- 滑川のほたるいか海上観光っておもしろいの?
- 予約方法や当日の流れは?
- ツアー中止のときの代替プランは?
富山で有名なホタルイカ。その神秘的な光を一度は見ておきたい!
そんなあなたのためにあるのが「ホタルイカ海上観光」です。船に乗ってホタルイカ漁を見学し、同時にホタルイカの神秘的な光を見ることができる人気の観光ツアー。
実際に「ホタルイカ海上観光」に申し込んで、体験して分かったことなどをまとめてみました!
滑川のほたるいか海上観光は、欠航率が50%ほどの幻の観光船ですw
滑川ほたるいか海上観光船とは?
写真提供:(公社)とやま観光推進機構
富山県滑川市の「ほたるいか海上観光」は、神秘的な光を放つ早朝のほたるいか漁を観光船に乗って見学できる人気の観光ツアー。
写真提供:(公社)とやま観光推進機構
漁の最中にホタルイカの発光が見やすいようにライトを消したりしてくれる。
ほたるいか海上観光の開催期間
2022年4月1日(金)~5月8日(月)
ココに注意
早朝2時頃の開催なので、日にちが分かりづらいので注意が必要!例えば3/21開催というのは、3/21の2:30開催の観光ツアー。実際の開催日時で予約などを受けつけているので開催日時を間違えないように!!
ほたるいか海上観光のスケジュール
以前は開催期間の前半と後半によって集合時間などが変わっていたのですが、今年は下記のとおりです。
集合時間:2:00
乗船時間:2:30~4:00(予定)
ほたるいか海上観光の観覧料金
支払いは当日の現金払い。
観覧料金 | |
---|---|
大人 | 5,000円 |
小・中学生 | 3,000円 |
ココに注意
未就学児は安全のため乗船できない
ほたるいか海上観光の定員
ホタルイカ海上観光船の定員も開催日時によって変わってくる。定員が多い方が予約は取りやすい☆
定員 | 開催日時 |
---|---|
60名 | 4月1日(金)~28日(木) |
30名 | 4月29日(金祝)~5月6日(金) |
ほたるいか海上観光の集合場所
ほたるいか海上観光の集合場所は、ほたるいかミュージアムの売店。
これが集合場所の入り口。「観光船乗船受付」の看板を目印に、時間に遅れないように集合しよう!
ココに注意
集合時間の約15分前から売店内で待機することが可能☆早く来すぎても売店に入れない可能性があるので要注意!
ほたるいか海上観光の予約方法
2023年4月1日(土)~5月7日(日)
ほたるいか海上観光の予約は、WEBか電話から。
予約承認・確定メールを受け取った時点で確定します。予約してからメール受け取りまでは多少時間がかかるので早めに予約しておきましょう!
【乗船券のみ予約する場合】
・ほたるいか海上観光HP
・WAVE滑川海上観光専用ダイヤル(076-475-0100)
※電話予約は3月2日まで使用できません
【滑川市内に宿泊する場合】
・海老源(076-475-5656)
・海老よし(076-475-0356)
・スカイホテル滑川(076-475-8833)
・ツアーズジャパン(076-476-0161)
・ほたるいか海上観光HP[1/14~2/14]
ほたるいか海上観光当日の流れ
ホタルイカ海上観光の当日の流れは次のとおりです。事前に簡単に頭に入れておくと、当日スムーズに行動できます。
step
1(2:30頃)受付
- ID番号or予約完了票を提示→現金で支払い→乗船券をもらう
- ライフジャケットを受け取り着用
- 記念写真を撮影
step
2(2:50頃)注意事項を確認し、観光船まで移動
- 係員から乗船にあたっての注意事項説明
- ほたるいかミュージアムから観光船のある漁港までみんなで移動
- 乗船券を提示し、ホタルイカ観光船に乗船
step
3(3:00頃)ホタルイカ定置網まで移動、漁を見学
- ホタルイカ漁に向かう漁船とともに、滑川漁港を出発
- 定置網に到着後、漁の様子を見学
- 照明を消してホタルイカの発光を鑑賞
step
4(3:45頃)2つ目の定置網に行けるか判断
- 波や風などの状況を判断して、別のホタルイカ定置網へ行けるか決定。無理なら漁港へ。
step
5(4:30頃)帰港
- 滑川漁港に帰港。ほたるいかミュージアムに戻り、ライフジャケットなどを変換して解散
ほたるいか海上観光ツアー中止欠航
ホタルイカ海上観光は、船に乗って海へ出る観光ツアーなので自然条件の影響をモロに受ける。
当日の天候や波などの気象状況によっては、中止欠航になることも十分ありうる!!
実際に2019年の第1発目3/21(木祝)のホタルイカ海上観光は、中止となった…。
いつの段階で中止欠航が決まるの?
ホタルイカ海上観光の中止欠航の判断は、出港時間の直前に決定される。
基本的に当日朝の波や風の状況によって決まるので、直前にならないと分からない…。予約した場合は、とりあえず集合場所に時間通りに行く必要がある!
台風などのように事前に悪天候が予想される場合は、事前に中止の連絡が入ることもあるらしい。
欠航で中止となった場合はどうなるの?
ホタルイカ海上観光が中止になったら、次のような対応が取られる。
- 観覧料金の返金
- 代替ツアー(無料)
全額返金された後、そのあとの代替ツアーに参加するかどうかは自由。
僕が行った日は返金の手続きや、代替ツアーの準備などで結構時間が経った。見た感じ数組の参加者は、そのまま帰宅したようす。
ココに注意
ほたるいか海上観光は、全日程完全予約制。気候状況などで中止になった場合でも、別日への振替措置などはない!
