こんな疑問を解消します!
新型コロナの影響でテレワークや在宅勤務などが増え、働き方も少しずつ変わってきました。
富山駅南口徒歩3分ほどの距離にオープンしたコワーキングスペース「スケッチラボ」は、富山県在住者にとっても富山出張者にとっても気になるのではないでしょうか?
担当の方に話を聞きながらスケッチラボ内の写真も撮ってきたので、リアルな情報です。
富山駅徒歩3分のコワーキングスペース「スケッチラボ」についてまとめてみました!
関連記事
スケッチラボとは?
Sketch LabのHPには「共創のためのオープンイノベーション施設、コワーキングスペースとしても利用できます」と説明されています。
一緒になって課題やテーマを作り出し解決していくこと
自分だけ、自社だけでなく、他の企業や組織などと協力して技術革新していくこと
ざっくりいうと、自分だけじゃ無理だからみんなで一緒になって富山を良くしていこうよ!ってことかと。
富山市の担当者と話していてもすごく感じたのですが、役所も市民や企業のリアルな意見を求めています。
人口減少の時代、今までのようなトップダウンでは成り立たないということをしっかりと意識していることが分かりました。
つまりスケッチラボは、コワーキングスペースとしても利用しつつ、産学官民一緒になって富山の未来について具体的に取り組んでいこうって場所です。
アクセス&営業時間
スケッチラボの場所や営業時間について紹介します。
Sketch Labがあるのは、富山駅前のCiCビル3階。富山駅から徒歩3分ほどの距離で、しかも濡れずに来られるので立地的にかなり便利です。
引用:Sketch Lab
一般的なコワーキングスペースとは異なり土日祝日が休みなので、営業時間や定休日には気をつけてください。
駐車場
電車や自転車で行く場合はいいですが、車社会の富山県民なら駐車場が気になりますよね?
CiCビルのすぐ裏にある「富山市営桜町駐車場」のみ利用可能な駐車チケットなので、間違って違う駐車場に停めないように注意しましょう!
富山市営桜町駐車場
基本料金330円
加算料金
8:00~23:00→110円/30分
23:00~8:00→110円/1時間
利用料金
スケッチラボの利用料金は、次のとおりです。
個人会員と法人会員に分かれ、その中でさらに一般会員とアクティブ会員に分かれます。
個人 | 法人 | |||
---|---|---|---|---|
一般会員 | アクティブ会員 | 一般会員 | アクティブ会員 | |
月会費(税込) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 12,000 ~24,000円 |
利用人数 | 本人のみ | 2名 (同伴者含む) ※人数分の登録が必要 |
4~8名 (同伴者含む) ※人数分の登録が必要 |
|
利用時間(月) | 25時間 | 制限なし | 50時間/人 | 制限なし |
利用方法 | QRコード | |||
イベント主催 | 不可(内容によって相談) | 可能 | ||
駐車場 (富山市営桜町駐車場) |
チケット発行 (1時間×1枚) |
チケット発行 (2時間×2枚) |
チケット発行 (2時間×4~8枚) |
|
その他 | アクティブ会員には、限定イベントや優先予約の特典あり |
法人の場合は同伴者も利用可能。ちょっとした打ち合わせや作業がJR富山駅徒歩3分の場所で出来るのは、メリットありますよね?
利用の流れ
スケッチラボの利用の流れは次のとおりです。
- 会員登録
- 受付でQRコード提示
- コロナ対策の消毒
- 利用開始
会員登録は、スケッチラボに行く前に済ませておくとスムーズです。
QRコードで受付をすると、月の利用制限がある会員は残り時間が表示されるので、今後の利用の目安にしましょう!
