富山県内でも良く聞く言葉で、僕自身も昔はそのように思って東京に出ました。
「都会に行けば、楽しいに違いない」
そんな風に思って。
でも、最近になって思うようになったことがあります。
「富山県がつまらなかったのではなく、単に自分自身がつまらない人間だっただけではないだろうか?」
ZOZO田端信太郎さんの言葉がキッカケ!
2018年9月9日にサンシップで「ZOZOTOWN田端信太郎×藤井だいすけトークショー」が開催されました。
そこで聞いた田端信太郎さんの言葉が、今回の考え方のキッカケになりました。
「FacebookやTwitterがつまらないのは、使っている君自身がつまらないか、繋がっている人がつまらないかのどちらかでしょ」
トークショーでは、田端信太郎さんの話の内容も、歯に衣着せぬ物言い方も面白く、気づきを得られる話をたくさん聞けました。
楽しい時の3つの要素と方程式
富山県がつまらない。
ではどんな時に人は「楽しい」と感じのでしょうか?
人が楽しいと感じる時は、次の3つが大きな影響を与えています。
- 自分自身
- モノゴト
- 周りの人
自分自身 × モノゴト × 周りの人 = 楽しさ
楽しさについては、このような方程式が成り立つんじゃないだろうか?
それぞれについて、もう少し詳しく見ていきましょう!
自分自身
「自分自身」とは、何かを考えたり感じたりする主たる存在です。
この本体の能力や感受性、マインドによって、物事の捉え方が変わってきます。
本体のレベルを上げないと、どんなにいいソフトがあっても、楽しく遊べません。
4Kや5Kのデータがあっても、それに対応していないテレビでは全く意味がないのと同じです。
楽しさを感じる自分自身のマインドや価値観、考え方は「楽しさ」において重要な役割をしめます。
モノゴト
モノゴトとは、今回の話でいうと「富山県」にあたります。
このモノゴトのレベルが高ければ、それだけである程度の楽しさを感じられます。
それぞれいい所があるので一概には言えませんが、若者にとって、遊びや仕事などの面では「富山」に比べて「東京」の方が上なのでしょう。
逆に海や川、登山やアウトドアなどの自然が好きな人にとっては、「東京」より「富山」の方が上になります。
周りの人
周りの人とは、一緒にモノゴトをする人です。
同じイベントや食事や遊びでも、大好きな人や仲のいい友達と一緒に楽しむのと、仕事の付き合いや町内の付き合いで楽しむのでは雲泥の差があります。
この「周りの人」が楽しさに与える影響度は、実は「モノゴト」よりも全然大きいです。
どんなに下らん番組でも仲のいい友達と見てると楽しいし、つまらんイベントも大好きな人といるだけで楽しい。
遊び友達やママ友、会社の同僚や恋人や家族、このように自分の周りで同じ時を過ごす人は重要です。
富山がつまらない理由&楽しむ方法
「楽しさ」について分析してくると、富山がつまらないと感じる理由が何となく分かってきました。
「富山つまらん」って人は、きっと次の3つの要素のうちのどれかが欠けているのです。
- 自分自身
- モノゴト
- 周りの人
モノゴトについては、富山のポテンシャルなので実はそこまで変えようがありません。
欠けているのは、「自分自身」か「周りの人」のことが大半です。
「自分自身」がどうしても都会が好きなら、田舎の富山県はやっぱりつまらないです。
どんなに良いものがあっても、目に入ってきません。
そんな場合は、一度外に出て他の場所と比較できる体験を持つことが楽しむための一つの手段です。
「周りの人」が欠けている状態もよく起こります。
仲の良い友達がいない場合や、結婚して富山にやってきた場合などに起こりやすいように思います。
こんな場合は、様々なところに顔を出して気が合う人を探すのが富山を楽しむための近道です。
リアルな付き合いが苦手な人は、今はネットが発達しているのでネット上やオンラインゲーム上での知り合いを作るのも一つの手段です。
新型コロナの影響もあってか、オンライン合コンなども流行っています。
まとめ
「富山がつまらないこと」についてまとめてみました!
せっかく富山にいるなら、楽しく過ごしたいものです。
自分自身 × モノゴト × 周りの人 = 楽しさ
3つの要素の影響度は、次の通りです。
自分自身>周りの人>モノゴト
富山がつまらないと感じる場合、「自分自身」がつまらないか「周りの人」がつまらないかが大半です。
中でも一番大きな影響があるのは「自分自身」。
「自分自身」がつまってれば、富山でも東京でも楽しめるはず!
「つまらない」「なんかいいことないかなぁ?」なんてばっかり言っていると、本当にドンドンつまらなくなってきます。
退屈な会議でも、向かいの人の行動に注目して何を考えてるか想像してみよう! 人通りが少ない富山の街中でも、歩いている人を観察してみよう! 田んぼだらけの田舎でも、稲穂の様子に着目してみよう!
自分の見方や感じ方や視点次第で、面白いことは結構一杯転がっているはずです。