富山県高岡市の人気の観光スポット「雨晴海岸(あまはらし)」は、富山湾越しに3,000m級の立山連峰が見える世界でも珍しい絶景スポット!
まだ一度も行ったことがない人はぜひ足を運んでほしいのですが、次のような疑問が浮かびますよね。
知りたいこと
- 雨晴海岸ってどんなところ?見所は?
- いつ行っても絶景が見えるの?
- どうやって行けばいいの?
- 駐車場があるの?広いの?
初めての人にもなるべく分かりやすいように、上記のような疑問を解決していきます。
実際に行ってみた体験に基づいて、行き方や注意点など雨晴海岸についてまとめてみました!
雨晴海岸|女岩・男岩・義経岩・義経社
写真提供:(公社)とやま観光推進機構
富山県の観光用ポスターなどによく使われる雨晴海岸。
雨晴海岸の主な名所は次の3つです。
- 女岩
- 男岩
- 義経岩・義経社
男岩は少し離れた場所にありますが、女岩と義経岩・義経社は歩いて行けるほどすぐ近くにあります。
雨晴海岸の女岩
女岩(おんないわ、めいわ)。
面積約400平方メートル、周囲約約80mの小さな島。
潮が引いている時であれば、かなり近くまで歩いていくことができます。
雨晴海岸の男岩
男岩(おとこいわ、おいわ)。
男岩は女岩から約800m南東にあります。
この写真で見ると遠近法で小さく見えますが、面積1,100平方メートル、周囲約150mあるので、実は女岩よりも大きいです。
義経岩・義経社
義経岩(よしつねいわ)、または雨晴岩(あまはらしいわ)。
義経社(よしつねしゃ)。
義経岩は別の名を「義経雨はらしの岩」といいます。
文治3年(1187年)に源義経が奥州下りでここを通りかかった時、にわか雨にあいました。その際、弁慶が岩を持ち上げ、その岩の下で家来ともども雨宿りをしたという伝説があります。
雨晴海岸|絶景けあらし
引用:(公社)とやま観光推進機構
雨晴海岸のけあらし。
「けあらし」、気象用語では「蒸気霧」。冷え込みが厳しい冬の早朝から午前中にかけて、水面に白く立ち上る霧が湯気のように見える現象のことです。
上の写真では、本来白い霧が朝日によってオレンジ色になっています。
「けあらし」がみられる時期は?
引用:(公社)とやま観光推進機構
けあらしが見られるのは、寒い冬の時期です。
発生条件は、夜間の気温が放射冷却によって冷やされ、翌朝の天気が快晴であること。
富山県では12月終わりから3月くらいまでが、比較的見やすい気象状況といえます。
雨晴海岸|天気とライブカメラ
雨晴海岸の絶景は、いつでも見られるワケではなく天気・天候に大きく左右されます。
雨晴海岸には、女岩が見えるアングルでライブカメラが設置されています。
ライブカメラを使えば、ネット環境下であればいつでも雨晴海岸の状況をチェックできます。
寒い中見に行くのが嫌な人や、実際に行って空振りしたくない人はライブカメラがおすすめ!
雨晴海岸|道の駅雨晴
引用:道の駅 雨晴
雨晴海岸には、道の駅「雨晴」があります。
2018年4月25日に完成した施設で、かなり綺麗な建物。展望デッキ、お土産屋さん、カフェ、インフォメーションセンターなどがあり、雨晴海岸の観光には必須の施設です。
雨晴海岸|行き方・アクセス方法
富山県高岡市の雨晴海岸へ行く方法は、大きく分けて次の3つです。
- 車で行く
- 電車で行く
- バスで行く
拠点は道の駅雨晴になるので、ナビやGoogleマップで検索するときは「道の駅 雨晴(みちのえき あまはらし)」と入力しましょう!
一番オススメの交通手段は、車です。
電車やバスなどの公共交通機関を利用すると、あまり本数がないので無駄な待ち時間ができてしまうからです。
富山のような田舎を効率的に観光するのであれば、車一択!
レンタカーの料金を比較できるサイトを2つ載せておくので、もし良ければご利用ください。
車で行く場合
車で行く場合は、Google マップを見ればOK!
一応高岡駅からのルートを表示させておきましたので、参考にどうぞ。
電車で行く場合
観光スポットを自由にいろいろ回るには不便な電車ですが、天気のいい日は電車でしか見られない景色が見られるのがメリット!