ほたるいか海上観光中止の代替ツアー
ホタルイカ海上観光が中止の場合は、基本的に次の代替ツアーが行われる。
- ホタルイカの発光ショー(無料)
- ホタルイカを触ってみる体験(無料)
- ホタルイカ漁の水揚げ見学(無料)
全て無料のツアーで、参加するかどうかは自由に選択できる。
ほたるいか海上観光の実際の様子
ほたるいか海上観光の受付がある「富山県滑川市ほたるいかミュージアムの売店」に2:20頃に向かった。
受付〜待ち時間
施設の中にはライフジャケットを着用したほたるいかツアーの参加者が多数。
中に入って受付を済ませるとライフジャケットが手渡される。
ライフジャケットには滑川市のゆるキャラ「キラリン」の文字が!!w
ほたるいか海上観光の集合場所「ほたるいかミュージアムの売店」は、当然の事ながら閉店している。
中止欠航のお知らせ
最初は受付してたのに、途中で「本日中止欠航」のアナウンスが…。
全額返金の知らせや、この後の代替ツアー(ホタルイカ発光ショーや水揚げ見学)についての説明が行われた。
みんなライフジャケットを脱いで、ホタルイカ発光ショーの準備が整うまでゆったりと過ごす。
2:30前に中止が発表されて、ホタルイカ発光ショーの会場に案内されたのは3:00前。
30分くらいの待ち時間…
ほたるいか海上観光の記念写真フォトブースで写真など撮って暇つぶし☆
ホタルイカの発光ショー(無料)
時間になったので、スタッフに案内されて「ほたるいかミュージアム」へ!
日中も営業している「ほたるいかミュージアム」のほたるいか発光ショー!
中はこんな感じのシアタールームになっていて、スクリーンの前には生きているホタルイカが入っている水槽がある。
まずはホタルイカについてのムービー鑑賞から。
半円形の小さいプールの中にホタルイカが泳いでいる。
プールにはホタルイカ漁と同様の網が。この網を手で引き上げることによって、刺激を受けたホタルイカが一斉に発光する!
ココに注意
フラッシュなどをたいた撮影は禁止!ホタルイカより明るい光があると、発光が見えなくなる。
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真っ暗な中で見るホタルイカの発光は本当に幻想的☆
これだけ大量のホタルイカの発光を、実際の浜で見るのは相当大変なのでここで確実に見られるのはありがたい!
実際に自分で富山湾にすくいに行きたい人は、下記記事を参考にどうぞ。
▶︎【ホタルイカ身投げ情報】富山県内オススメの場所、時期や道具など完全まとめ!
ホタルイカを触ってみる体験(無料)
ホタルイカ発光ショーのあとは、実物のホタルイカを触ってみる体験。
小さいカゴの中に数匹のホタルイカが泳いでいるので、それに触ることができる。
水が想像以上に冷たいw
暗いのでスマホで写真は上手く撮りづらい…。でも、こんな感じで2本の腕の先が光っている!
ちなみにホタルイカを手の上に乗せると噛みついてくる。
ボイルしたホタルイカの試食(無料)
ホタルイカの発光ショーから売店に戻ってくると、ボイルしたホタルイカの試食が待っていた。
小さなコップにボイルしたホタルイカが数匹。
からし酢味噌も用意してあるので、至れり尽くせり♪
さっき触ってたホタルイカを食べるって、ちょっと変な感じw
ホタルイカ漁の水揚げ見学(無料)
ホタルイカの発光ショーを見終わって試食が終わったのが3:40。
ホタルイカ漁の水揚げの開始時間は、大体4:30とのこと。
寝落ちしそうだったので、一旦コンビニで食べ物と飲み物の補給☆
でもね…
10分ほどして帰ってきたら、みんなすでにホタルイカの水揚げが見られる滑川漁港に向かった後で誰もおらんかった…w
ホタルイカの水揚げが見学できる滑川漁港へ急行!
ホタルイカ海上観光が中止になったから、どうせなら水揚げ見たいよね☆
漁船が帰ってくると漁師たちの熱気で、漁港が活気づいてくる!
滑川漁港には謎の台が置いてあった。
これは、ホタルイカとそれ以外の魚を仕分ける台。
大体は帰りの漁船内で仕分けてくるんだけど、ホタルイカの定置網は1~2km沖と近いので漁船内だけでは仕分けが終わらない。そのために数ザル分だけはここで仕分けをするそうだ。
一度にみんなは入れなかったので、順番にホタルイカ入札の会場へ。
この日は40ザル弱だったけど、今までの最高は1日に900ザルほどなんだとか…。絶対に建物内に入り切らないレベルw
ちなみにこのザル1杯は50kg。
どれくらいの額で入札されるか聞いたんだけど、日によって1kgで1万円ほどの時もあれば1000円ほどの時もあるんだとか!
担当の人と話してたら、ホタルイカの漁師はこの時期だけで1年分稼げる時もあるらしく、キツイけど若い人も多いんだって。
まとめ
富山県滑川市の「ほたるいか海上観光」についての体験レビューをまとめてみました!
強風と波が荒いため中止欠航になって、実際にはホタルイカ観光船には乗ってないんだけど面白い体験ができました。
自然条件に大きく影響を受けるから、観光客も運営側も大変…
ホタルイカ海上観光のときの発光具合は、その時その時で違います。水中が真っ青になるくらい光ることもあれば、そうでないこともあります。最高のホタルイカの発光を見るために、毎年のように参加するリピーターもいるらしい!
ほたるいか漁での大量のホタルイカの発光を見たい人は、「ほたるいか海上観光」に挑戦してみてください。
浜での「ホタルイカの身投げ」を見たい人は、次の記事を参考にして根気よくチャレンジしてみてね。