わされて、中身の意外さとのギャップにビックリしたぞw
囲炉裏の席に座って入り口方向を見た感じ。
テレビはそこまで大きくない。囲炉裏のテーブルには透明カバーはなく、いい感じの木の木目の味わいがある。
真ん中のテーブル席の真上に埋め込み型のクーラーがある。僕が行った日は30℃越えの日だったため、囲炉裏の席はちょっと暑かった。暑がりの人はクーラーの近くに、寒がりな人は遠くに座った方がいい。
囲炉裏は結構本格的に見える。
真ん中には炭が置いてあったので、「冬は実際に燃やすんですか?」と聞いてみたら、アレは飾りなので燃やさないとのことだ。
入り口すぐ横の巨大な亀の飾り物もちょっと気になる存在w
座席数
自家製麺いろり屋は、カウンターが7席、テーブル席が16席、囲炉裏席が6~8席。
子ども用の椅子も1つ用意されていたので、小さい子どもといっても一応は大丈夫。
気持ち的には、やはり囲炉裏席に座りたくなるよね☆
いろり屋|注文システム
自家製麺 いろり屋は券売機を採用している。店舗に入るとすぐに券売機があるので、そこで食券を購入しよう。
メニューはシンプルなので、ほとんど選択肢はないw 昼間は海鮮麺か肉麺。夜はこれにかも麺と釜玉うどんが追加される。
注文の流れ
いろり屋はセルフのお店。
食券をカウンターに渡したら、番号札をもらえるので、番号が呼ばれたら取りに行くシステムだ。
食べたあとは、返却口に返しに行こう。
いわゆる会社とかの食堂と同じようなシステムになっている。少人数で回すためには、このやり方が良かったのだろう。
いろり屋|海鮮麺と肉麺を食べた感想レビュー
海鮮麺(並)650円。
肉麺(中)700円。
スープ
海鮮麺のスープ。
白く濁っていて、見た目はちゃんぽん麺のような感じ。少し塩がきいていて、ご飯を入れて食べると美味そうだった。
肉麺のスープ。
こちらは透き通った感じのスープ。海鮮麺のような塩みはあまり感じられない。あっさり目なんだけど、肉と煮干しの味がかすかにする。
麺
中太縮れ麺。
かなり白い色が特徴的。自家製麺ということだが、あんまりよく分らなかった…。
チャーシュー
チャーシューは、7mmほどの厚さの一般的なチャーシュー。
薬味
薬味は、受け取りカウンターの所に置いてある。
僕は初見のラーメン屋では、半分ほどなんの薬味もつけずに食べて徐々に加えていくタイプ。薬味をいちいち取りに行かないといけないのが、ちょっとめんどくさかった。
台拭きは、最初の段階で持っていくことをオススメする。
味や感想
並盛りで650円。大盛りで700円と安めの設定。
値段相応かなぁといった感想。遠くからわざわざ食べにくるほどではないが、ちょっと温かいもの食べたいってときにはまた来てもいいかなぁ。
値段設定といい、セルフシステムといい、ちょっと手軽な食堂といった立ち位置だと思われる。
個人的には、いろり屋の推しだと思われる海鮮麺の方が美味しかった。肉麺は、その名前からもっと肉肉しいものを想像していたが、そうでもなかったのが残念なところ。
いろり屋|メニュー
自家製麺いろり屋のメニューはシンプル。昼間の麺類は、海鮮麺と肉麺のみ。夜は、かも麺と釜玉うどんのうどんメニューが加わる。
でも、夜の営業は金土日のみなので、平日は2種類のみ。
量の目安
券売機のすぐ右横に、大盛り・中盛り・並盛り、丼の実際の器が置いてある。
大きさの目安が視覚的に分かるので、分かりやすくて結構いい。こういう心遣いってあんまり見かけないよね。
麺類
海鮮麺(並) 麺(並) 麺(並) |
650 |
麺(中) 麺(中) 麺(中) |
700 |
麺(大) 麺(大) 麺(大) |
800 |
釜玉うどん(中200g) | 400 |
釜玉うどん(大320g) | 500 |
※かも麺は、合鴨肉の肉団子と柔らかい厚揚げが入っている。合鴨肉は国内産。うどんを茹でるのに約12分必要。
※釜玉うどんは、黒翡翠鶏のたまごを使用。あげ玉、かつお節、ネギがのっている。
ご飯類
牛すじ丼 | 400 |
焼豚丼 | 400 |
ご飯(小) | 100 |
ご飯(大) | 150 |
※ご飯は富山米コシヒカリ使用
トッピング
生たまご | 100 |
※黒翡翠鶏(烏骨鶏とアローカナをかけあわせた鶏)の有精卵。玉子かけご飯、牛すじ丼、焼豚丼にオススメ。
飲み物
生ビール | 500 |
日本酒(1合) | 400 |
日本酒(2合) | 700 |
梅酒 | 400 |
焼酎 | |
ハイボール | 400 |
ノンアルコール | 400 |
烏龍茶 | 150 |
コーラ | 200 |
ジュース | 200 |
いろり屋|ちょっとしたワンポイント
入り口のドアの張り紙。店主の人柄がにじみ出ている気がしてほっこりしたw
ここら辺は、昔クワガタやカブトムシを採りに来た場所。高速道路脇に木が生い茂っているので、戸を開けっ放しにすると虫が入ってくるのかも。締め忘れないように!
いろり屋|駐車場
自家製麺いろり屋の駐車場は、メイン道路から見て、店の裏側にある。道路側に面していないので、ちょっと分かりにくい。通り過ぎないように注意しよう。
駐車台数は16台ほど。綺麗に舗装されているので、駐車しやすい。ここら辺も実際に近づいて見ないと分からないので、なんか勿体無い!
いろり屋|営業時間など詳細情報
自家製麺 いろり屋
住所:富山市婦中町安田57-1
営業時間:
月~木11:00~14:00のみ
金土日17:00~20:00も営業
定休日:木、第2・4水
まとめ
婦中町の安田城址近くの、高速道路の下にある「自家製麺いろり屋」。
店舗の形自体にはそこまでこだわらず、庭や店内の囲炉裏などにこだわって作られた印象。
波で650円、中で700円と割と低価格なので、こだわりのラーメンを味わいにくるというよりは、食堂といったイメージで来店した方がいいだろう。個人的には海鮮麺。
「前からこの道通ったときに気になってたんだよ」って人は、一度行ってみてはどうだろうか?道路側からは見えにくい庭や囲炉裏は、結構すごいよ☆
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