AI、人口減少、終身雇用の崩壊などこれからの時代を生き抜くためのヒントが分かる!
2019年4月20日、富山県国際会議場で開催された「キングコング西野亮廣講演会」。
ちょっと迷ったのだがいい機会だと思い参加してみた。
これからの変化の時代を生き残るためのヒントのようなものを感じることができたので、簡単にまとめておく。
西野亮廣の著書を読めば分かる
「西野亮廣 講演会」には若い人から年配の人まで多くの人が来ていた。
講演会では定番の「お金=信用」の話や、「100万人に一人の存在になる」話があったが、これは西野亮廣氏の本を読んでいれば大体分かる。




知っておきたい2つのこと
西野亮廣講演会では本を読んでいれば知ってる話も結構あったが、次の2つは面白いと思った。
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お金のもらい方
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才能の作り方
お金のもらい方
お金の貰い方の考え方が面白かった。
縦軸が「知名度」、横軸が「信用度」として考える。
例えばTVやCMなどの広告でスポンサーのいう通りのことをしないといけない芸能人は、信用度がどうしても低くなる。それに対して、自分の意見を正直に話して嘘をつかない人の信用度は高い。
「広告費」としてお金を貰っている人は、例外もあるが少なからず嘘をつかないといけない状況に陥る。



自分が本当にいいと思う商品やサービス以外のことを宣伝する「広告費」をもらうと、本当のこととは違う「嘘」が必要になってくるのは目に見えている。
会社も人も「信用」を失ってしまっては成功しない。昔からいわれる通り「信用を築くのは難しく、信用は一瞬で崩れる」。
これからの変化の時代を生きていく上で、どうやって信用を高めていって、誰からお金を貰うかということは、常に意識しておいた方がいい。



才能の作り方
AIの登場で仕事が奪われていく中で才能が必要になるという話で出てきた「才能の作り方」の考え方も面白かった。
僕たちは才能は生まれながらに持っているものと思い込んでいる節がある。
でも、才能は後天的に環境の中で生まれるという考え方だ。
確かに一握りの人は生まれながらに圧倒的な才能を持っているのも、うなづける。
しかし、人間は所詮生物。
ある環境の中に放り込まれると、そこで生き残るために進化する。
例えば、
子どもを産んだ母親は、子どもを守らなければいけないので必然的に強くなる。
例えば、
素潜りをして海産物を獲る海女さんは、必然的に長く潜れるようになる。
例えば、
英語しか使えない外国にいくと、必然的に英語が上達する。
才能ありきではなく、環境が才能を作り上げるのだ。



新時代で上手く生き残るためには、より早い段階で自分自身を厳しい環境に投じることが一番手っ取り早い!
まとめ
2019年4月20日に富山で開催された「キングコング西野亮廣講演会」。
世の中で注目されている人物だけあって、その話や考え方は勉強になるものだった。
富山という地方都市、田舎では時代の流れが遅れてやってくる。終身雇用で会社に行くだけで生き残れる時代が本当に終わるのかはちょっと謎の部分もあるが、人口減少によって実生活への影響は確実に出てきている。
シアターワールド大都会の倒産や、高岡大和の閉店などを見れば、嫌でも新時代の到来を実感するはず。
変化には痛みなどの苦痛を伴うが、新時代を予測し、そこで生き残るための考え方を身につけておかないと将来的にもっと痛い目を見る。
あなたは人口減少やAIの影響で、ほぼ確実にガラッと変わる新時代をどう生きる?