富山駅南口を出ると、正面右手の方に見える建物。
せっかく富山県に来たのだから、新鮮な魚介類を味わいたい!
そんな人たちのために2016年7月16日(土)に開店オープンしたのが、さかな屋富山湾食堂「撰鮮(せんせん)」だ。
県の主要駅「富山駅」から徒歩30秒ほどで行けるほど近い魚屋なんて、日本全国探してもほとんどないのではないだろうか?
ずっと気にはなっていたがようやく行けたので、撰鮮の味や、利用してみた感想をまとめてみた。
撰鮮とは?
撰鮮(せんせん)は、富山駅前にできた魚屋。
富山の魚を観光などに訪れた人たちに味わってもらい、富山駅や富山市の魅力を体感してほしいとの想いからできたお店。
富山湾の魚にこだわっており、提供されるものは基本的に全て富山県産。
富山駅前活性化研究会が富山市から土地を無償で借り受け、3年間限定の社会実験として実施されている。
食堂コーナーと魚屋コーナーに分かれている。食堂では新鮮な魚介類の定食を食べられ、魚屋では富山県産の刺身や魚1匹丸ごと購入できる。
魚屋で購入した魚介類を、横の食堂ですぐに食べられるのが特徴的。
撰鮮の外観
撰鮮(せんせん)は、店舗ができてからまだ一年ちょっとしか経ってないのでかなり綺麗。
撰鮮という名前や外の看板や旗から、なんとなく富山の新鮮な魚介類を食べることができる店なんだろうなぁと感じる造りになっている。
撰鮮の食堂コーナー
撰鮮(せんせん)の食道コーナーには、かなりの数の席が用意されている。
向かい合って座れるテーブル席のほか、外に向かって座るカウンター席も数多くある。
真ん中には、壁掛けの大きなTVがあるので、まさに食道といった雰囲気。
テーブルの上には、メニューの他に、撰鮮こだわりの醤油や、商品の説明が書かれたものが置いてある。
撰鮮の注文システム
撰鮮(せんせん)は、食券制のセルフサービス。
食券を購入してから席がなくて座れない、という事態を防ぐために、まずは自分の座席を確保することを推奨している。
食券は、店員に渡すタイプではなく、券売機で購入すると自動でオーダーが中に通るシステムになっている。
座席を確保し食券を購入したら、購入した食券に書かれている番号が呼ばれるまで座席で待っていればいい。
ドリンクは、食事メニューと違って、自分でドリンクカウンターで引き換えてもらうシステム。
待っててもいつまでも出てこないので、注意が必要。
食べ終わった食器は、自分で返却カウンターに返そう!
撰鮮の人気メニュー
撰鮮(せんせん)の券売機の上には、人気メニューが書いてある。
今回は、人気1位の海鮮丼と、2位の白海老天丼を食してみた。
撰鮮の白海老天丼と海鮮丼
白海老天丼(980円)
白海老天丼は、これでもかってくらい大量に白海老の天ぷらがご飯の上に乗っている。
もはやご飯より白海老の方が多いかもってレベル。
この料金でこれだけの白海老が食べれるのであれば、まぁまぁいいのではないだろうか?
