2017年10/18の北日本新聞に、「北日本新聞文化賞等受賞者・団体」が掲載されていた。
北日本新聞が独自に富山県にゆかりのある人物を表彰しているのを、初めて知った…。ああいうのって、富山県とか富山市とかでやってるもんだと思ってた…。
受賞者や受賞団体を見ていると、富山県出身で活躍している人を知れて結構おもしろい。
なんか自分も頑張らんとなぁと思わさせられる。
自分たちの住む富山について関心もわくし、結構いい企画だなぁ。
ちなみに授賞式は、2017年11月2日にANAクラウンプラザホテル富山で開催される。
北日本新聞文化賞とは
北日本新聞文化賞と文化功労賞は,1948年に創設された。
その後、地域社会賞や芸術・スポーツ選奨、優良警察官夫妻賞、優良消防署員・団体賞といったように、分野を広げて表彰するようになった。
受賞者は、北日本新聞社の選考委員会の審議によって決まる。
文化賞や文化功労賞ってのは分かるが、警察官や消防署員も表彰しているのが独特。
しかも、なんで「警察官夫妻」なんやろ?かなり限定されるきがするけど…w どんな経緯で夫妻の表彰になったんか気になる…。
北日本新聞文化賞等受賞者・団体一覧
受賞者は次の通りだ。
文化賞
藤子 不二雄A氏
漫画家
(東京都、氷見出身)
県婦人会
会長 岩田 繁子氏
(事務局、富山市湊入船町)
文化功労賞
能作 克治氏
能作 社長
(高岡市木津)
県民生委員
児童委員協議会
会長 得能 金一氏
(事務局、富山市安住町)
文化特別賞
故 笹島 信義氏
笹島建設会長
(東京都、入善町出身)
地域社会賞
瀧 邦彦氏
医師、富山南署警察医
(富山市下大久保、大沢野)
廣瀬 玲子氏
名誉保護司、富山刑務所篤志面接委員協議会長
(富山市星井町)
岩瀬まだら保存会
名誉会長 花柳 松香氏
会長 大嶋 務氏
(事務局、富山市東岩瀬町)
戸出御旅屋の門保存会
会長 長井 進氏
(事務局、高岡市戸出町)
NPO法人米蔵の会
理事長 慶野 達二氏
(事務局、魚津市天神野新)
大家庄田植唄保存会こども教室
会長 川上 美知子氏
(事務局、朝日町不動堂)
越中源氏太鼓保存会
会長 焼田 和伊氏
(事務局、小矢部市下後亟)
井波木遣りの会
会長 高桑 崇氏
(事務局、南砺市井波)
芸術選奨
吉本 浩二氏
漫画家
(埼玉県、黒部市出身)
岡村 美南氏
劇団四季俳優
(神奈川県、射水市出身)
スポーツ優秀賞
園田 啓悟選手
嘉村 健士選手
バトミントンペア・トナミ運輸
(高岡市庄和町)
スポーツ選奨
徳川 愛実選手
ソフトテニス・ヨネックス
(東京都、南砺市出身)
向 翔一郎選手
柔道・日本大
(東京都、高岡市出身)
浦田 樹里選手
中田 舞絢選手
カヌーペア・水橋高校
(富山市水橋中村)
スポーツ功労賞
田中 寿美子氏
富山マスターズ陸上競技連盟副会長
(富山市上二杉、大沢野)
高岡市相撲連盟
会長 山本 徹氏
(事務局、高岡市泉が丘)
優秀警察官夫妻賞
中川 秀樹氏
のぞみ氏
上市署岩峅駐在所巡査部長
(立山町岩峅寺)
優秀消防署・団員賞
布目 昌平氏
射水市新湊消防署長
(射水市中央町、新湊)
金谷 昇氏<br /> 富山市消防団副団長、水橋方面団長
(富山市水橋舘町)
個人的に気になった人
北日本新聞文化賞などの受賞者の中で、個人的にちょっと気になった部分をちょっとだけ掘り下げてみる。
藤子不二雄A氏
あの「ドラえもん」を創り出した藤子不二雄の一人。
「忍者ハットリくん」や「笑ゥせぇるすまん」なども生み出した人物。
氷見には、「氷見市潮風ギャラリー藤子不二雄Aアートコレクション」がある。高岡市には、「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」がある。
能作の社長、能作克治氏
以前数回話を聞かせてもらって、考え方も面白いし、すごい人だなぁと思った。最近できた能作の新社屋も、産業観光の拠点として、「一企業がここまで出来るんか」と驚かされるレベル。
行ったことがない人はぜひ行ってみて欲しい。
故 笹島 信義氏
「笹島建設てなんじゃ?」と思っていたら、あの黒部ダムの関電トンネルの掘削工事に携わった会社らしい。
最近ブラタモリでも取り上げられたが、黒部ダム(黒四ダム)の工事の大変さは半端じゃなかったようだ。
漫画家 吉本浩二氏
初めて知った漫画家。
2012年このマンガがすごい!オトコ編1位に選ばれた「ブラックジャック創作秘話」などを描いた漫画家らしい。
綿密な取材に基づく「ドキュメンタリー漫画」というジャンルを確立させた人物のようだ。今後ちょっとチェックしてみよう。
まとめ
北日本新聞文化賞などの受賞者や団体。
全部知っていただろうか?富山のことでも知らないことって一杯ある…。
これをキッカケに、富山のことに興味を持つ人間がちょっとでも増えればいいなぁ。