全席指定席の北陸新幹線かがやきには「立席特急券」というキップがある!
全席指定の新幹線で、満席時のみ発券される幻の特急券☆
北陸新幹線かがやきには「立席特急券」の料金やメリット・デメリット、注意点についてまとめてみた!
秒でわかる!北陸新幹線かがやきの立席特急券
記事を読むのはめんどくさいって人のために、「新幹線立席特急券」の要点だけまとめてみた!
- 立ち席特急券の料金は通常より520円安い
- 立ち席特急券でも車両は指定される
- 満席時のみの限定きっぷ
- 全席指定の新幹線「かがやき」「はやぶさ」「はやて」「こまち」の4つでのみ販売
- 思ったよりも不便(座れない、電源がない)
ちなみにJRで旅行する場合、北陸新幹線の切符だけを購入するよりも宿泊するホテルを一緒に予約するとかなりお得になる!
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北陸新幹線「かがやき」と「はくたか」の違い
北陸新幹線には、「かがやき」と「はくたか」の2種類がある。
「かがやき」と「はくたか」の違いは、ざっくりいうと次のとおり。
かがやき | はくたか |
---|---|
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北陸新幹線「かがやき」と「はくたか」は、指定席と自由席の違いがあるので若干料金が変わってくる。
富山駅〜大宮駅間の場合、乗車券は6,480円。特急券の料金は、自由席が5,730円、指定席が6,450円。つまり、全席指定の「かがやき」は12,930円、「はくたか」は12,210円となる。
北陸新幹線立席特急券とは?
「新幹線立席特急券」は、「かがやき」「はやぶさ」「はやて」「こまち」など全席指定席の新幹線の指定席が満席の時のみ販売されるチケット!
「新幹線立席特急券」の特徴は次のとおり。
- 立席特急券でも乗る車両は決まっている
- 立つ場所は車内ではなく廊下
- 指定席特急券よりも520円安い
それぞれについて、もう少し詳しくみていこう!
立席特急券でも乗る車両は決まってる
以前、はくたかの自由席で立って帰ったことがある。
特急券自由席の場合は、自由席の車両ならどの車両でも好きな所に立っていることができた。
今回の北陸新幹線の立席特急券もそんな感じだと思っていたけど、購入した北陸新幹線かがやきの「新幹線立席特急券」には「8号車」との指定がされている。
みどりの窓口の職員にも、8号車付近でお願いしますと言われた。
立つ場所は新幹線の廊下
「新幹線立席特急券」で立つ場所は廊下!
実際に乗ってみたら、立つ場所は普通に新幹線の廊下だった…
しかも先に乗ってたおっちゃんがすでに地面に座っていらっしゃるw
新幹線立席特急券の料金
新幹線の立席特急券の料金は、通常の指定席特急料金から520円引き!
調べてみると、それぞれの新幹線で割引額が変わる訳ではなく一律520円の割引。
緑の窓口で初めて「新幹線立席特急券」を買ったときは特に詳しい説明はされんかったから「席に座れないのに料金一緒?」と疑問に思った。僕のように一瞬不安に思った人は安心して!520円分安いからw
でも、ほんの気持ち程度の安さだし、色々不便な点もあるので、立ってる時間にもよるかもしれないけど正直割には合わない…。
次の項目で
ここがポイント
新幹線の時間をズラすのは嫌だったし、どんな感じなんかちょっと興味があったので立席特急券にすることにした。しかし、どうしてもその便に乗らないと行けない場合以外はあまりオススメはできない。
新幹線立席特急券の注意点
実際に北陸新幹線「かがやき」の立席特急券に乗ってみた分かった注意点が次の3つ。
- 電源がない
- ドアセンサーが気まずい
- 場所によっては乗客が通るたびに道を開けないといけない
それぞれ見ていこう!
廊下には電源がほぼない
北陸新幹線かがやきには、1席に1つの電源がついている。
しかし、立席特急券利用の場合は廊下なので、自分専用の電源がない!
最初から「電源がない」と分かっていればモバイルバッテリーなどで対応できたけど、知らなかったので焦ったw
スマホの充電が本当になかったので、必死で探したら洗面所についてたw しかも切符に指定された8号車ではなく9号車…。スマホの充電が切れたらアウトな状況だったのでなんとか洗面所で充電したけど、人が来るたびに気まづかったw
ここがポイント
お盆や年末年始など、混み合う時期で「立席特急券」しか選択肢がなくなる可能性がある場合は、きちんと充電したモバイルバッテリーなどを持っていこう!
ドアセンサーが気まずい
自由席がある北陸新幹線「はくたか」のときもそうだったが、ドア近辺に立つことはできない。
なぜならセンサーが反応して自動ドアが開くからw
立ち席の場合は、乗客の導線の邪魔にならないようにだいたい新幹線の出口付近に立つことになる。しかし移動のときなどに自動ドアのセンサーに触れてしまうとドアが開くので、席に座っている人たちに見られて気まずい…
不用意に動くとドアが開いてしまうので結構気を遣う…
場所によっては乗客が通るたびに道を開けないといけない
新幹線の出口付近を確保できるとまだマシだが、周りを気にせずずっとその場に立ってることは難しい。
新幹線の廊下は意外と人が通る。
トイレに行く客、降りる客、乗ってくる客と、結構な数の乗客が廊下を通る。
そのため、立っている場所によっては乗客が通るたびに道を開けないといけないので結構めんどくさい…。
北陸新幹線は結構混んでる!
日曜日の夕方に富山に帰るスケジュールで北陸新幹線を予約しようと思ったが満席だった!
帰りの時間は多少変わる可能性があるから、直前にみどりの窓口でチケットを取ろうと思っていたのが完全に甘かった…。
みどりの窓口で聞くと、希望の便は満席…
久しぶりの東京行きだったので、北陸新幹線の混み具合の相場が全く分かってなかった。
日曜夕方の「富山〜東京間」て、こんなに人の移動があるんやな!
新幹線立席特急券のメリット・デメリット
北陸新幹線かがやきの「新幹線立席特急券」を利用してみて分かったメリット・デメリットをまとめてみた!
メリット
- 料金が520円安い
デメリット
- ずっと立ってないといけない
- 専用の電源がない
- 乗客が通るたび気を遣う
まとめ
北陸新幹線かがやきの新幹線立席特急券についてまとめてみた!
今回その存在を初めて知って好奇心で利用してみたけど、どうしてもその新幹線に乗らないといけないとき以外オススメはできない。
今回勉強したことは、1つ。
北陸新幹線、富山〜東京の日曜夕方の便は混むので、なるべく事前に予約しておこう!
僕のように行き当たりばったりだと、今回のようにどっかでちょっと困ることになるので、お気をつけて☆まぁ、今回はネタになったから良しとしようw
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