定食なので、味噌汁もついてくる。
味は、めちゃくちゃ美味い!ってほどではなかった。
料金に見合った感じかな。
撰鮮丼・海鮮丼(1380円)
海鮮丼は、一番人気なだけあって7種類ほどの富山の刺身が乗っている。
これは一緒に行った人が食べたので、味についてはよく分からない。
これも味噌汁がついてくる。
撰鮮のメニュー
撰鮮(せんせん)のメニューは、かなり豊富。
定食・お膳
撰鮮丸定食(お造り) | 1680 |
順ちゃんおまかせ定食 | 980 |
海の幸フライ定食 | 1580 |
白海老三膳(白海老丼、白海老天丼、白えび握り) | 2980 |
焼き魚定食(限定10食) | 880 |
一本焼き定食 | 1580 |
お刺身定食(平日限定10食) | 980 |
お子様ミニちらしセット | 780 |
丼
まかない丼(平日限定10食) | 780 |
白海老天丼 | 980 |
富山湾の宝石 生シロエビ丼 | 2580 |
撰鮮丼(海鮮丼) | 1380 |
海鮮親子丼 | 1280 |
おらっちゃマグロ丼 | 1380 |
かにチラシ丼 | 1580 |
白海老三色丼(白海老、かに、いくら) | 1980 |
寿司・刺身
とれとれ寿司(平日限定10食) | 800 |
にぎり寿司(立山) | 1500 |
にぎり寿司(北前) | 2000 |
にぎり寿司(魚がし) | 2980 |
お造り盛合せ(1人前三種) | 980 |
お造り盛合せ(2人前五種) | 1680 |
店長おまかせ特盛刺身(4~5人前) | 2980 |
白海老の刺身 | 1200 |
一品料理
干物の網焼きセット(2人前) | 1500 |
貝の網焼きセット(2人前) | 2580 |
白海老の唐揚げ | 780 |
本日のおすすめ唐揚げ | 580 |
白海老の変わり揚げ(季節の野菜入) | 880 |
本日の昆布〆 | 580 |
本日のおすすめ刺身 | 680 |
本日の煮魚 | 780 |
サーモン・いくらの海鮮サラダ(2人前) | 880 |
こだわり豆腐とワカメの和風サラダ(2人前) | 880 |
海老とホタテのシーザーサラダ(2人前) | 880 |
紅ズワイガニサラダ(1人前) | 880 |
幻の富山県産 さくらますカルパッチョ | 780 |
マグロの漬けと豆腐の酢味噌あえ | 780 |
さば姿焼き | 980 |
魚屋の冷奴(こだわり薬味) | 480 |
ごはん | 200 |
味噌汁 | 200 |
おすすめ漬物盛合せ | 680 |
富山の昆布巻き赤まきかまぼこ | 650 |
お飲み物など
さかな屋角打ちセット (生ビールor純米酒) |
1000 |
日本酒(純米無濾過生原酒) | 900 |
日本酒(純米酒) | 550 |
日本酒(純米酒)回数券3枚 | 1600 |
生ビール | 390 |
生ビール回数券6枚 | 2200 |
瓶ビール(中瓶) | 550 |
サワー(グレープフルーツ) | 480 |
サワー(グレープ) | 480 |
サワー(レモン) | 480 |
焼酎(麦) | 480 |
焼酎(芋) | 580 |
ソフトクリーム | 350 |
ソフトドリンク (烏龍茶・コーラ・オレンジジュース) |
300 |
ノンアルコールビール | 400 |
コーヒー(ホット・アイス) | 400 |
梅酒 | 480 |
ハイボール | 480 |
グラスワイン(赤・白) |
撰鮮の魚屋コーナー
撰鮮(せんせん)に入って正面と右側が魚屋コーナー。
本当の魚屋のように生の魚介類を売っている。
紅ズワイガニの料金を初めてリアルで見た気がする。
こんなに高いんやね…。普通には絶対買えん値段だ…。
富山の昆布〆やブリしゃぶなども売っている。
ブリしゃぶは、ここで購入した後に店員に頼めばそのまま食堂で食べられるようだ。
バイ貝やイカなども売っている。
富山のバイ貝は、寿司でも刺身でも個人的には一番好きなネタだ。
撰鮮の営業時間と場所
撰鮮(せんせん)は、富山駅南口を出て本当にすぐ。
駅直結の駐車場のすぐ隣に位置している。
住所:富山県富山市明輪町1−231
営業時間:11:00~20:30(L.O.20:00)
定休日:なし
TEL:076-432-6665
まとめ
以前から気になっていた撰鮮(せんせん)にようやく行くことができた。
駅前に魚屋ってことで、出張で富山に来たビジネスマンが、新鮮な刺身を買って帰りホテルで食べる感じをイメージしていた。
しかし実際は、買って帰るというより、そのまま食堂で食事をして行くビジネスマンが多いように見えた。
平日の19時頃に行ったのだけど、ビジネスマン風の人で4〜5割の席は埋まっていた。
観光客っぽい人はあんまり見当たらなかった。
観光客的はせっかくの富山の食事を、食券の店で済ませたくないという気持ちがあるのかもしれない。
そこまで安いわけでもないので、手軽に済ませたいけど、ある程度は富山っぽい食事をしたいビジネスマン向けなのかもしれない。
2~3人で刺身セットを頼んで、酒を飲んでいる人もチラホラ見受けられた。
3年後にどのような決断を下すかちょっと見てみたい。
美味いもの好き必見!