富山県では県内各地でよく食べられる涅槃団子(地域によってはお釈迦団子など)。
我が家ではいつも祖父母、もしくは叔母ちゃんから貰っているのだが、自分でも作りたくなったので作り方を教えてもらった。


涅槃団子・お釈迦団子の作り方についてまとめてみた!
涅槃団子作り|実践して分かったこと
実際に自分の手で涅槃団子作りをしてみると次のようなことが分かった。
- 思ったよりも簡単に作れる
- 作りたてのつまみ食いが美味い
- 普段はしない会話が生まれる
結構複雑なのかなと思ったけど、材料や道具もシンプル(次の項目で説明)。

でも、一番感じたのは一緒に作る人達との会話が生まれるということ。
叔母ちゃん、親戚のおばちゃんと娘と一緒に作ったんだけど、結構盛り上がった!
年に一回涅槃団子を一緒に作って色々と話をするのも悪くない。こういうのも文化の継承の良さなのかもしれない。

涅槃団子作り|用意するもの
涅槃団子作りに必要な道具と材料は次のとおり。
道具
- こねるための器
- こねた涅槃団子を置いておく容器
- さいばしor割り箸数本
- ヤカン
- 蒸し器
器類は作る量によって大きさが変わるけど、少量なら大きめのボールでOK。


材料
- 米粉
- お湯
- 食紅
米粉の量は、作る涅槃団子の量に比例する。

食紅はスーパーでも買える。米粉はあんまり見たことがないけど、おばちゃんは馴染みの豆屋で買っていた。

涅槃団子作り|手順
涅槃団子の作り方の大まかな手順は次のとおり。

- 器に米粉を入れる(食紅投入)
- お湯を入れて混ぜる&こねる
- ちぎって丸める
- 蒸す
- 冷やす&乾かす
- 完了
手順にそって順番に説明していく。
器に米粉を入れる(食紅投入)
まずは器(ボール)に米粉を投入!

1kgの米粉で作ったので大きめの鍋を利用。
鍋がグラグラ動くので、一人押さえる役がいるとコネやすいはず!

お湯を入れて混ぜる&こねる
米粉を入れたら、次は沸かしておいた熱湯を回し入れる。

熱湯がめちゃくちゃ熱いから、最初は菜箸や束ねた割り箸で混ぜると火傷しなくて便利。
お湯を入れてすぐの状態。ボロボロとしていて全くまとまりはない。

お湯をちょい足ししつつ混ぜていると、米粉がまとまってくる。

周りの米粉を巻き込みつつ、一つの塊になるようにひたすらこねる!
米粉の量が多いと意外と力が必要。


割と水分が多めでも蒸したあとはイイ感じに仕上がる。
ここまできたら、次はちぎって丸めよう!
ちぎって丸める
米粉の塊を適当な大きさにちぎって丸めていく!



この作業を一人でやってたことを考えると感謝しかない...
丸めた涅槃団子は、ザルなどの入れ物に入れておこう!

ココに注意
米粉の塊が乾いてしまう前に丸める必要があるのでスピードが必要。一人で作業する場合は乾かないようにラップなどをかけておいた方がいいかも!
蒸す
お釈迦団子がまるまったら、次は蒸す作業。
ナプキンに包んで蒸し器にセット!
量にもよるけど蒸し時間の目安は大体30分。

蒸しあがったらとりあえずザルのような容器に移す。
食紅で色をつけた涅槃団子は、蒸すと色が一層映える!

人生初の
蒸したて涅槃団子!焼かなくても食べれるの楽でいい。つまみ食いが止まらない説w#涅槃団子 #蒸したて #初挑戦 pic.twitter.com/0YPvNTP48O
— ゆうへい@富山暮らし 田舎×副業×アニメ (@toyamagurashi) February 16, 2020
蒸しあがった涅槃団子は、バラバラにして乾かそう!

結構場所が必要なので、テーブルなどにビニールを広げて乾かすのがオススメ!


オヤツとしてもアリかも♪
完了
乾いて涅槃団子同士がくっつかなくなったら完成!

まとめ
涅槃団子・お釈迦団子の作り方についてまとめてみた!


地域などによっては砂糖などをつけて食べる場合もあるらしいので、そこも文化の違いがあって面白い☆


米粉もそんなに高くないし、必要な材料も多くないので誰かと一緒に作ってみるのはオススメ☆
いつも何気なく貰っている涅槃団子だけど、大量に作るのは結構大変なので感謝の気持ちを持って貰おう!