本数限定販売の玉旭酒造の日本酒「富富富」。味や原材料、色や購入できる店舗などがバッチリ分かる!
富山のブランド米「富富富(ふふふ)」を使ったお酒が発売されると聞いては、日本酒好きとしては呑まずにはいられないw
富富富の日本酒を作ったのは、「おわら風の盆」で有名な越中八尾の蔵「玉旭酒造」。
「おわら娘」などの日本酒を作っている酒蔵だが、正直言って今までほとんど呑んだことがなかった…
でも、「富富富」を呑んで、その独特の味にちょっとハマったしまったw
玉旭酒造の日本酒「富富富(ふふふ)」の味や色、どこで買えるかなどをまとめてみた!酒好きの参考になれば嬉しい☆
日本酒「富富富(ふふふ)」とは?
玉旭酒造が発売した日本酒「富富富」は、一般的な日本酒とは違う「酒母搾り純米生原酒」だ。
本来日本酒は、蒸した米・麹・水で酵母を培養した酒母(しゅぼ)を作り、そこにさらに蒸した米・麹・水を加えて量を増やした酛(もと)を作ってから搾る。
しかし、この玉旭の日本酒「富富富」は、酒母の状態で搾った日本酒。
純米生原酒(じゅんまいなまげんしゅ)というのは、醸造アルコールを使わず米と水だけでできた日本酒。加水(かすい)という水での調整を行わずそのままの状態。最後の火入れ(ひいれ)を行なっていないので酵母が活きたままのナマの状態だということ。
日本酒 ふふふ 富富富|ラベル
玉旭酒造の日本酒「富富富」のラベルには、富山のブランド米「富富富(ふふふ)」のロゴがそのまま入っている。
変にいじったラベルにするよりも、この方が「富富富」で作ったお酒だってことが一目で分かってよい!
日本酒 ふふふ 富富富|価格や原材料など
原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) 富富富100%使用 |
---|---|
精米歩合 | 91% |
アルコール分 | 12度 |
日本酒度 | -36% |
酸度 | 6.0前後 |
内容量 | 720ml |
価格 | 2000円(税別) |
販売時期 | 限定 |
玉旭酒造の日本酒「富富富」は、全て富山のブランド米を使って作られている!
精米歩合は91%とかなり高いが、これは富富富の味をできる限り残したいという意図があるんだろうなぁと勝手に想像してる。
精米歩合(せいまいぶあい)
米がどれだけ削られているかを表す数値。小さい方が雑味がなくスッキリした味になるとされる。大吟醸などは50%以下の数値にしないといけないという決まりもある。
アルコール分は12度。
一般的な日本酒のアルコール度数は15度前後なので、アルコール度数は弱め。
甘口・辛口の基準となる日本酒度は「-36%」…。
酵母が糖分を食べてアルコールに分解していくのだが、まだまだ糖分が残った状態ってことやな☆ だからアルコール分も低め!
酸度は6.0前後…
コレも日本酒の常識の範囲内を超えた数値w
日本酒 ふふふ 富富富|呑んでみた
日本酒「富富富」とお猪口、刺身のセットは超贅沢☆
日本酒「富富富」の色味と透明度
蛇の目お猪口に、日本酒「富富富」を入れてみた。
ほんのちょっとの濁りと、黄色がかった色がついているのが分かる。
斜めから見ると、ほぼ透明な印象。
獺祭(だっさい)と比較
僕がかなり好きな日本酒「獺祭(だっさい)」があったので、比べてみた!
このように比較すると、日本酒「富富富(ふふふ)」がかなり黄色っぽいのがよく分かる。
ちなみにこの獺祭は山口県のお酒で、アルコール分が16%、精米歩合48%で、全国的にもかなり有名で女性でも呑めるスッキリした甘めの日本酒♪
日本酒「富富富」の味と感想
人生で初めて日本酒「富富富」を一口呑んだときの反応は…
え!?…
めっちゃめちゃ酸っぱかったw
「水だと思って触ったらお湯だった」みたいな感じで、完全に無防備なところを殴られたような感じw
日本酒と思って呑んだら白ワインだったみたいな感じかな…。
人間って全く未知のモノを食べるとこんな感じなんかな? 拒絶→許容→ハマるみたいな流れ。
酸っぱめな白ワインをイメージしてもらうと近い。今回のツマミはアオリイカの刺身だったんだけど、美味しく食べられた。
なんとなくの印象だが、肉とかだと合わないと思う。カルパッチョとかはいい感じなんじゃないかな?
玉旭酒造「富富富」|買えるお店
玉旭酒造のインスタグラムによると、日本酒「富富富(ふふふ)」が購入できるお店は次の25店舗。
ココに注意
本数限定販売なので、いつも買えるわけではない
僕が日本酒「富富富」を購入したのは、富山駅北徒歩6~7分のリカーポケットみずはた。この店は定価で売ってるし、富山駅から徒歩で行けるから出張や観光で来て、珍しいお酒を買いたいって人にもオススメ☆
- みずの酒店(富山市下奥井)
- 富山空港国内線売店
- 蔵の香(とやマルシェ)
- D&Department(県民会館)
- リカーポケットみずはた(富山駅北)
- 大和
- リカーショップよしだ(アピア)
- 酒商 田尻本店(岩瀬町)
- 石川酒店(富山市北新町)
- 石坂善商店(中央通り)
- あらせ酒販本店(大沢野町)
- 立山酒店
- まるまん酒店(滑川町エール)
- いけじりの酒店(黒部市)
- 田辺酒店(富山市丸の内)
- 富岡屋(クルン高岡)
- 車酒販(高岡駅南)
- ESPOAなかやす(高岡駅南)
- PEPEすぎもとや(富山市向川原町)
- 寺島酒店(富山市緑町)
- ESPOAおおさき(魚津駅前)
- 長岡酒店(魚津市三田)
- 水口酒店(富山市水橋)
- 吉乃井酒店(八尾町井田)
- 玉生酒分店(八尾町東町)
酒のツマミ
今回の酒の肴は、祖父母や親戚がいる射水市の新湊漁港で獲れた「あおりいかの刺身」。
この新鮮さとクオリティで398円なのは、富山県ならではなんだろうなぁ。
個人的にはスーパーで十分だけど、近所の魚屋の刺身は高いけどもっと美味い☆
まとめ
越中八尾の酒蔵「玉旭酒造」が販売した富山のブランド米「富富富(ふふふ)」100%使用の日本酒「富富富」についてまとめてみた。
この日本酒は、富山の辛口の「ザ・日本酒」が苦手な人でも美味しく呑める可能性を秘めている☆
白ワイン好きの女性が「美味しー」って言って呑んでる姿が頭に浮かぶのだが、実際のところはどうなんだろう?
辛口の日本酒はダメだけど、「これなら呑んでみようかしら?」って方、挑戦してみてください!w