スケッチラボの公式HPでは、現在の空き状況が分かります。コロナ禍の今はありがたいサービスです。
運営の想い
スケッチラボは民間だけでなく富山市が入っていることが、普通のコワーキングスペースとは違う点です。
ただ黙々と作業をするだけの場ではなく、交流をメインにとの想いが前提にあるため個室が1つしかありません。
担当者との話の中でも「地域課題の解決」「オープンイノベーション」「共創」のワードが何回も出てきました。
オープンスペースで顔が見えているだけで様々な出会いが生まれます。
ここに来る人は起業家精神や独立精神、何かしたい人が多いので、面白い出会いがありそうだと実感しました。
スケッチラボ|施設スペース&機材設備
スケッチラボの施設は、主に次の4つです。
- フリーアドレススペース
- 集中スペース
- 動画撮影スタジオ
- 情報交換ウォール
コワーキングスペースとしてだけではなく、交流が目標の施設なので個室はほとんどなく全てがつながっているのが特徴です。
施設全体については、次の写真を見ると分かりやすいかと思います。
引用:Sketch Lab
それでは、それぞれのスペースについて写真付きで紹介していきます。
フリーアドレススペース
フリーアドレススペースは、一番広いエリアです。
作業をしたり、人と話したり、イベントが開催されたりと、利用する機会が多いエリアになると思います。
自由に動かせる机、椅子、ホワイトボードなどのほか、次のような機材も空いていれば無料で利用可能です。
- WEB会議用機器
(モニター・マイク一体型カメラ) - ホワイトボードパーテーション
- タッチパネルディスプレイ(65インチ)
- サブディスプレイ(24インチ)
- 一眼レフカメラ
スケッチラボのフリースペースで利用できる椅子の中には、独特な形をしたものがあります。
そのまま座ってもいいですが、またぐように座ると背もたれの平面にノートPCなどを置いて作業することも可能です。
ホワイトボードもそこまで大きなものではなく、移動可能です。
パーテーションとしても利用できるので、机や椅子の配置と合わせて自由に空間を作れます。
24インチと65インチのディスプレイも機材として置いてあります。
PCと繋げて利用したり、打ち合わせや企画で映像を写したりなど様々な場面で役に立つはずです。
PC作業に絶対的に必要な電源は、床にあります。
写真のように引き出して自由に利用しましょう!
スケッチラボ内の所々に置いてある空気清浄機。
あまり目立たないですが、こういった根本的な快適さの部分を意識されているのはありがたいです。
集中スペース
集中スペースは、このような形で仕切られているので作業に集中できます。
またフリーアドレススペースと違い、ここにいることで話しかけたらダメな空気が出るのもポイントです。
- 電源
- スタンドライト
- サブディスプレイ
全ての席ではないですが、サブディスプレイも3台ほどありますので空いていれば快適に作業ができます。
動画撮影スタジオ
スケッチラボには、動画撮影スタジオもあります。
照明やマイク、一眼レフカメラのほか、グリーンバックも無料で利用可能です。
- 一眼レフカメラ
- マイク
- 照明
- キャプチャーボード
WEB会議や打ち合わせなどにも利用できますが、一部屋しかないので満室のこともあります。頭に入れておきましょう!
利用には集中スペースと同様、会員ページから予約が必要です。
情報交換ウォール
スケッチラボの端の方には、情報交換ウォール(黒板)があります。
会員同士の情報交換や交流のツールとして上手く活用しましょう!
スケッチラボ|メリット&デメリット
様々な出会いの場であり、コワーキングスペースでもあるスケッチラボ。
実際に行ってみて感じたメリットとデメリットをまとめてみました。
スケッチラボは交流をメインの目的としてるので、利用目的によって満足度は分かれるかもしれません。
メリット
- 月2,000円から利用可能
- 備品や機材を無料で利用可能
- 指定駐車場が1時間無料
- イベントなどに参加可能
- 様々な繋がりができる
- 飲食店が周りに沢山ある
- 富山駅から徒歩3分、濡れずに来れる
デメリット
- 個室が1つしかない
- 交流がメインなので周りで話す人が多い
- 土日祝日に使えない
- シェアオフィスとしての機能がない
- プリンタは1日10枚しか使えない
- 長時間滞在の場合、駐車代がかかる
スケッチラボ|Q&A
スケッチラボについて疑問に思っていたことを聞いてきました。
利用を検討している人の不安解消につながれば嬉しいです。
備品レンタルにお金はかかる?
スケッチラボには、様々な機材や備品があります。
普通のコワーキングスペースの場合は有料のことが多いですが、スケッチラボは全て無料です。
フリードリンクはある?
コロナ禍の現在、フリードリンクの設置はありません。
新型コロナウイルスの収束具合によって、今後設置する可能性もあります。
アクティブ会員とは?
アクティブ会員は、一般会員よりも高い会費が必要です。
その代わりアクティブ会員だけの特典として、アクティブ会員限定イベントへの参加や通常イベントへの優先予約などがあります。
スケッチラボ|周辺の駐車場
スケッチラボを利用する場合は、すぐ近くの富山市営桜町駐車場の利用であれば毎回1時間無料サービスを受けられます。
ただし長時間利用する場合は、定額制の駐車場の方が安くなる可能性もあります。
富山駅前エリアの駐車場のまとめ記事をピックアップしたので、参考にしてください。
まとめ
富山駅前徒歩3分のコワーキングスペース「スケッチラボ」についてまとめてみました!
富山の中心地にあるからこそ、様々なエネルギーをもった人が集まる場所になりそうでワクワクしますね。
富山の未来について活動を起こしたい人、起業などビジネスに興味がある人、面白い人との繋がりがほしい人、ぜひ一度足を運んでみてください。
▶︎スケッチラボ