富山駅から電車で行く場合は、次の路線になります。
- 富山駅→高岡駅
[18分370円]
(あいの風富山鉄道) - 高岡駅→雨晴駅
[21分240円]
(JR氷見線)
乗り換えの時間などを調べるのには、ナビタイムが便利です。
▶︎ナビタイム
バスで行く場合
バスで雨晴海岸に行く場合は、高岡駅前発のバスに乗る必要があります。
高岡駅からのルートは次の通りです。
- 高岡駅前→雨晴
[34分320円]
高岡駅前には5番までバス停がありますが、雨晴行きは大体4番のりば。
何番のりばかも示してくれるので、バスで行く場合もナビタイムが便利です。
▶︎ナビタイム
雨晴海岸|駐車場
雨晴海岸の無料駐車場は、主に次の4つです。
- 西駐車場
道の駅 雨晴の西隣すぐ - 東駐車場
道の駅 雨晴の東側すぐ - 第二駐車場
道の駅 雨晴の東側、徒歩1分 - 臨時駐車場
道の駅 雨晴の東側海岸線、徒歩3分
基本的には近くの東と西の駐車場から満車になっていきます。
富山市側から車で来た場合は、東駐車場→西駐車場→第二駐車場→臨時駐車場の順番で、空きがあるかチェックしていくのがオススメ。
天気が良い日は満車のことが多いので、僕は東と西の駐車場が空いてなかった場合は、臨時駐車場へ向かう派です。
臨時駐車場は、道の駅雨晴から海岸沿いを3分ほど歩くので重い荷物を持っていくのは多少めんどくさいけど、その分空いている確率が高いです。
雨晴海岸|実際に行ってきた
実際に雨晴海岸に行ってきて分かったことを、体験談を踏まえて紹介していきます。
行ったのは2月なので参考までにどうぞ!
道の駅「雨晴」から、海岸線にある女岩と男岩と義経岩などの観光スポットの間には線路(JR氷見線)があります。
JR氷見線の線路を渡るとすぐ義経社があります。
義経社のすぐ目の前には「雨晴海岸と雨晴岩」の案内看板が立っています。
源義経がにわか雨にあったときに雨宿りをした「義経雨はらしの岩」のことと、大伴家持が万葉集におさめた歌のことなどが書かれています。
義経社を降りていくと、義経岩があります。
実際に岩の下を覗いてみたけど、めちゃくちゃせまかったです…。連れていた家来は少なかったっぽいですね。
女岩への道のり
女岩の方へ行こうと義経岩をぐるっとまわって東に向かうと、その周辺の足場は全て岩になっています。
岩場をすぎると、次は砂場です。
足を取られて歩きにくいので、あまりおしゃれな靴やハイヒールなどでは来ない方がいいです。
砂場を超えると、今度はコンクリで固められた岩のタイルです。
このまますんなり女岩にたどり着けるのかと思いきや…、次は小川に行く手を阻まれました!
右側見ると、一旦線路をくぐれば回り道ができる道があるのでそっちへ向かいましょう!
タイミングが良ければ、JR氷見線の電車が間近で見られます!
僕が見たのは普通の車両だったけど、運が良ければ「忍者ハットリくん列車」や「観光列車ベルモンタ」も間近で見られます。
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道の駅「雨晴」や義経岩から結構近くに見えますが、実際に歩いて行こうと思うと想像以上に大変です。
でも女岩は富山観光の名所となっているだけあって、じっくりと見ていられる不思議な魅力があります。
男岩がない?
女岩を見て満足して帰った後に、「あれ、そういえば男岩見てねーや!」ってなりました。
女岩への道のりが意外と大変なことと、近くで見る女岩の魅力に満足するからか、男岩の存在は忘れがちです。
女岩と男岩の関係はこのような感じです。
男岩は女岩から約800m南東にあるので、意識しておかないと見忘れてしまうので気をつけましょう!
まとめ
富山県高岡市の有名な観光スポット「雨晴海岸」についてまとめてみました!
女岩、男岩、義経岩、立山連峰、富山湾の海と、富山っぽい風景が沢山見られる絶好の観光スポットです。
僕のようにまだ雨晴海岸に行ったことがないって人は、この記事を参考にして是非とも一回は行ってほしい!