立山山麓スキー場のエリアの1つ、らいちょうバレースキー場。
ゴンドラがあり、快適に山頂まで運んでくれる。僕もよく滑りに行く。
ただ今年は、少し不便になりそうなのだ。
らいちょうバレー
らいちょうバレーは、極楽坂、あわすのと合わせて、立山山麓スキー場の1えエリアだ。
極楽坂とは2つの連絡路でつながっており、スキーやスノーボードを着用したまま行き来することができる。
リフト券も、基本的には立山山麓スキー場共通券となっているので、らいちょう、極楽坂、あわすの、の3つのスキー場ならリフト券を買い換える必要なく滑ることができる。
らいちょうバレーは、ゴンドラリフトがある。スキーやスノボを外す必要があるが、雪や風を完全に遮断した状態で一気に山頂まで行けるのが嬉しい。
稼働リフトが2本
新聞やニュースでも少し取り上げられたりしたが、地主との関係で今年は、基本的にリフトが2本しか稼働しない。(大会などがあるときは、数本増えるようだ)
「ゴンドラが動かない」と言った噂も耳にしたが、確認したところゴンドラは動くようだ。
ただ問題なのは、稼働するリフトがゴンドラリフトと、第5ペアリフトの2本なことだ。
第5ペアリフトは、らいちょうバレーの中腹から上へ向かうリフトだ。つまりスキー場の下から乗れるリフトが、ゴンドラリフトのみなのだ。
スキー初心者や子供は、スキーゲレンデの下の方の比較的緩やかなところで滑ることが多いと思う。だが、今年のらいちょうバレーではそれができないのだ。
とりあえずゴンドラリフトで山頂に行くか、自らの足で登るという選択肢しかない。
これは初心者には厳しい条件だ。
キッズパークが有料
らいちょうバレーには、キッズパークが用意されている。サンキッドと呼ばれるベルトコンベヤーが登坂をサポートしてくれ、ソリやタイヤチューブなどを楽しむことができる。
ただ3歳以上の入場料が700円かかる。500円の食事付きチケットは1000円で購入できるので、少しお得なのだがどうしても多少のお金がかかってしまう。
サンキッドがある分費用がかかるのは分かるが、お隣の極楽坂のキッズパークは、無料なのでそれと比較してしまうとなかなか利用しづらい。
まとめ
家族でスキーを楽しむときに、子供がまだ上級コースへ行けるほど上手くない場合、らいちょうバレーは選択から外れてしまう。
ゴンドラリフトで頂上へ行く選択肢しかないのは、家族連れや初心者にとってはやはり厳しい。
だが逆に上級者にとっては、人が減った分思う存分滑ることができる。
スキー場の維持費が高いというのは何度も聞くが、富山県民として、富山の冬のイベントの一つとしてしっかりと運営されていってほしい。
そのために皆さんどしどし冬山に出かけましょう☆